2013年12月11日水曜日

ファンド巻き戻し

おはようございます。

昨晩はお客様の要望によりお泊りでした。
読みどおり相場が久々に動いてくれています。

今週は来週のFOMCを控え、目立った大きな材料はありません。しかし、昨晩はNY金が急上昇。
昨日、CFTC建玉明細をお伝えしていますが、「金」の新規売り建てにより買い越し残は2万枚
まで減少。一方、ドル円のポジションも13万枚の売り越し残となり、かなり偏ったポジションと
なっていました。ボルカールールを警戒などの材料も出ていましたが、いわゆるファンドの
巻き戻しが相場の主な変動要因となっている様子です。そうなると、来週のFOMCまでこの
流れが続いていくでしょうか。

また、米USDA需給報告が発表されています。

期末在庫(単位:百万BUS)
コーン 今回12月 1,792  予想平均(レンジ) 1,861(1,737~2,013)  前回11月 1,887
大豆  今回12月 150  予想平均(レンジ) 153(130~170)  前回11月 141

発表後、一旦は上昇したものの、そのあとが続かず、強材料出尽くしとなっています。
円高の動きもあり、国内も反落。コーンのファンドポジションは膨らんでいた売り越しの
ポジションはかなり整理されていましたので、一旦このあたりで落ち着きそう。
国内市場は目先、為替どおりの展開と予想します。

動かないと思うと動く。思い通りには決してならない。
だから、相場には魅力があるのでしょうか・・・。