2021年9月9日木曜日

金 ECB理事会でユーロとドルは?

おはようございます。

米株式は続落。NYダウは景気減速懸念から3営業日続落となり前日比68.93ドル安の35031.07ドル。S&P500も3日続落で前日比5.96ポイント安の4514.07.ナスダックは前日まで4営業日続伸から5営業日ぶりに反落し前日比87.690ポイント安の15286.637。米地区連銀経済報告(ベージュブック)では経済成長のペースが緩やかなペースにシフト、小売売上高の鈍化が報告され景気減速への懸念が強まりました。米長期金利はベージュブックを受けて債券買いが強まり低下。米10年国債利回りは1.336%。また米10年債入札でも強い需要が確認され需給悪化懸念が和らいでいます。

【金標準先物 日足】

ドル高の動きに翻弄され3日続落。米国の景気減速懸念が強まっていますが、明日のECB理事会を前にしてポジション調整の動きからなのか8月中旬から進んできたユーロ高ドル安の動きがこの3日間、失速反転となりドル高が金価格を押さえ込んでしまっているようでドル建て価格は1800ドルを割り込んでいます。しかしベージュブックでも指摘されている通り景気減速の懸念が強まる中で一部賃金上昇の動きがみられ、景気減速と同時に賃金インフレとなるスタグフレーションの兆しとみられる症状も指摘されています。経済の不安定要因が潜在するなかで、昨晩イエレン米財務長官はあらためて債務上限の問題に触れています。今晩のECB理事会でテーパリング縮小への動きがみられるとユーロ高ドル安となり金価格の反発の可能性もありますがいかに?

 

【白金標準先物 日足】

先限8月限は今朝の寄付き発会値3464円(8/27)と同値でスタート。しかし朝から下げ一代安値を更新すると3437円(10:33)まで安値を更新。手前6月限の一代終値安値3476円(8/19)の水準を日中終値で維持できるかどうか?今週の白金価格の軟調もユーロ安ドル高に起因しているとみられます。ECB理事会でのテーパリング議論>米債務上限問題 でユーロ高ドル安の動きとなるか?今晩のECB理事会後の動きに注目しています。



 

 

 

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