2015年8月21日金曜日

新興国通貨の下落

おはようございます。
高校野球も昨日の決勝戦で幕を閉じ、いよいよ夏の終わりが近づいています。

米株式は大幅続落。NYダウは17000ドルを割り込み年初来安値を更新し-358.04ドルの16990.69ドル。ドル円も売られ123円台前半。債券市場は世界同時株安の流れを受けて逃避買いが集まり長期金利が低下。米10年国債利回りは2.07%。米利上げが注目されていましたが、FOMC議事録で早期利上げ観測の後退、そこに中国リスクが高まってきて市場がざわついてきています。

【NY金 日足】
 年初高値1307.8ドル(1/22)から1141.6ドル(3/17)まで下落した後1232.0ドル(5/18)まで半値戻し。その後今年安値1072.3ドル(7/24)まで下落してからの半値戻り(1152ドル)が現在の水準になります。相場はそう単純にはいきませんが、今の上昇ペースからは警戒感も生まれます。しかし5月の戻り高値時はCFTC建玉明細では10万枚を越える買い越しまで買われていたことからすると、先週発表で約3万枚の買い越しであればまだ買われる余地は十分と考えています。

【東京金 日足】
 こちらもNY同様6月高値4794円(6/2)から安値4285円(7/24)までの下げも半値戻しを達成。速い上昇ペースには警戒感があります。買うなら押し目を。

【東京白金 日足】
巻き戻しの動きです。押し目を拾う作戦で。アヤを取りに行く売りは流れに逆らいます。

 【東京原油 日足】
 安値更新中。反転の機会をうかがいます。
ハリケーンの季節で天候にも注目。

【東京とうもろこし 日足】
現在蚊帳の外。コメントなし。


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