2026年5月22日金曜日

金 株価上昇の背景にインフレによる貨幣価値の低下

21日の米株式は原油価格の下落を好感して2日続伸。NYダウが前日比276.31ドル高の50285.66ドル、ナスダックが前日比22.738ポイント高の26293.097、S&P500は前日比12.75ポイント高の7445.72。 イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が同国の濃縮ウランを国外に搬出してはならないとの指示を出したとの報道を受けて、一時WTI原油価格は100ドルを超え102.66ドルまで上昇する場面がありましたが、その後パキスタンの仲介により米国とイランが和平案創案で合意に達する見通しと伝わると95ドル台まで下落し、株式市場では買いが優勢の展開となりました。 

【ドル円 日足】

【WTI原油 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
NY金中心限月6月限は前日比7.2ドル高の4542.5ドルと2日続伸。出来高加重平均ラインを下回る水準でいることから、未だ買い方にとっては不利な環境下での推移となっています。イラン紛争の長期化への懸念が消えない中ですが、ただ米国イランの合意見通しも時折伝わることで下値を拾われる動きもあるようです。5月以降、総取組高は36~38万枚台で大きな変化がなく推移しており、はっきりとした方向性が見いだせない状態。長期的な見方に変化はありませんが、短期・中期的にどこまで値下がりするのかがポイントとなる中、5/15時点で世界の金ETF保有高では米国勢が4週間ぶりに流入に転じており、売り圧力が徐々に弱まっていると推測されます。しかし、高騰している株価がイラン情勢によって反落に至った場合の「換金売りリスク」などを踏まえると、積極的な買いはまだ控えられているのかもしれません。持ち合いは次の相場のエネルギーが蓄積される時間帯。OSE金標準先物4月限は、昨晩の夜間取引から日通しで高値23971円~安値23660円での推移しており、まずは24000円台回復を待つところか?国内で注目しておきたいのは当先のサヤ。先限の人気低下によりピークから順ザヤ幅がかなり縮小してきています。今後上昇相場に転じた場合、因果玉が多い12月限、2月限での買い持ちより、先限4月限に買い建てておくほうがメリットがありそうです。

【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】
OSE白金標準先物4月限は前日比164円高の9872円で推移(12:46)。3月以降の出来高加重平均は約10160円付近にあり、持ち合いの中央値と考えます。
 

 

 

 

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2026年5月21日木曜日

金 米トランプ「イランとの協議は最終段階」

20日の米株式は反発。米トランプ大統領が「イランとの協議が最終段階」と」記者団に説明し、イラン紛争の終結に向けた交渉の進展期待よって原油価格が下落したことで上昇していた長期金利が一服し、株価の押し上げ要因となりました。NYダウが前日比645.47ドル高の50009.35ドル、ナスダックが前日比399.650ポイント高の26270.359、S&P500は前日比79.36ポイント高の7432.97。NY取引終了後に発表された米半導体大手エヌビディア(NVDA)は第1四半期(2‐4月期)決算を発表し、売上高が816億2000万ドルとアナリスト予想平均の788億6000万ドルを上回りました。第2四半期売上高見通しも910億ドルと市場の予想を上回っています。ただ時間外で株価は下落しており、楽観的ではない投資家の見方が反映されています。
FOMC議事録では米国の金融政策当局者の大多数が、インフレが持続する場合には利上げが「適切になる可能性が高い」と判断していることが明らかになりましたが、中東の紛争が終結し、インフレ率の低下傾向が確実に軌道に戻りつつあるという明確な兆候が現れた場合、あるいは労働市場の顕著な悪化を示す確かな兆候が生じた場合には、フェデラルファンド金利の目標レンジを引き下げることが適切になる可能性が高いとの指摘もみられています。

 

【ドル円 日足】

【WTI原油 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
20日のNY金6月限セツルメントは前日比24.1ドル高の4535.3ドルと5日ぶりに反発。米長期金利上昇一服で買い戻されました。VWMA(出来高加重平均)が上値抵抗になっており、20日間(約一か月)のVWMAは4633.6ドル。中期(50日間)のVWMAは4681.1ドルまで下げてきており、今しばらく時間はかかる可能性がありますが、中銀の買いなどにより下支えされ、徐々に上値抵抗ラインが近づいてきた時点で上抜けるかどうかが転換点。OSE金標準先物4月限は前日比418円高の23864円(12:05)で推移。24400~24800円が上値抵抗帯になっている状態ですが、昨日の直近安値更新による値崩れ的な下落の様子はなく、安値拾いが下支え。

【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】 
OSE白金標準先物4月限は前日比80円高の9748円で推移。中期的に横這い推移に変化してきている印象。




 

 

 

 

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2026年5月19日火曜日

金 米トランプ大統領イラン攻撃を延期

米トランプ大統領は自身のSNSで中東3か国からの要請を受けて19日に予定していたイランへの攻撃を中止したと明らかにしました。SNS投稿後、原油相場が伸び悩み株式相場の支えとなってダウは反発した一方で、半導体株には売りが目立ちナスダック、S&P500は続落となりました。18日のNYダウは前日比159.95ドル高の49686.12ドル、ナスダックは前日比134.411ポイント安の26090.733、S&P500は前日比5.45ポイント安の7403.05。 
19日の日経平均株価は4日続落となり前日比265円36銭安の60550円59銭で取引を終えました。
本日夕方にはドル円が1ドル159円台に乗せており、介入警戒感が強まる水準ですが、本日はG7財務相・中央銀行総裁会議が行われているため、積極的な介入は手控えられるとの見方からドル高円安が進んでいる模様。

【ドル円 日足】

【SOX指数 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
18日のNY金6月限セツルメントは前日比3.9ドル安の4558.0ドルで小幅続落。前日の日本時間にはすでに4500ドル割れ水準をつけていたため、本日のOSE金標準先物は終始プラス圏での推移となり、本日19日の4月限終値は前日比247円高の24007円で取引を終えています。原油価格の高止まりが金利上昇を招き、金価格上昇を抑えることになっていますが、米国がイラン攻撃を中止したことで、本日はやや金利高が和らいだ状態。

【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】
昨日公表されたWPICの需給報告では2026年第1四半期は供給54トンに対し、需要がETF保有の減少や取引所在庫の激減により前期比30%減の46トンで、6四半期ぶりに約8トンの供給過剰を記録しました。しかし、2026年通年予想では供給は需要を9トン下回る見込みを示し、4年連続の供給不足が予想されました。19日本日のOSE白金標準先物4月限は前日比47円高の9967円で取引を終えています。 

 


 

 

 

 

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2026年5月18日月曜日

金 世界的な債券売り強まる

 世界的な国債売りの流れを受け、米国債相場が下落(利回りは上昇)。2年債で4.07%、10年債で4.60%、30年債で5.12%と2023年以来の金利上昇でインフレ懸念が強まっています。終わりの見えないイラン戦争、また先週発表されたPPI、CPIの上昇が金利上昇の背景にあります。4/29のFOMC後に2027年で予想される1回の利上げが、早ければ年内12月での可能性も意識されてきました。15日の米株式市場では売りが先行し反落。NYダウが前日比537.29ドル安の49526.17ドル、ナスダックが前日比410.077ポイント安の26225.144、S&P500は前日比92.74ポイント安の7408.50。金や銅などのドル建てのコモディティ価格もドル高により相場が圧迫されました。

【ドル円 日足】

【SOX指数 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
15日のNY金6月限セツルメントは前日比123.40ドル安の4561.9ドルで2日続落。ただ、すでに15日のアジア時間で4560ドルまで値下がりしていたこともあり、本日18日のOSE金標準先物4月限の日中取引は前日比121円安の23892円で取引が開始されました。午前中には一時ドル建て価格が4483.5ドル(9:44)まで下落し、円建てOSE先物でも23608円まで安値を出しましたが、正午にかけては切り返しを見せています。今週は20日にエヌビディア決算、FOMC議事録(21日3:00)が注目されます。債券売り(金利上昇)によって上値が抑制されるなか、GS(ゴールドマンサックス)は、「中央銀行による金の需要は従来の推定よりも堅調」と2026年に再び購入量が加速すると指摘。3月末時点で世界の中央銀行でロシアを抜き保有高第6位となった中国人民銀行では2026年1~3月で7トン強と昨年並みの購入ペースが続いていますが、中国以外にも東欧や中東の国々やブラジルなどが保有高を増やしています。あくまで中長期での材料ですが、市場の構造的な下支えとなり、民間での長期保有の安定につながる要因。

【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】
本日18日のOSE白金標準先物4月限は前日比204円安の9856円で推移(12:42)。2月の急落から約3か月半の持ち合い相場。石油製品におけるサプライチェーンへの不安が高まっていますが、他商品にも波及しつつあります。下値は限定的か?
 

 

 

 

 

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2026年5月15日金曜日

金 米中AI覇権争い

14日の米株式はハイテク株主導の上昇。S&P500が前日比56.99ポイント高の7501.24で2日連続で史上最高値を更新。ナスダックも前日比232.878ポイント高の26635.221で同じく2日連続で史上最高値を更新しています。NYダウは前日比370.26ドル高の50063.46ドルで2/11以来、約3か月ぶりに終値で50000ドル台乗せ。昨晩発表の米4月小売売上高は市場予想と一致し、3カ月連続で増加。イラン戦争に伴うガソリン価格の急騰にもかかわらず、消費の底堅さが確認されました。

今朝の日本株は前日比プラスで始まりましたが、マイナス圏に沈む動き。前日はフジクラの弱い業績見通しが相場を押し下げており、取引終了後に控えるキオクシアホールディングス決算についても警戒感が強まる可能性が指摘されます。 

【ドル円 日足】

【SOX指数 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
14日のNY金6月限セツルメントは前日比21.40ドル安の4685.3ドル。市場が見極めたいのは「中東紛争終結とホルムズ海峡完全再開の可能性」として、「海峡封鎖が解除されれば、金相場にはドル安と中央銀行による引き締め姿勢緩和」という追い風が吹くとの指摘はみられますが、ETF増加、中国人民銀行などの公的金購入によって下支えはあるものの、現在は原油価格の高止まりによるインフレの高まり、ドル高、金利高によって上値が重い展開。


【NY白金 日足】

【OSE白金標準先物 日足】 
産業用金属である「銅」が中国の需要回復や、ある種の銅生産に使われる中東産硫黄の供給がホルムズ海峡封鎖によってひっ迫していることなどを理由に史上最高値近くまで押し上げられてきました。電線にも使用されるため、人工知能(AI)関連が上昇をけん引する米国株との相関性も高く先高観から相場が上昇し、5月以降、連動し上昇してきた白金価格もやや息切れの動き。本日のOSE白金標準先物4月限は前日比400円安を超える大幅下落。

 

 

 

 

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