金 日米共同声明で台湾問題が「火薬庫」

おはようございます。

米株式は挙って反落。NYダウは前日比123.04ドル安の34077.63ドル。前日の最高値更新から利益確定売りが広がりました。ナスダックは前日比137.57ﾎﾟｲﾝﾄ安の13914.77。IT株も利益確定売りに押され、またテスラの自動運中の死亡事故が伝えられたことも悪材料となった模様。S＆P500株価指数は前日比22.21ﾎﾟｲﾝﾄ安の4163.26。米長期金利は株安から債券が買われる動きも見られましたが弱く、先週の債券買いの反動も出た様子。米10年国債利回りは1.61％。

 

【金標準先物　日足】

3日ぶりの反落。アジア時間から欧州時間へ時間帯には長期金利低下によるドル安の動きがみられましたが、欧州時間からは長期金利の上昇傾向が強まり貴金属の相場全体が押されました。ただ手掛かり材料に欠け、利益確定売りが先行したか？WGCが公表した4/16時点の世界の金ETF残高は前週比7.7トン減の3553.5トン。内訳では北アメリカ地域では前週比9.0トン減の1835.2トン、欧州地域では前週比2.1トン増の1523.8トン、アジア地域では0.9トン減の131.9トン、他の地域では前週比0.1トン増の62.6トンとなっています。欧州地域では2週連続の増加。遅行線は一目均衡表の雲が上値抵抗となり跳ね返されたかたちですが、下値は実線が抵抗になるとみています。

 

【白金標準先物　日足】

欧州通貨が堅調推移し、昨晩の夜間立ち合いでは一時4270円（22:02）までの上昇を見せましたが、ユーロドルの上昇が一服し、ポンドドルの相場も一服してドルインデックス（DXY）も低下が91.00ﾎﾟｲﾝﾄ手前で反発。白金も上昇一巡後に反落となりましたが、下値は4200円の20日加重平均が位置する水準で抵抗を見せている様子。為替、金利の動きに左右されていますが、材料に欠ける動きで上下もまだ限定的。

 

 

 

 

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