2026年8月20日木曜日

金 米財務省 流動性支援の国債買い入れオペの規模を倍増

  米財務省は19日、期間が長めの名目利付債を対象とした流動性支援の買い入れオ‌ペの規模を、1回⁠当たり20億ドルから少なくとも40億ドルに倍増すると発表。これを受け、前日に19年ぶりの高水準を付けていた30年債利回りのほか、10年債利回りが低下。米株式は米債利回りの低下を背景にリスク選好が強ま​り、4日ぶりの反発となりました。NYダウが前日比119.65ドル高の53463.05ドル、ナスダックが前日比41.379ポイント高の26331.090、S&P500は前日比16.22ポイント高の7707.98。

【ドル円 日足】



【SPDR金ETF保有残】


【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】

 

米財務省が長期債の流動性支援買い戻​し規模を倍増すると発表したことを受け、金は3%超の上昇。NY金中心限月12月限は前日比124.7ドル高の4545.3ドルのセツルメント。日本時間03:00に公表されたFOMC議事録では、多くの参加者が インフレ圧力が落ち着かない場合、金融引き締めをおこなう可能性があるとの認識が示されましたが、既に市場が認識している内容と変わらず、小幅な下げの後、高値追いの展開となりアジア時間開始時点で4583.8ドル(07:00)まで上伸しました。一気に上昇したことで200日線(4512.4ドル)を上抜け、基調が変化し強気ムードが広がりました。
米財務省が予想外の国債買い戻し拡大を発表したことを受け、世界的な長期金利の上昇に歯止​めがかかりました。米財務省が為替市場で円買い介入を行った直後​の措置でもあり、市場はこの動きが、長期金利上昇に対する政権の敏感さと市場に介入する傾向を示されたとみられ、これまで上値抑制要因となっていた金利上昇にブレーキがかかることで、金市場への資金還流が今後も期待できるとみられます。
国内のOSE金標準先物6月限は前日比715円高の23475円で取引を終え、先限価格では6/8以来2か月ぶりの水準を回復。

 

 


 

 

 

 

 

 

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2026年8月12日水曜日

金 ETF市場への資金還流で2か月ぶりの水準を回復

週明けの米株式は2日続落。NYダウは前日比184.13ドル安の53796.85ドル、ナスダックは前日比159.910ポイント安の26445.446、S&P500は前日比24.91ポイント安の7728.2。ホルムズ海峡の再開に向けた進展への期待がある一方、米国とイランがより包括的な合意に達することができるのか懐疑的な見方も根強いようです。イランはオマーンとの間でホルムズ海峡の再開に向けた合意に近づいているとしているものの、複数の条件が満たされるまでは米国との直接交渉に応じない姿勢を維持しています。また今晩発表される米消費者物価指数(CPI)を控えて、持ち高調整の動きが重しとなった様子。予想ではインフレの落ち着きが示される見込みで、過去1年に渡る関税上昇やエネルギー、食品などの供給ショックに伴う物価押し上げ効果が和らぐとみられています。FRBが注目しているコアCPIの予想は前年比2.4%への鈍化(前回2.6%)で、2021年3月以来の低水準が予想されています。予想通りであれば、先週の弱い米雇用統計と相まって、FRBの早期利上げ観測が後退する材料にはなり、9月FOMCでの据え置きの見方が高まります。
祝日明けの12日の東京株式市場では、米株式安を横目に日経平均株価は続伸し、前日比553円84銭高の67524円06銭で取引を終えました。ドル円は159円台を維持しています。

【ドル円 日足】


【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】

【SPDR金ETF残高】
【NY金 週足】


【OSE金標準先物 週足】

NY金12月限は昨日、日本の祝日取引中に4495.0ドルまで高値を出し、OSE金標準先物6月限は23253円(11日11:16)まで上昇。本日12日は前日比375円高の23087円で取引を終え、6連騰。中国人民銀行をはじめとした各国中銀の購入や、ETF市場への資金還流によって下値から押し上げられ、2か月ぶりの水準を回復してきています。先週末に発表された米雇用統計が弱い内容となり、米利上げ観測が後退したことが反発の大きな一因となっています。
日足チャートでは国内外ともに、6月に割り込んだ200日移動平均線まで出戻り。週足で大局の流れを見れば、年初からの下げが一巡し、戻り始めている様子。
 

 


 

 

 

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2026年8月7日金曜日

金 OSE金4日大幅続伸

米株式は主要3指数が下落。企業決算を消化しつつ、米国とイランの和平合意に向けた進展を見極める展開となりました。宇宙開発企業スペースXはこの日のロックアップ(既存株主の売却制限)解除で売り圧力が強まるとの見方が‌出ていた⁠が、取引時間中の下げから反発し、事なきを得ています。NYダウが前日比464.02ドル安の53885.10ドルで6日ぶりの反落。ナスダックは前日比15.087ポイント安の26348.352で2日続落。S&P500も前日比13.59ポイント安の7709.96で2日続落です。
市場では米国とイランの協議の行方に加え、今晩の米雇用統計(21:30)に注目が集まっています。非農業部門雇用者数(NFP)は8万人増が見込まれており、今春の10万人超の伸びからは鈍化するものの、6月の5.7万人増はやや上回る見込み。7月は、W杯に伴う一時的な雇用が剥落し、建設、レジャー・接客業の雇用は減少が予想される一方、卸売・小売、運輸、公益事業がそれを補うと見られているようです。短期金融市場では10月までのFRBの利上げをほぼ確実視している状況ですが、その見方を正当化する内容になるか注目されます。

【ドル円 日足】



【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】
本日7日のOSE金標準先物6月限は一代高値を更新し、直近の戻り高値22373円(7/6)を上回り、終値ベースでは6月中旬以来の水準まで回復し、前日比258円高の22378円で取引を終えました。チャート上は次の目標が6/18の高値23103円となり、23000円を取り戻すかどうか?今晩の雇用統計で動きが出る可能性があります。SPDR金ETFや中国でのETF購入も徐々に回復傾向が見えてきています。 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2026年8月6日木曜日

金 ホルムズ海峡再開への​期待

昨晩5日の米株式は米国とイランの和平合意に向けた進展の兆しが買いを誘い、ダウが5日続伸し、3営業日連続で終値ベースの最高値を更新。一方でスペースXと半導体大手AMD​の下落が重しとなり、先導役となっていたハイテク株には戻り売りが出て、ナスダックは序盤の上げから下げに転じています。6日からスペースXのロックアップ(保有株式の売却制限)の解除が始まるため、株式相場はさらなる売り圧力にさらされるとの指摘も見られます。半導体株の下げや米スペースXロックアップ解除に警戒感が強く、日本株、韓国株も本日は下落。NYダウは前日比263.24ドル高の54349.12ドル、ナスダックは前日比221.554ポイント安の26363.439、S&P500は前日比12.97ポイント安の7723.55。 

【ドル円 日足】

【SOX指数 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
OSE金標準先物6月限は前日比534円高の22230円(11:35)で3日続伸。米国債利回りの低⁠下やホルムズ海峡の開放進展への期待を背景に、昨晩のNY金中心限月12月限も前日比152.6ドル高の4305.6ドルと大幅に続伸し、約7週間ぶりの高値を付け、2月以来最大の単日上昇でした。NY金では7月のレンジを上抜け、6月の戻り高値をうかがう動きとなっていますが、OSE金標準先物では、先日の円買い協調介入の影響もあり、午前には22328円(10:01)まで上伸しましたが、7月のレンジ上限の直近高値22362円(7/23)、また6月限一代高値である22373円(7/6)には、まだ届かず。NY時間外では4363.7ドル(11:05)まで上昇。ドル円は介入警戒感が落ち着いたこともあり堅調な地合いが意識されていますが、今週発表された関連指標はISM製造業景気指数が強かったものの、JOLTS求人件数、ADP雇用者数、ISM非製造業景気指数と弱めのものが続いており、上値追いにも少し慎重なムードで明日の米雇用統計への警戒感も出ているようです。

【NY白金 日足】


【OSE白金標準先物 日足】 
5日のNY白金10月限は前日比9.1ドル安の1746.9ドルと小幅安。今朝からの時間外で上昇していますが、国内OSE白金標準先物は、11:50現在67円安の8835円とマイナス圏での推移。株価も下落しており、追随の動きにはまだ勢いがない印象。

 

 

 

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2026年8月5日水曜日

金 米株式大幅高 NYダウは2日連続での過去最高値更新

 米株式は2日連続で大幅高。NYダウは前日比907.47ドル高の54085.88ドルと4営業日続伸で2日連続で過去最高値を更新。ナスダックは前日比671.098ポイント高の26584.993で4日続伸。S&P500も前日比136.02ポイント高の7736.52で4日続伸です。AI関連企業による好決算に加え、ベセント米財務長官が、ホルムズ海峡の再開を巡り4日か5日にイランと合意する可能性があるとの見解を示し、米国とイランの和平合意への期待が相場を押し上げました。

【ドル円 日足】



【NYダウ 日足】


【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】
4日のNY金中心限月12月限は前日比62.1ドル高の4152.6ドルと3日ぶりに反発。原油価格の急落を受けてインフレ懸念が和らぎ、米国の利上げ観測が後退したことで反発しています。今朝のOSE金標準先物6月限は前日比145円高の21240(10:40)円と2日続伸。週明け3日に、日米当局による円買い協調介入により、大幅な円高で値下がりした円建て金価格ですが、155.22円(3日09:45)まで進んだ円高も、現在は157.60円台で推移。介入警戒感はあれど、米長期金利との金利差や、日本の消費税減税による財源確保での財政悪化懸念などから、構造的なドル買い円売りの流れは変わっていないようです。加えて、米国株高によってリスク商品全般が買い先行の展開となっています。

【NY白金 日足】


【OSE白金標準先物 日足】 
NY白金中心限月10月限は前日比129.7ドル高の1756.0ドルと3日ぶりに大幅に反発。この一か月低迷していた安値1539.6ドル(7/1)から高値1701.7ドル(7/15)のレンジを上放れ、1800ドル乗せをうかがう展開になろうとしています。国内OSE白金標準先物6月限も本日は前日比432円高の8681円(10:50)。3日の米ISM製造業景気指数が好結果、今晩の同非製造業景気指数も前回からの改善が見込まれており、金曜日の米雇用統計に向けた期待感が出ていることも、ドル円のサポート材料となっており、為替面の押し上げとリスクオンが重なった上昇となっています。

 

 

 

 

 

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