2013年11月1日金曜日

今夜の注目!!

FOMCの後だけに、要人発言に注意したい

22:10 ブラード・セントルイス連銀総裁 講演

2日
00:15 コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁 講演
02:15 ラッカー・リッチモンド連銀総裁 講演
緩和縮小の時間軸について反応しやすいと

考える

10月のFOMC声明からの今後

 今回のFOMCでの変更点。

・追加されたもの→住宅セクター回復の減速

・削除されたもの→金融環境の悪化

 ここ最近見られている、雇用回復の緩慢な状態や財政問題については触れなかった。要するに、金融環境は改善してきているが、住宅市場の回復が減速してきていると。

 これらを考えると今後は、直近のリスクである雇用や財政面に触れず印象を良くしようとしたのでは。しかし、金融環境はいいが住宅市場の減速、雇用回復の緩慢、その上に財政問題と考えると、バーナンキの任期での間ではテーパリング(金融緩和縮小)はないと考えるのが妥当では。となると、3月以降と考えればよいのでは??

Tapering=先細り、大きさや量を徐々に減らす行為

ハロウィーン効果

 NYのマーケットでは、根拠はないがハロウィーン効果と言われているものがあるそうです。過去30年のS&P500時期別騰落率を見ると

・11月1日~4月末まで

→7%

・5月1日~10月31日

→2%未満


 しかし、パフォーマンスの良い11月1日~4月末の直近15年の月別騰落率で見た場合、1月と2月がマイナスとなっている。先日、当ブログでご紹介した『今後の財政問題で大切なイベント』であるように、1月、2月はポイントとなりそう。



二日続落

おはようございます。

昨晩、NY市場では経済指標の内容はまちまち。新規失業保険申請件数は事前予想を上回り、
緩和縮小観測を後退させる内容でしたが、その後のシカゴ購買部協会景気指数は2011年3月
以来の高水準となり、前日の流れを引き継いで株安。NYダウは15545.75ドル(-73.01ドル)。

金は前日のFOMC声明の内容からの弱基調のまま、シカゴ購買部協会景気指数の発表を
受けて続落し安値1318.7ドル、終値は1323.7ドル(-25.6ドル)で立会い終了。

フロアでは昨晩のうちに更に買い越し減少。新規売りが増えているようで、この二日の下げで
売り込んできている様子が窺えます。フロアでは米政府機関が再開して4,150円を越えてから
買い越しが少しずつ減少すると同時に新規売り建てが増えてきています。昨晩までも増えている
ことから、この売り建てが利食い、またはやれやれの買戻しをしてくる辺りが、転換ポイントに
なりそうです。

8:57現在
ドル円 98.32円
NY金 1323.2ドル 換算 -37円
NY白金 1451.4ドル 換算 -27円
BRENT 108.9ドル 換算 -340円
コーン(期近) 換算 -170円
大豆(期近) 換算 -320円

金、押し目買いなら・・・

 金相場がもし押し目買いであれば、4150円前後がよい買い場となりそう。雇用統計発表前の価格は4140円~4170円にうろうろしていたので、押しがあるとすればこの辺まで。3連休前でこの辺まで下げてくると不安から売ってしまいたくなるが、さて連休明けどうでるか

世が世なら・・・

 31日午後、赤坂御苑で開かれていた秋の園遊会で、山本太郎参議院議員が天皇陛下に直接手紙を渡したとか。。福島の現状を知ってほしかったとのこと。。

 自民党幹部からは、世が世なら大変な刑だという声もあがっているそうな。