2023年12月27日水曜日

金 日銀主な意見 物価目標2%上振れリスクはない? 

おはようございます。

クリスマス連休明けの米株式は再び上昇。NYダウは前日比159.36ドル高の37545.33ドル。インテルのイスラエルへの設備投資に対する同国からの支援策が伝わりダウを押し上げました。ナスダックは81.601ポイント高の15074.573、S&P500は前日比20.12ポイント高の4774.75。ドル円相場は1ドル142.40円。週末のCFTC建玉明細では投機筋のドル買い円売りポジションが前週の81,131枚の買い越しから64,902枚の買い越しとなり3週連続で大きくポジションが調整されました。そのドル円相場は今朝142.80円まで円が下振れ(円安)しています。日銀の主な意見が発表され『来春賃上げ予想上振れても基調的な物価上昇率2%を大きく上回ってしまうリスク小さい』との見解が伝わり、賃上げ交渉春闘後の日銀政策修正観測が後退しました。

【NY金 日足】

【金標準先物 日足】
休暇明けのNY金2月限は前日比0.7ドル高の2069.8ドルで小動き。ただNY金は週末のCFTC建玉明細でも投機筋の買い越し枚数が拡大しており、総取組枚数も49万枚台に増加してきました。株式同様にクリスマスラリーの展開。米利下げ観測は2024年3月からの見方がコンセンサスとなっており、2024年に何回利下げがおこなわれていくかが来年の金相場を占うことになると予想されます。国内日足は一目均衡表雲に沿って上昇し、MACDがゴールデンクロス。NY2150ドル、OSE10000円に向かう展開か?

【白金標準先物 日足】

OSE白金標準先物は前日比38円高の44234円(10:56)で堅調推移。11月につけた4500円をうかがう展開が予想されます。先週にイギリスが新たな対ロシア制裁でロシア産金属の停止すると発表しています。ロシア産が世界生産の4割を占める白金族のパラジウムはこの対象となっていませんが、今年の5月にイギリスが対ロシア制裁でプラチナ・パラジウムの輸入関税を引き上げた際に価格が上昇、プラチナの代替需要が拡大するとの見通しからNYでは1100ドル、国内円建てでは4700円台まで上昇した経緯があり、これを意識して過剰に反応した展開になっていると思われます。総取組高が減少しながらの価格上昇となっているためあくまでショートカバー主導ですが、新規ロングも増加していることから目先は上値うかがいの展開かもしれません。




 

 

 

 

 

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