2014年11月6日木曜日

ドル円 2007年以来の115円台

おはようございます。今週は4営業日ですが、材料は目白押し。

米株式は米中間選挙の共和党勝利を好感し100.69ドル高の17484.53ドルと過去最高値を更新しました。政局の変化は将来への期待を膨らませます。また、ADP全国雇用者数も予想を上回る伸びとなったことも好材料。このまま高い状態で週末を終えると、週足でも3本陽線が立つことになり再び上昇基調となる可能性が高くなります。

ドル円も日銀黒田総裁の発言が更にドル高円安の動きを強め、本日には115円を達成しています。日銀追加緩和の賞味期限は予想以上に長いものとなっています。

【NY金 日足】
戻り高値から12営業日目です。更に一段安値をつけ下げ道中。目先下げ過ぎからの反発に警戒しながら下げの展開を予想。

【東京金 日足】
昨晩4200円割れを試し、小戻し。夜間高値が基準線の4238円で留まっていること自体が相場の弱さを現しているように思います。売りポジション維持。

【東京白金 日足】
昨日夕方、ユーロ安の流れによりドル建てが一時1200ドルを割り込んだものの、10/6安値1186.5ドルを割り込むことはできずにいます。国内チャートは見ての通りの押し目買いの展開。転換線4464円を下回る局面もありましたが、4442円の基準線までは届かず、4500円辺りの推移。ベクトルは上を見ていると判断して買い玉維持の方針です。ただ、今晩のECB理事会でのユーロの動きには警戒しておくべき。

【東京原油 日足】
押しを入れて更なる上昇へいくか、上値いっぱいとなるか難しいところ。海外チャートWTI、BRENT共に安値を割り込んだことからすると後者の可能性が高いように考えますが・・・。

【東京とうもろこし 日足】
国内は目下上昇の流れは変わりませんが、シカゴではやや上値が切り下がってきており転換線は下向きになっています。週明け11/10にはUSDA需給報告が予定されており、ポジションを膨らませるところではないように考えます。