2010年8月20日金曜日

上海総合指数

14:22現在 2656.34 -1.18%

米市場の悪化をうけ一時 -1.59% まで下げました。
後場からもまだ重い展開となっています。
為替については目立った新たな材料は出ていませんが
民主党内から日銀の姿勢について米FRBと違うなどと
円高対策への不満が出てきているようです。

中国とうもろこし純輸入国へ

今朝日経一面に中国農業省の統計の記事が掲載されて
います。これによると今年1~6月で輸入量が輸出量を
約8000トン上回っているそうです。
私が学卒で入社した当時14年前、大相場がありました。
NHK特集で「誰が中国を養うか?」と題し輸入国に転じた
中国の需要拡大が叫ばれ記録的な期末在庫率をつけて
いたのを記憶しています。
今、ロシア、ウクライナなどで異常気象による小麦供給の
ダメージが深刻な問題となっていますが、これは世界的な
「ラニーニャ現象」の影響と言われています。
日本が夏を過ぎ秋口に入ってくるころ、南半球では春を
迎えアルゼンチンでとうもろこし、ブラジルで大豆、小麦は
オーストラリアで作付けシーズンに入ってきます。
今年は隠れた天候相場が続きそうです。
最近のシカゴでの大口投機玉の買いポジションの急激な
増加もこのへんの事情が背景にあるかもしれません。

20日 外電換算

おはようございます。

円高、株安となり振り出しに戻っています。
米経済指標は
新規失業保険申請件数 50.0万件(事前予想48.0万件)
フィラデルフィア連銀景況指数 -7.7(事前予想7.5)
景気先行指数 +0.1%(事前予想+0.1%)
 
金    -15
銀    -0.6
白金   -58
原油   -710
コーン  -290
大豆   -810
コーヒー +130
粗糖   -270
ドル円  85.27
NYダウ 10271.21 -144.33

上記のようにフィラデルフィア連銀景況指数が事前の
予想と真逆となりサプライズ的な内容でした。この結果
から景気への不安が再び高まり株安となりました。
私は昨日まで申し上げていますとおり、円高はもう終了
場面とみており、NYダウも一旦上向き出していることから
今日の下げは下値確認の下げとみています。
強気方針で買い増し場面と判断しています。

今日もよろしくお願いします。