米株式はFOMCを控えて様子見ムードから持ち高調整の売りに押され反落。NYダウが215.67ドル安の47739.32ドル、ナスダックが前日比32.225ポイント安の23545.903、S&P500は前日比23.89ポイント安の6846.51。ドル円は156円台を回復するドル高円安。FOMC(9-10日開催)では追加利下げが実施される見通しですが、来年以降の方針についてはインフレの高止まりを警戒し『タカ派寄り』になるのではとの憶測からドルが買われた様子。また昨晩の青森県東方沖を震源とした地震によって被害状況によっては日銀の追加利上げ見送りの可能性も意識され、円が売られやすかったことも重なり、ドル高円安に振れやすい環境でした。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】8日のNY金2月限は3日ぶりの反落で前日比25.3ドル安の4217.7ドル。ドル高が上値を圧迫しました。FOMC声明後のパウエル議長が会見で来年の見通しについてどのような認識を示すかが注目され、今晩も様子見ムードの様相。ただWGCの12/5集計で世界のETF保有高は過去最高を更新。北アメリカ地域、アジア地域が過去最高の保有高となっています。北アメリカ地域では米国、カナダ、アジア地域では中国、香港、マレーシアが主に増加させています。本日のOSE金標準先物10月限は前日比74円安の21361円で日中取引を終えました。今月12月に入り先限の高値21653円(1日)から安値21190円(5日)のレンジで推移し、短期的な強い方向感はまだありません。イベント経過してからトレンドを形成してくるか?【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】 11月末に広州白金の取引がスタートしましたが、現在は持ち合いの展開で落ち着いています。本日のOSE白金標準先物10月限は前日比19円安の7717円で小動き。買い方優勢とみられますが、金同様に動意づくきっかけ待ちに。
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