金 米金利上昇高止まり

 おはようございます。

米長期金利の高水準が続いています。格付け会社の格下げ、中国の米国債売却懸念などが債券売りを誘っています。昨晩は金利上昇は一服しているものの24日からのジャクソンホール会合を控えて様子見ムードが広がっています。米株式でも金利の高止まりが上値抑制要因となっている模様。NYダウは前日比174.86ドル安の34288.83ドル、ナスダックは前日比8.283ﾎﾟｲﾝﾄ高の13505.872、S＆P500は前日比12.22ﾎﾟｲﾝﾄ安の4387.55。

【金標準先物　日足】

NY金12月限は前日比3.0ドル高の1926.0ドルと小幅に続伸。ドル円は昨晩1ドル146円台をつけていましたが、今朝は1ドル145.80円台から145.60円台へとやや円高に振れています。OSE金標準先物6月限は前日比7円安の8884円で朝寄付き、8890～8880円での小幅な値動きとなっています。円建て金価格は金利上昇の上値抑制要因と円安の下支え要因の狭間で横這い推移。意識される直近高値は8925円（8/14）でこれをクリアできると再度9000円トライの動きへ！？

【白金標準先物　日足】

NY白金10月限は前日比12.0ドル高の925.5ドル。NYでは900ドル以下まで売り込まれた際に総取組高は84000枚台まで増加。パラジウムなどと同じように投機筋が売り込んだ様子がうかがえます。国内OSE白金標準先物においても法人玉の売り越しが膨らみ過去の水準からみると4100円割れを試したところでいっぱいいっぱいになった感がありそうです。テクニカル上遅行線がローソク足実線に沿った上昇となっており、4090円（7/3）と4102円（8/10）でW底を形成、直近戻り高値4384円（7/20）を目指す展開と考えています。

 

 

 

 

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