連休明け2日の米株式は続落の動き。昨晩発表された米8月ISM製造業景況指数は市場予想を下回り、また金利上昇を嫌気し株価は下押し圧力が強まりました。NYダウが前日比249.07ドル安の45295.81ドルで2日続落。ナスダックも前日比175.922ポイント安の21279.630、S&P500も前日比44.72ポイント安の6415.54。連邦巡回区控訴裁判所が29日、トランプ大統領が安全保障上の脅威に対処するために発動した相互関税を「違法」とした一審判決を支持。違法となればこれまで徴収していた関税を返還しなければならず、財政悪化を招くこととなるため米国債は30年債などの長期債が売られ超長期ゾーンの金利が上昇。英国や欧州でも財政悪化懸念が拡大しており長期ゾーンの金利が上昇しています。欧米の金利上昇でドル円も金利差拡大からドルが買われ円が売られるかたちとなり、1ドル148円台へとドル高円安が進んでいます。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】米連休明けの2日NY金中心限月12月限は前日比76.1ドル高の3592.2ドルと5営業日続伸し、連日の過去最高値更新となっています。今朝の時間外でも騰勢が続き一時3616.9ドルまで上昇。15:30をまわって3597ドル付近での推移。国内円建てのOSE金標準先物8月限は前日比292円高の17052円で日中取引を終えました。本日、過去最高値も17120円(11:07)に更新しています。17:00からの夜間取引は切り返し17093円(17:43)まで戻りを見せましたが、その後は17020円台まで値下がりし現在保ち合いの展開。10連騰となるため、やや勢いが小休止している印象。今週は、これからのFRBの金融政策方針を占う意味で週末5日に発表される米8月雇用統計が注目されています。その手掛かりとなる労働関連指標として今晩3日には米7月雇用動態調査(JOLTS)、明日4日晩には米8月ADP雇用者数、新規失業保険申請件数が発表されます。
【NY白金 日足】
セミナー 今後の予定
9/20(土)(東京)講師:エミン・ユルマズ
10/18(東京) 講師:水上紀行
過去開催の相場セミナー
(動画視聴をご希望の方は岡地メール会員にお申込みください)
【2025年】
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
お電話でのご相談は 0120-988-528
備考欄に「切り札をさがせ」とコメントを添えてお申込みください