2026年6月30日火曜日

NYダウ初の52000ドル台 ドル円は40年ぶりの1ドル162円台へ

米国株式市場は主要株価3指数が反発し、NYダウは終値で最高値を更新。米国・イラン間の​緊張緩和や、最近売りを浴びていたハイテク関連株に買い戻しの動きが出ました。NYダウが前日比306.63ドル高の52182.74ドルで初の52000ドル台で取引を終了、ナスダックも前日比522.526ポイント高の25820.143、S&P500も前日比86.41ポイント高の7440.43で反発。
NY市場でドル円は162円台に迫り、1986年以来約40年ぶりのドル高・円安水準​を記録。日本時間ではさらに162.40円までドル高円安が進んでいます。

【ドル円 日足】



【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】 
本日30日のOSE金標準先物6月限は前日比146円安の21486円で取引を終了。午前中にドル建てが時間外で4000ドルを割り込み3955.4ドル(10:07)まで下落し、OSEでは21049円(10:07)まで値下がり。しかし午後にかけて回復し、引けの15:45には4038.3ドルまで反発し、国内OSE先限も21486円まで戻して下げ幅を縮小しました。
今週米市場は週末独立記念日の休日を控えるため、米雇用統計の発表が2日に前倒しとなります。今晩にはJOLTS(雇用動態調査)求人件数、明日1日にはADP雇用者数などの労働関連指標の発表が続きます。また明日1日にはECBフォーラムにおいてウォーシュFRB議長、ラガルド ECB総裁、イングランド銀行ベイリー総裁の討論会がおこなわれ、ウォーシュ議長の発言が注目されます。




 

 

 

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2026年6月29日月曜日

金 NY金投機筋が買いポジションを拡大

本日の東京株式市場では日経平均株価は小幅に反発し、前日比107円23銭高の69468円11銭で取引を終えました。中東情勢を巡る警戒感が後退する中、出遅れていた内需株に買いが向​かった一方で、人工知能(AI)や半導体関連銘柄の一角には利益確定売り‌がみられました。 日経平均株価は249円高と反発して寄り付きましたが、前週末のフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅安となった流れで​、日経平均株価は一時1300円超えの大幅安の場面もありました。しかし時間外取引での米株先物指数が底堅く推移したことや、韓国の総合株価指数(KOSPI)​が下げ幅を縮小したことが投資家心理の支えとなり、後場には急速に下げ幅を縮小しプラス転換​しました。

【SPDR金ETF残高 推移】
【NY金総取組高 推移】
【NY金 CFTC投機筋ポジション推移】


【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
本日、週明けのOSE金標準先物6月限は前日比219円高の21632円で取引を終えました。6月限は先週26日に21430円新甫発会し、一代安値は21194円。26日に米商品先物取引委員会(CFTC)の発表によると、23日時点のヘッジファンドなど非商業部門による金の買い越し幅は18.1万枚と、1月下旬以来5カ月ぶりの高水準に拡大。増加は2週連続で、直近で最も買い越し幅が縮んでいた5月下旬からはおよそ2割増えています。投機筋の一部が金(ゴールド)の買い持ち高をじわりと増やしています。米利上げ観測の拡大が重荷となって金価格の下落が続くなか、市場の一部では足元の水準を割安とみた押し目買いが広がり始めた可能性が指摘されます。イラン紛争勃発後、金ETF市場からは資金流出の動きが見られ、NY金先物市場の総取組高も激減してきましたが、金ETF市場からの資金流出が続く中で、先週から徐々にCOMEXにおけるNY金の総取組高は増加してきました。この現象の一因に『証拠金の引き下げ』があると考えられます。年末年始の高騰で証拠金が急速に引き上げられ、資金効率が低下し投機筋は市場から撤退し、金価格は急落しましたが、NY金価格は4000ドル割れまで下落し、証拠金額も落ち着いてきたことから、再び先物市場へ投機資金が還流してきているとみられます。投機筋は金ETF市場から先物市場に鞍替えすることで少ない資金で同量の金ポジションを保有できるため資金効率も上がります。米国とイランの協議は先行きが不透明ですが、中東リスク、インフレリスク、財政リスクなどで、ポートフォリオでは一定の割合で「金」が保有されることを考えると4000ドル付近が下支えになる可能性は少なくないとみられます。


 

 

 

 

 

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2026年6月26日金曜日

金 NY4000ドル割れでの攻防


FRBが24日に実施したストレステストでは世界同時不況を想定した場合でも全行が財務の健全性を維持できると評価され、金融株が買われNYダウは前日比71.72ドル高の51920.62ドルと2日続伸。一方でナスダックは前日引け後のマイクロンの決算がムードを高め、序盤ハイテク株は買い先行で始まったものの、マグニフィセント7を中心に戻り売り圧力が根強く下げに転じ、前日比118.033ポイント安の25358.602と4日続落。S&P500も前日比0.73ポイント安の7357.49で4日続落。ハイテク株が重い動きをしていることから、週末本日のアジアでは日本株、韓国株は大きく下落。日経平均株価は前日比3005円46銭安の69360円88銭と反落。韓国株はハイテク関連に売りが殺到し、サーキットブレーカーが発動して7.77%安で取引停止。
米商務省が25日発表した5月の個人消費支出(PCE)価格指数は、中東紛争でエネルギー価格が押し上げられたことから前年​比4.1%の上昇。これは2023年4月以来の大きな伸びで、4%を上回るのも同月以‌来の水準。金融市場はFRBが9月に利上げに踏み切るとの見方を織り込み、FEDウォッチでは9月の利下げ確率が74%弱と利上げ観測が強まりました。ただ、米国とイランが暫定的⁠な和平合意に署名したことを受けて25日に原油価格が紛争前の水準まで下落し​たことから、インフレは先月にピークを付けたか、ピークに近づいている公​算が大きいとの見方がひろがっています。しかし原油価格の低下は財(モノ)のインフレを抑える可能性がありますが、サービス価格の上昇でその効果は相殺される恐れがあり、市場では全体のインフレ​率がしばらく高止まりするとの見方が強いようです。

【ドルインデックス 日足】

【名目金利と実質金利】


【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
NY金8月限は前日比38.8ドル高の4047.6ドルのセツルメントで米国取引時間を終了。時間外のアジア時間では、一時3998.1ドル(11:55)と4000ドル割れを試しましたが、切り返し日本時間終了時(15:45)には4041.0ドルまで切り返しています。OSE金標準先物は2027年6月限が発会し、21413円で日中取引を終えています。
昨日の米5月PCE価格指数は前年比4.1%の伸びとなり2023年4月以来の高水準で、市場では早期利上げ観測が強まりました。しかし、NY金は4000ドルを割れては反発して回避する動きを見せています。果たしてFEDウォッチの予想通りに9月に利下げが実施されるのか?
現在米金利は2年債などの短期債利回りは高い水準を保っていますが、10年債利回りは横這い、30年債などの超長期債利回りは低下傾向。実質金利が上昇傾向にあり、期待インフレ率は低下しています。 この状態では政策金利を上げずに据え置いていても金融引き締め効果が維持されており、追加利上げの必要性は小さくなるのが通常の考え方です。賃金が上昇するなどしてインフレを押し上げるケースであれば、利上げの必要が高まりますが、逆にこのまま期待インフレ率が低下し、雇用市場の軟化が示されるようになると利上げの必要性は小さくなります。来週7/2に発表される米雇用統計がふたたび注目を集めることになります。

 

 

 

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2026年6月25日木曜日

金 NY金4000ドル割れ

昨晩24日の米株式はダウ平均は反発。一時581ドル高まで上昇し、再び最高値圏に戻す場面も見られた。前日までのハイテク株の売りは一服。ただ、メモリー半導体関連の上値は重く、引け後に決算を控えたマイクロン、サンディスクは反発して始まったものの下げに転じ、ハイテク株の上値が重い雰囲気は変わらずに本セッションを終えました。NYダウは前日比182.06ドル高の51848.90ドルと反発、一方、ナスダックは前日比110.404ポイント安の25476.635、S&P500は前日比7.24ポイント安の7358.22と3日続落。しかし取引終了後、決算発表した半導体大手マイクロンが時間外で一時13%近く急騰。第4四半期の売上高見通しを約500億ドルと発表し、市場予想の432億ドルを大きく上回りました。アジア時間に波及し、日本株、韓国株は急騰。日経平均株価は取引中の最高値更新には達しなかったものの終値ベースでは過去最高値を更新し、前日比3191円37銭高の72366円34銭で取引を終了。韓国株も5%超の上昇となりました。

ドルが対主要通貨で上昇。FRBの年内利上げ期待が高まっており、一部からは3回の利上げの可能性も指摘されています。短期金融市場では、年内2回の利上げを完全に織り込む展開。ただ、仮にFRBが年末までに利上げを実施したとしても、ドルがさらに上昇するには、市場が現在織り込んでいる以上に積極的な利上げ経路が必要になるとして、米国の利上げ期待が過度に強まっているとの指摘もみられます。 

【ドルインデックス 日足】

【 NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
本日25日のOSE金標準先物4月限は前日比560円安の21160円で取引を終え3日続落。米長期金利は低下したものの、ドル高が重しとなり昨年11月以来7か月ぶりに4000ドルを一時割り込みました。今週は、ドル高の流れが継続。今後の米金融当局のタカ派姿勢を判断する上で、今晩発表の米PCE価格指数に対する注目が高まっています。市場予想は前年比+4.1%(前回+3.8%)、コア前年比+3.4%(前回+3.3%)といずれも一段とインフレが加速する見込みとなっており、予想通りの伸びを示せば、ドル買いの流れを支援する材料。
ドル高を背景に金と暗号資産(仮想通貨)に売りが膨らんでいます。米連邦準備理事会(FRB)が利上げに前向きになったとの見方から、米ドルの価値下落に備えた「ディベースメント取引」の巻き戻しが起きているとの指摘。しかし、CFTCのドル買いポジションが急速に膨らみ、「ウォーシュ氏になってからのFOMCはまだ1度だけ。この先の経済統計や市場とのコミュニケーション次第でドル高の逆回転もありうる」との指摘もみられます。
イラン問題での原油高も現在落ち着いており、また米金利上昇も一服。この四半期末、半期末となる6月末はドルの動向が金価格のカギ。

 

 

 

 

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2026年6月24日水曜日

金 年初来安値に迫る

 米株式は年内追加利上げ観測が強まり、AI、半導体関連株を中心に利益確定売りが広がりました。アジア市場において日本株、韓国株の大幅な下落も重しとなったようです。NYダウが前日比45.87ドル安の51666.84ドル、ナスダックは前日比579.562ポイント安の25587.039、S&P500は前日比107.33ポイント安の7365.46。市場では24日(日本時間25日早朝)の米半導体大手マイクロン決算を前に警戒感が高まっています。
為替市場では
FRBのタカ派姿勢を背景としたドル高・株安の流れが継続し、161円台中盤での推移。
本日の日本株は続落しており、午前の日経平均株価は約300円安でのマイナス圏での推移、昨日10%下げた韓国株は約3%弱買い戻されています。

【ドル円 日足】



【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】 
23日のNY金8月限セツルメントは前日比53.3ドル安の4149.4ドルと3営業日続落。FRBの追加利上げ観測を背景としたドル高・金利上昇を嫌気し軟調推移となり、今朝からのアジア時間帯でも値下がりが続いており4100ドルを割り込んで直近安値の4046.2ドル(6/11)に迫る下落となっています。市場は25日発表のの米PCEデフレーターに注目しており、インフレ指標次第では、利上げ観測がさらに高まることへの警戒が強まっています。一方では各国中央銀行による金購入は引き続き高水準で推移しており、中長期的な支援材料として意識され、安値拾いの買いも出てきているとみられ、22日のNY総取組高は35万枚台に増加。目先ドル高を背景として値崩れを狙う短期投機筋と中長期保有の実需買いのつばぜり合いになってきている状態といえそうです。OSE金標準先物4月限も午前中には21489円(11:43)と安値をつけ、直近安値21232円(6/11)が意識されます。終値ベースでの直近安値は21556円 (6/11)で、これを割り込むと整理商いが促されるため、弱気が蔓延。ただ前回安値の6/11の前後3日間では国内OSE金標準の総取組枚数は約4000枚強減少したため、その際整理商いがすでに進んでいるとの見方もあります。現時点では9000枚弱と前回安値をつけた日と比較しても少ない出来高であり、午前の段階では玉の動きはみられず。

 

 

 

 

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