2021年12月15日水曜日

金 FOMC声明発表前夜

 おはようございます。

米株式は2日続落。オミクロン株の感染拡大の速さに懸念が広がりました。世界保健機関(WHO)はこれまでの変異株にはない感染拡大の速さに警戒感を示し死者が確認された英国ではワクチンの追加接種を急ぐなど警戒レベルを引き上げています。NYダウは前日比106.77ドル安の35544.18ドル、ナスダックは前日比175.642ポイント安の15237.640、S&P500は前日比34.88ポイント安の4634.09。また米11月卸売物価指数(PPI)は予想を上回り2010年以降最大値。インフレ懸念を強める内容となり債券売りが優勢となっています。米10年国債利回りは一時1.47%まで上昇しましたが、FOMCを控え動きは限定的となり取引終了時は1.441%。

 

【金標準先物 日足】

< FEDウォッチ 3月金利予想の推移 >

NY金中心限月2月限は前日比16.0ドル安の1772.3ドルで終わり3日ぶりの反落。米卸売物価指数(PPI)ではインフレ圧力の強い数字が示されましたが翌日にFOMCを控え早期利上げ観測からポジション調整と見られる売りが先行した様子。日本時間16日4:00にFOMC声明が発表され4:30からパウエルFRB議長の定例記者会見があります。FEDウォッチでは現在、現状変わらず(0~0.25%)が65.5%、1回利上げ(0.25~0.50%)が30.1%との確率とされています。12月に入り早期利上げ観測は高まってきましたが、ここ数日はやや後退していました。FOMCでの金利見通しやテーパリング終了時期の前倒しが余程のスピードでなければ、一旦利上げ観測は織り込み済みとなるか…。

 

【白金標準先物 日足】

夜間立ち合いで直近安値3366円(12/7)を下回ったことで売りが加速し一時3343円(23:01)まで下落。今朝の日中立ち合い寄付きは3385円から戻し気味のスタートとなりましたがドル建て価格の戻りも鈍く、夜間立ち合いでの安値圏を再度試す軟調な展開となっています。FOMCを控えているため一方的な展開とはなりにくいとみられますが、出来高は低調なためブレやすい環境。MACDとシグナル線のクロスは近いとみられますが、踏ん張り切れるかどうかの局面。

 

 

 

 



 

 

 

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