2021年7月13日火曜日

金 欧州での金需要

 おはようございます。

米株式は2営業日連続で主要3指数が揃って過去最高値を更新。NYダウは前日比126.02ドル高の34996.18ドルで一時初の35000ドル台に達しています。ナスダックは前日比31.32ポイント高の14733.24、S&P500株価指数は前日比15.08ポイント高の4384.63。今週から米大手企業の4-6月期 決算発表を迎えるにあたり、特に翌日発表される金融大手が買われました。米長期金利は上昇ながら今晩の米消費者物価指数やパウエルFRB議長の議会証言を控え、インフレ動向を見極めたいと見方から小動き。米10年国債利回りは1.368%。

【金標準先物 日足】

NY金は昨晩22:00台に一時1791.0ドルまで反落局面がありましたが、1800ドル以下の水準はレンジ商いのなか買い直されています。NY金総取組高は7/9時点で476,693枚で5営業日連続の増加。国内も雲の下限付近で下支えられ安値は6355円(23:00)で切り返し反発。長期金利(10年債利回り)は1.3%台に戻してきましたが、堅調な動きを維持しています。WGCによると7月入り世界全体の金ETF残高は3629.8トンと6月末から増加。米国内ではやや減少気味ですが欧州での増加が顕著。ECBがフォワードガイダンスの変更を示唆しており、金融緩和姿勢が強まっていることが要因とみられます。ただユーロ安ドル高を伴ないやすくドル建て価格を押さえる要因にもなるため上に抜けきらない動きになっているのかもしれません。ECBは来週22日に開かれインフレ率のオーバーシュートを容認する構え。目先、対ユーロでのドル高となりやすい環境ですが、NY市場における取組高増加を見ると下支えはしっかりか…。国内日足チャートでは6453円(終値)を超えると新値足が陽転となります。

 

【白金標準先物 日足】

NY株高の流れからパラジウムなども上昇し切り返しの動きとなり上値抵抗線にトライとなってきました。約一か月のレンジ上値付近となり、上抜けるきっかけができるかどうか?NY市場においては取組高の推移では目立つ兆候もなく、まだ不安定な取組内容とみられます。南アでの前大統領が逮捕されたことにより暴動が起きるなど政局不安の問題があります。供給面での影響よりも南アランド安の影響のほうが懸念材料。持ち合い抜けとなるか、再度下値試す場面があるか…ですが、米株式市場に利益確定の調整の動きがみられる可能性もありまだ上値は重いと考えます。

 



 

 

 

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