金 中国2025年の金融緩和、財政支出拡大に期待

おはようございます。

米株式はダウが続落し、ナスダックも反落、米11月消費者物価指数（11日）発表を控えて利益確定売りに押されました。NYダウは前日比240.59ドル安の44401.93ドル、ナスダックは前日比123.084ﾎﾟｲﾝﾄ安の19736.689、S＆P500は前日比37.42ﾎﾟｲﾝﾄ安の6052.85。中国が独禁法違反の疑いで調査を始めたエヌビディアが売られ全体を押し下げました。一方で中国の刺激策強化を好感し中国事業の割合が高い銘柄は広く買われたようです。中国政府は昨日、従来よりも強い表現を用いて2025年に金融緩和と財政支出の拡大を進める方針を示しました。昨日9日に発表された中国11月消費者物価指数は前年比0.2％の伸びとインフレが鈍化しており需要の底上げに向けた中国当局の取り組みが不十分とみなされ、11日から2日間開催される中央経済工作会議に期待が向けられています。トランプ次期米政権の発足を来月に控え、米国との第２次貿易戦争に備えようとする姿勢が強く見受けられます。

【ドル円　日足】

【NY金　日足】

【OSE金標準先物　日足】

NY金2月限は前日比26.2ドル高の2685.8ドルで2日続伸。中国当局が2025年に金融緩和と財政支出の拡大を進める方針を示したことを好感。中国人民銀行が11月に金購入を再開していたことも加えて、金需要拡大に期待が強まりました。ドル円はリスク選好でドル買い円売りが進み1ドル151円台に。今朝のOSE金標準先物10月限は前日比206円高の13024円で寄り付き（8:45）、13050円台を一時回復するなど堅調な値動きとなっています。

【NY白金　日足】

【OSE白金標準先物　日足】

NY白金1月限は前日比20.2ドル高の954.0ドルで3日続落後の反発。国内OSE白金標準先物10月限も前日比83円高の4599円（10:59）で3日続落後の反発です。中国当局の2025年の刺激策強化が好感されています。明日11日からの中央経済工作会議への期待が中国関連銘柄に集まっている模様。NY白金の取組内容が売り込み型となっているだけに目先買戻しの可能性も高いか？

 

 

 

セミナー　今後の予定

 

2025年1月25日（土）東京

講師：水上紀行

過去開催の相場セミナー
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10/19岡地セミナー（東京）　講師：水上紀行

9/21岡地セミナー（東京）　講師：三次理加

 

9/7岡地セミナー（東京）　講師：高野やすのり

 7/20岡地セミナー（東京）　講師：三世一目山人

7/6岡地セミナー（東京）　講師：YEN蔵

4/6岡地セミナー（東京）　講師：山中康司

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