2022年4月28日木曜日

金 日銀金融政策決定会合

 おはようございます。

昨日はユーロが対主要通貨で下落。ロシアがポーランドとブルガリアに対してガス供給停止を通告したことで欧州経済の景気後退が懸念され、一部利上げ観測が広まってきていたものも後退しています。ただ通貨安が輸出産業にとってプラス要因となるため欧州株はしっかり。米株式はFOMCを控え小動き。NYダウは前日比61.75ドル高の33301.93ドル、ナスダックは前日比1.810ポイント安の12488.933で直近安値をわずかに更新、S&P500は前日比8.76ポイント高の4183.96。米債券はリスク回避が一服する形となり米長期金利は上昇。2年債利回りは2.591%、10年債利回りは2.826%と高い水準が続いています。

【金標準先物 日足】

27日のNY市場ではNY金6月限は前日比15.4ドル安の1888.7ドルと1900ドルを割り込んでいます。対ユーロでのドル高からドル建て価格には割高感が出ています。FOMCでの金融引き締め観測も今のところ上値を抑制している要因。一方ユーロが通貨安となっている欧州ではユーロ建て金価格はしっかりとした動き。昨年から今年にかけては欧州勢の金買い圧力が米国勢に匹敵するほど強く、ロシア・ウクライナの不安定化は欧州勢の需要拡大につながっています。来週の米FOMC(5/4)がまずは焦点。円建て価格に関しては本日日銀金融政策決定会合での方針発表によって円相場がどう動くか?待ち姿勢。


【白金標準先物 日足】

昨日夕方にドル建て価格が一時急落。ロシアのガス供給停止の通告を受けて欧州経済に対する景気後退懸念から、ユーロが売られ、欧州での自動車触媒需要が総需要の多くを占める白金が売られる展開となっています。国内円建て価格は円相場への依存度が高いとみられ、こちらも日銀発表待ち。

 

 

 

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2022年4月27日水曜日

金 NY6営業日ぶりの反発

 米株式は再び反落。中国経済の先行き不透明感が強まりリスク資産から安全資産へとリスク回避の動きが強まりました。NYダウは前日比809.28ドル安の33240.18ドル、ナスダックは前日比514.109ポイント安の12490.743と直近安値を更新、S&P500は前日比120.92ポイント安の4175.20。米国債は急速なペースでの利上げが景気後退を招くとして逃避買いが進み、米長期金利は低下。米10年国債利回りは一時2.724%まで低下。またロシアがポーランドとブルガリアのガス供給停止を通告。ロシアは支払いをルーブルで要求しており欧州連合(EU)はこの要求を拒否する構え。支払い期日の近いこの2国がまず対象となった模様。今後他の欧州各国の対応がどうなるのか、特に依存度の高いドイツの対応が焦点。

【NY金 日足】


【金標準先物 日足】
NY金6月限は6営業日ぶりの反発。前日比8.1ドル高の1904.1ドル。安値は1896.3ドル(日本時間16:56)、高値は1912.2ドル(22:41)となっています。米長期金利の低下でNY金は反発となりましたが、同時に円高ドル安が127.01円(22:45)まで進み、国内円建て価格は7750円(21:58)まで下落。その後円高が一巡し127.00~50円での推移となると国内円建て価格も7780~7760円程の狭いレンジでの横這い推移となっています。NYでは3/29以来に1900ドルを割り込んだ前日の25日にやや出来高が増え(約25万枚)、総取組高が2月以来の55万台となり、FOMCが控えるなかでポジション縮小による減少の傾向がみられます。ただ米長期金利低下もあり1900ドル以下は下支えされている様子。円建ては円相場次第の動きの様子で明日28日の日銀発表前で様子見気配。

 

【NY白金 日足】


【白金標準先物 日足】
NYは昨年9月、12月の900ドル割れに迫る水準で昨晩のNY白金7月限安値は901.7ドル。円建て価格も3700円割れではチャート上、底割れと見る向きもありますがドル建て価格の水準をみればボトム確認の動きとも見れます。景気減速懸念が足を引っ張る様子ですが、こちらも円相場次第か?ドル円の高止まりが継続となれば下値は限られます。




 

 

 

 

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2022年4月26日火曜日

金 5営業日で420円/gの急落

米株式は週明けに中国でのコロナ感染拡大による上海でのロックダウン継続、北京での一部外出制限がおこなわれたことで中国景気減速が懸念されたことから続落でスタートしました。しかし売り一巡後は金利低下によって売られていたハイテク株に割安感が生まれ買い戻される展開。またイーロンマスク氏によるツイッターの買収が契約締結したことを好感して市場に買い安心感が広がったようです。NYダウは前日比238.06ドル高の34049.46ドル、ナスダックは前日比165.559ポイント高の13004.852、S&P500は前日比24.34ポイント高の4296.12。ドル円相場は今週の日銀金融政策決定会合を控え大きな動きはみられず。

 

【金標準先物 日足】

昨日MACDのデッドクロスや新値足陰転などテクニカル指標でも上昇相場の転換が示され、本日も続落となりました。安値は夜間立ち合い中、円相場が127.50円まで円高に進んだタイミングで7740円(00:44)まで下げ4/20高値8160円から5営業日で420円の下げ幅となりました。NYドル建て価格は6月限で1891.8ドル(21:49)まで売られる場面がありましたが、株式市場もオープニングから徐々に切り上げ、米長期金利の低下をみて買い戻され、1900ドルを回復。本日2023年4月限が発会し7796円でスタート。7764円(10:32)まで売られた後7816円(13:53現在)まで上昇しています。4/20高値からまだ日柄が5営業日と短く調整色はまだ抜けずらいものの、直近高値からの下げ幅は3/9高値7672円から3/16の7226円まで6営業日で446円値下がりした時に匹敵する急落となっています。連休前で積極的な商いが手控えられがちですが、価格的には調整十分となり、日柄を経過しながら徐々に再び回復していくと考えます。28日の日銀の金融政策、5/4米FOMCの内容によっては再度円相場が下支えする展開になってくることを予想しています。


【白金標準先物 日足】

3月以降の下値レベル3700円まで再び舞い戻ってきました。中国経済の景況感悪化によって自動車触媒需要が落ちむ見通しから急落したものとみられますが、3700円以下では3月以降切り返していることもあり3700円は買い安心感があるように捉えています。とりあえずはまた4000~3700円レンジの動きとなりそう…。

 

 

 

 

 

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