2020年11月18日水曜日

金 パウエルFRB議長『バランスシート正常化時期尚早』

 おはようございます。

米株式は3日ぶりの反落。コロナワクチン開発期待は一巡し感染拡大懸念が上値を重くした展開。発表された米小売売上高も予想を下回り長期金利低下、ドル安につながった様子。NYダウは前日比167.09ドル安の29783.35ドル。ナスダックは24.79ポイント安の11899.34。2週にわたってコロナワクチン開発の高い有効性が示されていますが、今週はさらにファイザー社ワクチンの安全性についての調査結果が発表される予定。朝方の米パウエルFRB議長の講演では『バランスシート正常化は時期尚早』と緩和策維持を強調。しかしながら12月FOMCの政策変更については示唆する内容はなかったようです。

 

【NY金 日足】

欧州株が売り優勢の展開からNY株も時間外で軟調地合い。ドル安、長期金利低下となりドル建て金価格は堅調な動きでNY時間序盤に1892.7ドル(22:50)まで値を伸ばしましたが前日高値(1898.0ドル)は届かず。ワクチン開発報道による「金」長期保有 の安心感が後退しており再び軟調な動きで1876.3ドル(5:47)が安値。株価が回復すると同時にドル高となったことも上値を抑えたようです。SPDR金ETF残高は前日比5.25トンの減少で1234.32トン。著名投資家バフェット氏も4-6月期に購入していた金鉱株を7-9月期に約4割保有を減らしていたことが伝えられています。FRB要人発言ではアトランタ連銀ボスティック総裁はFRBの債券買い増しの必要性に言及、パウエルFRB議長はバランスシート正常化は時期尚早としていますが、市場は反応薄。


【金標準先物 日足】

今朝は夜間立ち合い6330円(22:37)を下回る水準6319円から日中取引がスタート。円高ドル安の動きもあり6300円を割り込み一時6291円まで下げる場面もありながら6300円を挟んだ動きとなっています。これまでの下支えラインではありますが、チャート上は直近安値6245円(10/30)が意識されてきている流れとみます。ファイザー社ワクチンの安全性に関する調査結果で市場がどう反応するか?反転あるいは続落のきっかけはこのワクチンについての報道いかんか?

 

 

 

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