2020年11月10日火曜日

金 ワクチン開発報道でダウ高ナスダック安

おはようございます。

米株式はワクチン開発報道で史上最高値を更新する動きとなりました。米大統領選でのバイデン氏勝利で市場での祝賀ムード広がる中で米ファイザー社の開発しているワクチンの有効性が伝えられたことで米株式は開始前の時間外取引時間中に急騰。米株価指数先物では一時30000ドルにタッチ。NYダウは前日比834.57ドル高の29157.97ドル。高値は一時1600ドル高超えの29933.83ドルで史上最高値を記録。ただナスダックは181.45ポイント安の11713.78。ナスダックでもこれまでの最高値12074.07(9/2)を超え、高値は12108.07で史上最高値を更新しましたが、ワクチン開発でこれまでの巣ごもり需要で急成長を見込まれてきたハイテク株から景気循環株へと移行する動きもみられ、取引後半は全体的に値を落としています。


【NY金 日足】

バイデン勝利が獲得票数でほぼ確実となり市場は週明けの米国は祝賀ムード。株式相場もご祝儀相場といったような楽観ムードで上昇する動きとなり「金」でも大統領選前にポジションを縮小させていた投機筋が買い直してきたとみられ54万枚台まで減少していた総取組高も投票日前の57万枚台を回復させていました。しかし昨晩は21:00前に米ファイザー社開発のワクチンの有効性が伝えられると、株価は急上昇。ただこの動きでドルも急騰し、米長期金利も急上昇する中で「金」大きく反落。中心限月12月限の高値は日本時間中の1966.1ドル(14:37)まで伸び悩んでいたところでワクチン開発報道(20:48)が伝えられると急落。安値は1848.0ドル(01:46)と高値からわずか6時間ほどで約118ドルの急落となりました。直近安値1843.0ドル(9/24)は下抜けていませんが、8月2000ドル到達後の終値ベースでの安値1857.8(9/25)は下抜け、終値ベースでの直近安値を更新しています。現在の中心限月12月限は12月には2月限に移行されていきます。従来通りであれば単なる限月乗り換えの動きですが、年末のファンド決算期も重なる時期のためこれまでの買い姿勢に変化が起きるかどうか?チャート上は1850ドルを維持できるかどうかの瀬戸際。

 

【金標準先物 日足】

『お祭り騒ぎ』だった大統領選後の動きがムード一変。ドル円は全面安により103円台から105円台までの急激な円安ドル高となりましたが、ドル建て価格が為替の動きでは相殺しきれないほどの急落で円建て価格は大きく反落。昨日日中立ち合い高値6548円(14:37)を高値に夜間立ち合いで急落し安値は6305円(00:45)で、夜間取引終了は6360円で終えています。しかし今朝からも6350~6320円の安値域で売り買いが交錯しており出来高は夜間立ち合いを含めて現在すでに102,188枚の大商い。10万枚を超えるのは7000円台から急落した8/12以来となります。今のところチャート上では6500円+α~6300円-αのレンジですが、今晩以降の米株式や米長期金利の動き如何ではレンジが変わる可能性もあり、ボラティリティは高まりそうです。

 

 

 

 

 

 

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