2014年3月31日月曜日

一般玉「金」ドテン買いへ

おはようございます。
快晴のなか強風に見舞われていますが、菜の花は満開、桜の花も7分咲き。今週には満開となることでしょう。新学期・新年度・新入生に新入社員、気持ちを新たにリセットできる時期です。

国内商品市況は円安により反発の全面高。明日からの新年度に期待を持たせる動きです。
「ドル円」は上げてきたところで、レンジ内の上まで来た程度。飛び抜けているわけではなく方向感はまだ掴めません。「NYダウ」もEMAを挟み小幅に上下、MACDも下降気味は変わらずで正直上値は重い動きです。
一方、貴金属は反転。「NY金」ではMACDがゼロラインを下回ってきたところでシグナルとの乖離が縮小、ヒストグラムでのボトムアウトへとなるか・・・。直近高値1392.6ドルをつけた3/17からは10本目で目先の戻りが入ってくるかのところ。「東京金」でも同じような展開で直近高値4,545円をつけた3/13から12本目です。転換したと言うのは時期尚早ですので、飛びつき買い厳禁。
「東京白金」も直近高値4,963円をつけた3/10から15本目。こちらも然りで、転換したとは言い切れませんが、売り一辺倒の考えは一旦お預けです。

フロアポジションは週末金曜日に「金」は売り越し解消、ドテン買いです。売玉も難局を乗り切り、ここからの下げ局面では買い下がり、急激な戻りではまた、売り越しに転ずる可能性もあります。ただ、ポジションを見る限りお客様方はうまく立ち回っていらっしゃるようです。これは取引所のカテゴリー別取組高を見ても同じような傾向が見てとれます。


【3/28発表 CFTC建玉明細 ~3/25現在~ 】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    17,600    86,487   -68,887
NY金       169,083    51,766  117,317 
NY銀        45,500   26,487   19,013   
NY白金      52,720    6,326   44,394
NYパラジウム  30,065      7,466     22,599
NY原油     498,080    106,906    391,174
CBOTコーン  420,830    162,203   258,627
CBOT大豆   257,773    81,410     176,363

貴金属は総じて買い越し減少。特に「金」は-14%、-19,497枚の買い越し枚数減少。やはり先週のショート5万枚割れがショートカバーの限界でしょうか。あくまで3/25時点(終値⑥1311.4ドル)ですから、1,300ドル割れまでの時点では更に買い越しを減少されていることが考えられます。

2014年3月29日土曜日

来週の予定

31日(月)
IMF国際金融安定報告書公表
ユーロ圏消費者物価(3月)
イエレンFRB議長、講演
日朝政府間協議
中国・EU首脳会議

1日(火)
消費税率が5%から8%に引き上げ
日銀短観(第1四半期)
豪中銀政策金利
中国製造業PMI(3月)
中国HSBC製造業PMI改定(3月)
ユーロ圏失業率(2月)
独失業率・失業者数(2月)
米自動車販売統計(3月)
米ISM製造業景況指数(3月)
中国国家主席、講演
クリミア、ウクライナ通貨を廃止してロシアルーブルに全面移行

2日(水)
米ADP雇用者数(3月)
米製造業新規受注(2月)
ラガルドIMF専務理事、講演
アトランタ連銀総裁、講演

3日(木)
豪小売売上高(2月)
中国非製造業PMI(3月)
中国HSBCサービス業PMI(3月)
ECB政策金利・ドラギECB総裁、記者会見
米ISM非製造業景況指数(3月)
米新規失業保険申請件数(28日までの週)

4日(金)
米雇用統計(3月)

2014年3月28日金曜日

増税カウントダウン

おはようございます。
桜のつぼみも開き始めてきました。別れの春であり、また新しい出会いの春です。

米第4四半期のGDP確報値は前期比+2.5%。やはり年度末ということもあり、特筆する動きもありません。市場は開店休業中・・・。

今朝JRの駅乗車券の値段表が既に4月以降消費税8%の表示に置き換えられていました(まだ4月からと伏せられてはいますが)。年度末の街は日中、人がワンサカ溢れてるそうです。転勤、また新学期、新年度を迎えるからですが、増税前の駆け込み需要で買い物客もたいへん多く、地元にあるデパートでも今月中に!と前倒しで買えるものは買っとこうという方々が多いようです。

「人の行く裏に道あり花の山」
「慌てる乞食はもらいが少ない」

相場の格言は非常に的を得て、面白いものがたくさんあります。自分の普段の行いについて、時に助言となり、時に戒めになったりします。

さて、相場は引き続き下値を更新、「もうはまだなり」。相対力指数が30%台になどという言葉も耳にするようになってきました。「東京金」は3/13高値4,545円から11日目、MACDはデッドクロス以後7本目で本日この水準で終わるとゼロラインを割り込みます。
「東京白金」はひと足早高値から14日目。日足での売買の転換ポイントが比較的に分かりやすく表れているのは「金」よりも「白金」です。今回の下げも「金」より先に売り転換していましたので、この下げからの転換も「白金」のほうがひと足早く表れるかもしれません。


2014年3月27日木曜日

3月年度末

おはようございます。
予報の雨は今日にずれ込みました。

米オバマ大統領のロシアに対する発言からリスク回避への動きが為替・株式市場に出てきています。為替ドル円は102円を割り込み、NYダウは反落し98ドル安。
株式市場は3/7の高値までは戻りきれず、再び下降し始めたようです。NYダウはまだモタモタしている感じですが、S&P500種では26日EMAも割り込みMACDは下降トレンド真っ最中。まだ下げ余地があるように考えます。

「金」も「東京」「NY」ともにMACDは下降中、一時的なアヤ戻しは入れながらもゼロラインを割り込んでくる展開が考えられ、チャートでは今だ下値模索中の動きです。
しかしながら、フロアポジションではここから一般投資家の方々の真骨頂で、日々逆張り買い下がりの手口が目立っています。昨晩は更に売り越しが半減。結果的に一般投資家の多くの方々は難局を乗り切った様子です。

「NY金」では今回の下げは3月末のポジション整理商いからの値下がりといった要素が強く感じられます。今週末3/28には24ドル安の3/25現在の建玉明細が発表されますが、ポジションがどの程度調整されているか注目をしています。

4月からはガラッと全く変わった展開になることも考えられますので、今週の下げ局面はポイントになるかもしれません。変に先入観は持たず、テクニカルで転換を見極めていきたいところです。


2014年3月26日水曜日

北海ブレント ファンドポジション

【3/24発表 ICE Commitments of Traders Report~3/18現在~】 

              ロング    ショート   ネット
  ブレント原油    218,125    77,208   140,917(前週比 +753) 
[マネージドマネー]

マネージドマネー(主にCTA,CPO等ファンドの運用)の買い越しが増加。

「金」3月からの売玉は総利食い

おはようございます。
関東は曇り空で昼からは雨模様。春は少し訪れてきていますが、パッと晴れません。

米経済指標は3月消費者信頼感指数は高水準だったものの、住宅関連指標のS&Pケースシラー住宅価格指数、新築住宅販売件数はやや予想を下回る内容でした。
依然、ウクライナ情勢は先行き不透明感を漂わせていますが、ドル円、株式市場なども方向感が掴めていません。

「東京金」は昨日の値下がりで取引所全体、また当フロアポジションでも一般投資家の売りポジションは大きく減少しました。当フロアポジションは2/20前後時点の売り越し枚数まで減少しました。
価格で言えば、4,300円を超えた後のひと押しあった局面のところ・・・。つまり4,300円を超えてからの売り上がった売玉の利食いが相当枚数出てきたようです。売り方コア部分の12月限4,200円台の因果売玉まで救われるかどうか・・・。
チャートではまだ下値探りの展開です。目先の小幅切り返しがあったとしてもまだ本格的に反発できる力はないように見えます。「NY金」の投機筋のポジション調整次第でしょうか・・・?

他、白金もチャートは悪くMACDがゼロライン割れ寸前まで下降してきています。石油はちょろちょろ、この辺で下げ止まるでしょうか・・・?



2014年3月25日火曜日

「金」 売りポジション半減

おはようございます。
快晴とまではいきませんが、なんとなく清清しい朝をむかえています。

ウクライナ問題を協議したG7はロシアをG8から除外し、クリミア編入の撤回を求める方向です。G7首脳宣言については、米国と欧州各国では事情も違い対ロシアの強硬姿勢の足並みは揃わないようで、ウクライナ情勢の沈静化を見越してか、「金」は急落です。

「NY金」は1,330ドルあたりで一旦抵抗がありましたが、昨晩は大きく割り込み1,308.5ドルまで売り込まれています。「東京金」はこのままでいくと陰線5本目。国内外共に26日EMAを割り込んだ水準で推移しており、完全な売り方ペース。ストキャス%kはNYは4.79%、東京は12.87%まで急下降しており、目先は下げ過ぎ反発も少々考えられますが、今の状態では戻り売りの手は避けられません。

「ベクトルはまだ下を向いています 」

フロアポジションは「金」売りポジションが半減しています。ここからは買い下がっていく展開となりそうです。4,200円台の多くの因果玉がどうなるかに注目しています。



2014年3月24日月曜日

4月のメリマン氏の重要変化日

4月2日 ★★★

4月11~12日 ★★★

4月21日  ★★★

波乱の4月か?

クリミアへの電力が半減

おはようございます。
空気は冷たいですが、菜の花は満開の春の朝です。

今日からオランダハーグで核安全安全保障サミットが開かれます。期間中にはG7首脳によるウクライナ・ロシア問題が協議される予定ですので、ひと悶着あるかもしれません。今朝からはウクライナがクリミア半島への電力供給を半減したとのことで、パラジウムが急騰しています。

「金」は週末に安値をつけ下ヒゲを引いているものの、EMAの下に潜った動きとなっており、形勢が売り方優位の状態になっています。目先、逆張り相場のような感じもしますがCFTCのファンドポジションから推察すると、少々ポジション調整の動きがあるのかもしれません。



【3/21発表 CFTC建玉明細 ~3/18現在~ 】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    24,144    85,243   -61,099
NY金       183,324    46,510  136,814 
NY銀        44,744   20,372   24,372    
NY白金      52,090    7,257   44,833
NYパラジウム  30,304      6,994     23,310
NY原油     492,620    108,335    384,285
CBOTコーン  416,760    174,409   242,351
CBOT大豆   273,916    86,044     187,912

「金」「とうもろこし」が買い越し増加。「原油」「大豆」は微減です。また「ドル円」ではショートカバーを中心に大きく円買いが進み、円売りポジションが大幅に減少し、総取組も減少しています。


先週、米FOMCでの早期利上げ観測が浮上し、一旦市場の材料からは薄れたウクライナ情勢も、今週からは再び、市場からの注目を浴びることになりそうです。



今週の予定

週末二日分の入電で、ほぼ横ばいの東京商品市場です
唯一、パラが、南アのETF上場で急騰してます。
良くも悪くも、G7待ちです

24日(月)
中国HSBC製造業PMI速報(3月)
独、ユーロ圏PMI速報(3月)
岩田日銀副総裁 講演
核サミット(24,25日)開催に合わせてG7首脳がウクライナ問題について協議(24日) 日米韓首脳会談も(25日)

25日(火)
独Ifo景況感指数(3月)
英消費者物価・生産者物価・小売物価(2月)
米消費者信頼感(3月)
米新築住宅販売(2月)
S&Pケースシラー住宅価格(1月)
ドラギECB総裁 講義
アトランタ連銀総裁、フィラデルフィア連銀総裁 講演

26日(水)
米耐久財受注(2月)
セントルイス連銀総裁 講演

27日(木)
英小売売上高(2月)
米GDP確報(第4四半期)
米中古住宅販売成約指数(2月)
米新規失業保険申請件数(22日までの週)
セントルイス連銀総裁、クリーブランド連銀総裁 講演

28日(金)
日本雇用統計・全国消費者物価(2月)
英GDP確報(第4四半期)
ユーロ圏景況感(3月)
独消費者物価指数速報(3月)
米個人消費支出(2月)
米ミシガン大学消費者信頼感・確報(3月)
シカゴ連銀総裁、カンザスシティー連銀総裁 講演

30日(日)
英国・ユーロ圏が夏時間に移行
トルコ統一地方選挙

2014年3月20日木曜日

「金」はこれで終わりか・・・?

おはようございます。
雨雲に覆われて暗い朝を迎えています。

注目の米FOMCでは金利据え置き、100億ドル規模の資産買取縮小が発表されこちらはほぼ予想どおりの内容。しかし、利上げのガイダンスから「失業率6.5%」を削除、また大半のメンバーが2015年からの利上げを見込んでいることが明らかとなり、こちらに対しては市場はサプライズな反応を示すことになりました。
ドルは急騰し101円前半の水準から約1円のドル高・円安。「NY金」は量的緩和縮小観測からジリジリと値下がりしていましたが、発表を受けて約10ドルの下落となり、1,330ドルを割り込んでいます。

「東京金」は今日このままの下げで3日続落となります。MACDはデッドクロスが3度目の正直となり、急下降。2月から6週続いたトレンドは一旦崩れ、下値模索の動きを余儀なくされることになります。ただ、シグナル線が完全に下降に向かっているとは言い切れず、即ここから下降トレンド入っていくかどうかについてはもう少し経過を見定める必要があるように考えます。

株式市場では「NYダウ」が反落。早期利上げ観測の浮上で高値へは届かず、チャートは戻り売りの展開です。

来週には核安全保障サミットが予定されており、G7各国がウクライナ問題を協議すると見られています。国内3連休中には新たな材料が浮上されてくる可能性も否定できず、波乱の展開が予想されます。



2014年3月19日水曜日

国内最大のリスクは?

おはようございます。
春一番も来て快晴ですが、今朝の気温はまた寒さが戻ってきています。

ロシアのプーチン大統領は昨晩の演説でクリミアのロシア編入を承認しました。ただ、これ以上のウクライナ分割は望んでいないとの発言から、更なる緊張は避けられたようです。しかしながら、ロシア回帰への運動がウクライナ東部・南部に拡大する可能性もあり、欧米とロシアの対立は今のところ解決には至らず、冷戦後最悪と言っていいほどの緊張状態が続いています。
来週24、25日にオランダで開かれる核安全保障サミットでG7首脳によるウクライナ問題の協議が予定されており、今後の欧米・ロシアの動向に注意が必要です。

海外商品相場は貴金属安、石油・穀物高の動きとなっています。「NY金」は今のところのウクライナ情勢の落ち着きと米FOMCにて金融緩和縮小観測から2日続落。1351.1ドルまで安値をつけており、12日EMAまで値下がりしMACDはやや下降気味。この1350ドルは関門です。「NY白金」は終値ベースで12日EMAを割り込んできており、デッドクロス後3本目。こちらは目先、売り転換しています。「BRENT原油」はMACDに続き、シグナル線もゼロラインを下回り下降中、底入れ確認までは売り継続で考えます。

株式市場は「NYダウ」「S&P500」は2日続伸で高値を再び取りに向かっているような動きですが、テクニカル的には戻り売りの展開を脱しきれていません。再度下げ局面にはいる可能性は十分あると考え、要注意。

今晩(明朝未明)に米FRBから金融政策の発表があります。政策金利は据え置き、資産買取規模を650億ドルから550億ドル規模へと緩和縮小が予想されています。1月、2月と100億ドルずつ緩和縮小してきていますので、この流れのままかどうか。緩和縮小が今回見送りとなるとサプライズ的な反応となります。

国内は三連休前にFOMCの結果を受け、連休明けのサミットを迎えることになります。







2014年3月18日火曜日

眠るリスク

おはようございます。
晴れてはいますが、朝は霞がかって視界は良くありません。

クリミア住民投票でロシア編入が支持され、欧米対ロシアの緊張の高まりから始まった今週ですが、欧米の対ロ制裁が小規模な内容にとどまったことから安堵感が広がり、株式市場は反発、供給懸念のあった「原油」は下落、地政学リスクから逃避買いされていた「金」も一転下落しています。

現時点「東京金」4,447円ではMACDはデッドクロスしますが、3月に入ってからデッドクロスとゴールデンクロスが繰り返されているため判断は難しいところです。ただ、12日EMAの4,451円を割り込んできており、終値ベースで割り込んでくるかどうか。今の段階では転換したとは言えません。
「NYダウ」など株式市場は今だ下げ道中と考えられるため、「NY金」12日EMAの1354.6ドル近辺までの下げはまだ押し目と判断するほうが良いでしょうか・・・。

クリミア情勢・中国景気減速懸念・米FOMCなど、リスクはまだ眠っています。


【3/17発表 ICE Commitments of Traders Report~3/11現在~】 

              ロング    ショート   ネット
  ブレント原油    229,970    89,806   140,164(前週比 -12,723) 
[マネージドマネー]

マネージドマネー(主にCTA,CPO等ファンドの運用)の買い越しが5週ぶりの減少。

2014年3月17日月曜日

今週の予定

現在、アジア市場は、クリミア情勢を見極めたい思惑から、
小動きです。
地球を一回転しないと読みにくい
インデックス待ちの状態、現地時間の17日のクリミアの
住民投票の結果を発表する模様で、要人の発言に
注意したい
今週は、FOMCにも注目が集まる

17日(月)
ユーロ圏消費者物価(2月)
米住宅市場指数(3月)
米鉱工業生産(2月)

18日(火)
独ZEW景況感指数(3月)
米消費者物価・住宅着工(2月)

19日(水)
日本貿易収支(2月)
英中銀議事録・オズボーン財務相予算演説
FOMC・経済予測公表・イエレンFRB議長記者会見

20日(木)
黒田日銀総裁、会見
米中古住宅販売・景気先行指数(2月)
米新規失業保険申請件数(14日までの週)
EU首脳会議
FRB最新の銀行ストレステストの結果公表

21日(金)
日本は春分の日の祝日で休場
黒田日銀総裁、子応援
米格付け会社フィッチ、米国の格付けを発表
スタインFRB理事・セントルイス連銀総裁・ミネアポリス連銀総裁、講演

22日(土)
コンスタンシオECB副総裁、講演

CFTC建玉明細 ~3/11現在

【3/14発表 CFTC建玉明細 ~3/11現在~ 】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    15,726    115,082   -99,356
NY金       170,482    51,592  118,890 
NY銀        43,886   17,222   26,664    
NY白金      50,564    5,844   44,720
NYパラジウム  29,883      6,575     23,308
NY原油     511,076    104,244    406,832
CBOTコーン  422,097    187,193   234,904
CBOT大豆   282,609    87,052     195,557

金は買い越し小幅に増加。ショートの枚数から鑑みると、ショートカバーによる上昇はここらで一服かもしれません。三段上げ最終局面という場合は、新規の買いが出てこないといけません。
白金・パラジウムは買い越し増加。原油は買い越し減少。
とうもろこしはUSDA報告以後でも着々と買い進まれています。

株安「金」高 続く

おはようございます。
太陽の恵みを感じる朝です。

週末の欧米市場は、クリミアの住民投票の結果を待つ構えの推移でした。
16日、クリミア自治共和国は開票後にウクライナからの離脱を正式に決め、独立を宣言したうえで、ロシアに編入を要請する見通しです。問題はここからで、ロシアが編入を認めるか否か。編入を認めれば欧州側からの対ロ制裁に踏み切るのは確実視されており、一層の緊張高まりの様相です。

今朝は時間外でNY金は1,390ドルを超える水準もつけ、NYダウ先物も下げてスタート。ドル円は今のところ円高気味ではありますが、おとなしい動きです。

株価は本格的に調整入りの様子。「NYダウ」はMACDデッドクロス後2本目。ストキャスでもSlow%Dが79.4312と80割れです。下げを加速させるのは、ウクライナ情勢か、それとも中国問題か・・・?
しばらくは下値を探る展開を予想します。
一方、正反対の「NY金」は目指す目標は昨年8/28の1432.9ドル。「東京金」はグラム換算すると、ドル円が101円で4,652円、102円で4,699円となります。今週は上値を抜けれるかどうか?重要な週となります。

今週は、国内三連休です。

2014年3月14日金曜日

週明けは、ブラックマンデー?

ウクライナ情勢により、世界的株安が進行している
ノーベル平和賞(2009年受賞)オバマ大統領と、(2012年受賞)欧州連合
VS(2014年受賞候補)プーチン・ロシア大統領の間で火花を散らしている

現在、約8万人のロシア軍がウクライナ国境に集結しており
16日のクリミア住民投票後のウクライナや欧米の対応次第では、
軍事介入の可能性を示唆している

昨夜、ケリー米国務長官は、欧米は、17日に非常に深刻な措置をとる可能性を
警告している

週末と、週明けで、大きくマーケットムードが変化するかも知れない
何回目かのブラックマンデーになるのか?

株価急落で「金」は?

おはようございます。
天気は曇り空で雨はあがっています。生暖かい空気ですがこれが春の暖かさ。

米経済指標の新規失業保険申請件数、小売売上高は景気回復を示す内容となりましたが、反応は限定的で、中国の景気減速懸念、また週末クリミアで行なわれるロシア編入についての住民投票を前にしたウクライナ情勢の緊張からリスク回避の動きに押され、株式市場は急落。NYダウは231ドル安。ドル円も大きくドル安・円高の動きとなり、101.60円台へと下落しています。
海外商品市場は逃避買いにより、NY金・NY白金・NYパラは小幅続伸、NY銀・NY銅は下落、北海ブレント原油も0.63ドル安と株式市場に連動した下げとなっています。穀物はまちまち。

「NYダウ」は12日EMA、26日EMAを引値で大きく割り込み、MACDは下落。シグナル線とデッドクロスしました。ストキャスなどを加えて見て、下げを決定づけるにはあと一手下げがほしいですが、「NYダウ」のMACDでは比較的ダマシは少ないので、おそらく本格調整入りと考えます。S&P500でもMACDはデッドクロス。
「ドル円」はドル安・円高の動きになりましたが、今のところ2月のレンジに舞い戻っただけです。株価との連動性を考えると当然更なる円高も想定されますが、株価・商品に比べボラティリティが低く、方向性はあまりでないのではと考えています。102円を挟んで上下1円の動きでしょうか。

『金』について、「NY金」は依然として高い水準を維持しています。昨日1,370ドルを抜け、再びゴールデンクロスをしています。本日「東京金」は1円近い円高を受けて下がる換算です。『金』投機資金の逃避先となっているため、まだ突発的要因で跳ね上がってしまう可能性は十分あります。円高への動きがレンジを抜けるものであれば、国内はその恩恵を受け、値下がる局面もあるかもしれませんが、ドル円の動きが限定的となると、ドル建ての「NY金」の動きをそのまま反映してくることになります。昨日も指摘したとおり、引き続き株安・金高の展開を予想します。

「石油」も軟調、底入れ確認までは売りポジション維持で考えています。





2014年3月13日木曜日

株価調整入りの可能性も・・・

おはようございます。
朝から曇り空、澱んでいます。

今週は目立った経済指標の発表がありません。ただ、日本は期末、欧米でも四半期末ということもあって投機筋の思惑、ポジション調整による動きになっているような気がします。

NYダウが下落してきています。中国の景気先行き懸念が発端ですが、2/3に急落して終値ベースで安値をつけてから切り返して昨日で27営業日となっています。日柄でも日数も経過していますし、NYダウ、S&P500は12日EMAを瞬間割り込む場面もあり、MACDは下降気味。もう1、2手下げてくるとストキャスでも転換を示してきます。

 NY金は三日連続の続伸で上値を更新しました。引値高で1370.5ドルまで上昇しています。MACDも下降気味でしたが、昨日引値でMACD20.1427、シグナル20.3823で再びゴールデンクロスへ向かっています。上値更新によりNY金の上昇は再スタートの可能性が強まりました。仮に株価が調整入りしてドル安への動きになっていくと、加速度を増してきます。目をつぶって「金」を買い進んでみましょう。株安・金高の展開を予想します。







2014年3月12日水曜日

中国発、銅相場急落

おはようございます。
今日から気温も上昇、春の気配が戻ってきました。

夜間立会いでは「金」が上伸し、「東京金」は高値を更新して先限2月限で4,492円をつけました。投機的な流れとともに、クリミア自治共和国議会が16日の住民投票を前にしてウクライナからの分離独立を宣言し緊張状態が高まってきていることも背景にあります。
しかし、他の貴金属や石油は下落。中国の信用収縮懸念から銅相場が急落しています。理財商品への投機取引に利用され在庫が積み上がっている銅の投げ売りが懸念されているようです。
中国では、介入により人民元安へと演出してきました。海外からの投機資金の流入を阻止する狙いもあったようですが、これが表面化してきているのでしょうか、今後、他市場への影響も懸念されます。

 【NY銅】


「金」はNY・東京ともに上げトレンドが停滞してきていますが、今だトレンド終了、転換のサインはまだ出ていません。売り方にはもどかしく、また買い方も高値警戒を抱きながらの展開が続いています。


2014年3月11日火曜日

東日本大震災三周年追悼

日商協を通じて主務省からの協力要請で、本日14:46から1分間 黙とうを捧げます。
ご協力をよろしくお願い申し上げます。


彷徨う刃

おはようございます。
厳しい寒さも今日までで明日からはだいぶ暖かくなるようです。

昨晩からNY市場はサマータイムへと移行しています。
特に経済指標などはありませんでしたが、週末の米雇用統計や各国金融政策の方向性からややドル高円安傾向です。
商品市場はまちまちの展開。原油は中国の景気動向の懸念から大きく下落。また米農務省の需給報告を受けた穀物も下落しています。


 【3/10発表 ICE Commitments of Traders Report~3/4現在~】 

              ロング    ショート   ネット
  ブレント原油    246,239    93,352   152,887(前週比 +6,984) 
[マネージドマネー]

マネージドマネー(主にCTA,CPO等ファンドの運用)の買い越しが4週連続の増加。


 【3/10発表 USDA需給報告】

◎米国期末在庫(単位:100万ブッシェル)
        今月発表     予想平均(レンジ)    前月発表
コーン      1,456     1,487(1,431~1,656)     1,481   
大豆       145       141(125~150)       150

◎世界全体期末在庫(単位:100万トン)
        今月発表     予想平均(レンジ)    前月発表
コーン      158.47     156.5(154.8~158.4)    157.30   
大豆       70.64      71.5(69.5~74.0)      73.01


USDA需給報告では、「コーン」は米国の生産高はやや上方修正が予想されていたものの、下方修正される結果となりました。しかし逆に世界全体では下方修正されると見られていた期末在庫は予想平均の上限となる水準で上方修正されました。南米の生産が落ち込むなどなどの見通しが出ていたのですが懸念されるほどではなかったといったところでしょうか。
「コーン」は以前から指摘しているとおり、CFTCの投機筋ポジションが年明け以降大きく変化してきており、今回のUSDAで一服したのかもしれません。今月末には米四半期在庫、作付意向面積の発表もありますので、その前のポジション調整の動きだと考えられます。

今だ、ウクライナ情勢で高い水準を保っている「金」ですが、NYではMACDはデッドクロスして以降、下降し始めていますが、反対にドル高への動きとなり「東京金」は下値を支えられています。「NY金」は時間で調整してしまうのか?それとも価格で調整してくるのか?後者であれば、国内売り方も整理できる場面もありそうですが、前者で調整されてしまうと厳しい展開が続くこととなってしまいます。「東京金」MACDは彷徨い中です・・・。




2014年3月10日月曜日

シカゴコーン 買い越し大幅増加

おはようございます。
本日もまだ冷たい風が吹いています。

週末の米2月雇用統計は予想外の改善で事前予想14万9000人増を大きく上回り17万5000人増加となりました。ドルは急速に買われ、ドル円は103.70円まで上伸。一方のNY金は発表後、1,326ドルまで瞬間下落し、発表前から20ドル以上値を崩しました。

【NY金】





【東京金】




【3/7発表 CFTC建玉明細 ~3/4現在~ 】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    20,407    100,116   -79,709
NY金       171,404    56,238  115,166 
NY銀        44,297   16,388   27,909     
NY白金      46,946    7,299   39,647
NYパラジウム  27,624      5,741     21,883
NY原油     521,727     95,909    425,818
CBOTコーン  400,623   202,043   198,580
CBOT大豆   291,599    81,235     210,364

NY金は4週連続の買い越し増加。ショートカバーと新規買いでバランス良く買い進まれています。その他目立つのはコーンです。先週から72,410枚の買い越し増加で年明け以来8週連続。こちらは以前指摘したショートカバーを中心に買い進まれています。


先週はウクライナ情勢で上下に振り回されていますが、今週は方向性を示す動きになってくれるかもしれません。

なお、本日(米時間3月第二週の日曜日)から米国はサマータイムに戻ります。



2014年3月7日金曜日

「金」どっちがダマシか・・・

おはようございます。
今朝は再び氷点下。春が来たかと思えば、また冬に逆戻り。

ECB理事会では追加の金融緩和はなし。また日本時間でGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用について厚生労働省の草案内容から、日経平均の上昇、それに伴なう円安。また米新規失業保険申請件数の減少から労働市況の改善からドル高が進行でユーロ・円・ドルのそれぞれの思惑が合致したかたちで、ドル円はここ一ヶ月のレンジを上抜けました。

また為替市場の動きとは別に、クリミア半島をめぐる問題でロシアに対して米オバマ大統領はウクライナ侵入関係者に対し資産凍結・入国禁止令などの制裁を発動し緊張が高まりました。これによりNY貴金属は上昇。金は3/3の高値1355ドルは超えられず、高値1352.5ドルで引けは1351.8ドルの+11.5ドル。銀も3/3の高値2174.0セントは超えられず高値は2165.0セント。白金族のプラチナ・パラジウムは高値を更新、ウクライナ情勢によるロシアからの供給懸念や南ア電力公社エスコムの計画停電で需給逼迫懸念が強まっています。

クリミア半島はウクライナ領ではありますが、クリミア自治共和国としてウクライナ内の自治区となっています。ソ連時代はロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の一部として統治されていました。歴史を遡ると統治国家がたびたび変わっています。現在は5割以上ロシア人が占めているということでウクライナ政権に不満を持ったクリミアのロシア人たちは再びロシアへの帰属を求めているようです。ロシアにとっても黒海艦隊の基地として戦略的に重要なクリミアへの関心は強く、クリミア半島を手に入れたいロシアとそれを許さない欧米諸国の争いは今後も続くと思われます。

昨日指摘した「東京金」のデッドクロスは早々に切り返し、現在値では再びMACDがシグナルを上回っています。「NY金」では上値更新はしていないため、まだ返してはいませんが、東京はドル高円安の進行もあり、高値更新となりました。デッドクロスも高値を更新してしまっては、再び見直しをしなければいけません。今週に入り、MACDとシグナルが日替わりで上下クロスしています。大局は今まで上げてきたとおり、「買い」の流れで間違いないのですが、一番高いところで売りたいのもまたこれ人の心情です。『売り』を狙うのは大局に向かう手になりますので、『天井売らず、底買わず』の気持ちで一歩遅れからでも遅くはないのかもしれません。

フロアポジションは「金」売り越し拡大。「白金」買い越し大幅縮小。「白金」は「金」と同じ経過を辿っています。

2014年3月6日木曜日

「東京金」 デッドクロスに

おはようございます。
例の連続殺人の被疑者は逮捕され、ひと安心です。春先はこういった事件が多いので気をつけないといけませんね。

今月に入り、ウクライナ情勢による世界的なリスク回避への動きからドル安・円高に振れていましたが、落ち着いてきた様子です。しかしながら、昨晩の米ADP全国雇用者数は13万9,000人と事前予想を下回り、また米ISM非製造業景況指数も悪化。寒波、大雪の影響はあれど、やはりまだ重たく、102.50円台まで上伸したドル円は102.20~30円の動き。
米株式市場は、大きな伸びはありませんでしたが、高い水準での推移となっています。

「NYドル円」は月初のウクライナショックで一旦デッドクロスしたもののこれがダマシとなって再びゴールデンクロス。しかし、ここ一ヶ月の変動幅は大きくないためレンジ相場となっています。上限は2/21 102.83円から下限は2/3 100.77円

「NY金」は昨日の指摘どおりデッドクロスしており、マイナスのオシレータを拡大。為替同様、結果ウクライナショックがダマシになる可能性が強まってきました。NY市場では類似商品である「NY銀」は先月の下げによるデッドクロス以降、値段はまだ大きな下げには至っていませんが、MACDは下降しています。価格は12日EMAを下回っており、26日EMAを下回ると本格調整です。この「NY銀」に追随するかどうか、「NY金」の12日EMAは1328.3ドル、26日EMAは1307.6ドルです。

「東京金」は今朝の4,408円で終えるとMACDとシグナルがデッドクロスします。もう一度2/26高値4,426円を突き抜けてくるような動きがあれば展開も変わってきますが、4,400円台のせしてからは伸びが止まってきています。高値を越えてくるようなら再び買い出動を考えるべきですが、ここの4,400円のせの横ばい局面では売りは狙わずとも、買玉は一旦逃げておくところでしょうか。

「ブレント原油」は二日続落。軟調な展開は続きます。こちらもウクライナショックが完全にダマシとなってしまっています。国内「中東産原油」は2月末の安値を下回り、MACDは下降してゼロラインを下回ってきました。下げの流れはもうしばらく続きそうです。





2014年3月5日水曜日

今夜は、ADP雇用者数だが・・・・

東京タイムは、プーチン発言もあり、ウクライナ情勢緩和期待で、
株高、ドル高円安でした
本来なら、米国のADPが、マーケットの注目材料なのだが、
ウクライナ、ロシアからのニュースに反応しやすい
現在も、ロシア株が暴落しており、時間外の商品市場は
下落している

今夜のADPは、寒波の影響を考えてか事前予想は、悪い予想で
週末の米雇用統計の予想数字に近い
荒い値動きに注意が必要だ
【ユーロ圏】
*ドイツ非製造業PMI・確報値(2月)17:55
予想 55.4 前回 55.4

*ユーロ圏非製造業PMI・確報値(2月)18:00
予想 51.7 前回 51.7

*ユーロ圏GDP・改定値(第4四半期)19:00
予想 0.3% 前回 0.3%(前期比)

*ユーロ圏小売売上高(1月)19:00
予想 0.8% 前回 -1.6%(前月比)
予想 -0.2% 前回 -1.0%(前年比)

【英国】
*CIPS非製造業PMI(2月)18:30
予想 58.0 前回 58.3

【米国】
*MBA住宅ローン申請指数(28日までの週)21:00
予想 N/A 前回 -8.5%(前週比)

*ADP雇用者数(2月)22:15
予想 155千人 前回 175千人

*ISM非製造業景気指数(2月)6日0:00
予想 53.5 前回 54.0

NY金 再デッドクロス

おはようございます。
TVでもウクライナそっちのけで報道していますが、私の住んでいる街で凶悪な殺人事件がおきました。生活圏内での事件ですので、早期の事件解決を望んでいます。

今週に入りウクライナ情勢で右往左往しています。報道に振り回されぬよう、しっかりとテクニカルをながめ、見極めていきたいと思います。

「NY金」は週末の下げで一旦MACDとシグナルがデッドクロスし、いよいよ下げ局面に入ったかと思いきや、ウクライナ情勢で週明け夜間から買われ高値を更新し、再びMACDがシグナルを上回りました。しかしまた、昨晩の下げで再デッドクロス。
当社でセミナーをしていただいた小次郎講師の講演では、MACDの『売り』のシグナルは
①ヒストグラムのトップアウト
②MACDとシグナル線のデッドクロス
③12EMAと26EMAのデッドクロス
④MACDのゼロライン割れ
となるわけですが、その後が長期の相場になるのであれば、③④を見てからポジションをとっても遅くはありません。しかし、ここ一年の値動きを見る限りでは①はなくともやはり②のポイントでは仕掛けていかなければいけません。ただ今は騙し騙されでウロウロしていますので、もう一発どちらかに決め手がないと動きづらい展開です。
「ブレント原油」も同じく、先週デッドクロスを指摘してからの週明けのニュースで反発しています。しかしながら昨晩で行って来いの展開となり、MACDとシグナルはデッドクロスしたままとなっています。国内は昨日の足で上ヒゲ陰線となっており、今日のいまのところ陰線引けの展開。

現在「金」のフロアポジション、またカテゴリー別取組から見て一般投資家のポジションは圧倒的に売りに傾いており、昨年の年明け同様厳しい展開です。しかし、昨年8月の高値から下げ相場への移行時はフロアポジションはぴったりとドテン売りへと転換した経緯もあり、『当り屋』か『曲がり屋』かは後になってみないとわかりません。

「とうもろこし」が上昇してきています。インフォーマ社の南米生産高の下方修正でシカゴが大豆・コーン共に上昇。売買は低迷していますが、2月にファンドポジションが売り越しから買い越しへと転換し、教科書どおりの展開です。以前の活況でしたら今日はCB発動必至の動きです。



 【3/3発表 ICE Commitments of Traders Report~2/25現在~】

              ロング    ショート   ネット
  ブレント原油    244,977    99,074   145,903(前週比 +19,422) 
[マネージドマネー]

マネージドマネー(主にCTA,CPO等ファンドの運用)の買い越しが3週連続の増加。


ロシアがミサイル実験

インタファクス通信によると、ロシア国防省は現地時間の午後10時10分にロシア南部にアストラハンでミサイル発射実験を行ったと発表した。

2014年3月3日月曜日

やっぱりウクライナ

おはようございます。
3月に入りましたが、まだ雨は冷たく冬は抜けきれていないようです。

3/1(土)のセミナーは満員御礼のちょうど100名のご参加をいただきました。足元の悪い中、盛況をいただきありがとうございました。また、講師の先生方も質問等にも懇切丁寧にご解説いただきありがとうございました。

さて、週末夜間立会いで上下のあった貴金属ですが、本日は円高・海外NY金高の動きとなっています。ウクライナ情勢の軍事緊張が影響しています。

【2/28発表 CFTC建玉明細 ~2/25現在~ 】
           ロング     ショート     ネット
CME円先物    14,727    99,817    -85,090
NY金       169,870    60,406  109,464 
NY銀        44,848   15,911   28,937     
NY白金      44,577    9,501   35,076
NYパラジウム  23,902      5,972     17,930
NY原油     514,502     98,064    416,438
CBOTコーン  379,378   253,208   126,170
CBOT大豆   282,790    70,974     211,816

今週の予定

3日(月)
中国非製造業PMI(2月)
米ISM製造業景況指数・自動車販売台数(2月)
ドラギECB総裁、欧州議会委員会で証言
中国人民政治協商会議開幕

4日(火)
豪中銀政策金利
ユーロ圏生産者物価(1月)
米大統領予算教書
米上院銀行委員会、フィッシャー氏・パウエル氏・ブレイナード氏の指名公聴会

5日(水)
豪GDP(第4四半期)
中国HSBCサービス業PMI(2月)
米ADP雇用者数・ISM非製造業景況指数(2月)
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
中国全国人民代表大会開幕
カナダ中銀政策金利

6日(木)
豪小売売上高(1月)
BOE政策金利
ECB政策金利・ドラギECB総裁、記者会見
米製造業新規受注(1月)
米新規失業保険申請件数(28日までの週)
アトランタ連銀総裁・フィラデルフィア連銀総裁、講演

7日(金)
米雇用統計(2月)
バーナンキ前FRB議長、講演

8日(土)
中国貿易収支(2月)

9日(日)
中国消費者物価・生産者物価(2月)
北朝鮮、最高人民会議代議員選挙
米国、夏時間に移行