2015年3月3日火曜日

円安の要因

おはようございます。
一旦、上がってきた気温もまた下げてきています。季節の移り変わり目で風邪も流行っているらしいので気をつけましょう。

米経済はあらためて好調さが確認されました。米個人支出が改善され米株式は上昇。NYダウは18288.63ドルで+155.93ドルで最高値を更新。
米10年物国債利回りは2.09%で2%台に上昇してきました。ドル円は120円台を回復。

【ドル円 日足】
昨日も指摘したことですが、昨年末からドル円は高止まりしているにもかかわらず、先週のCFTC建玉明細でドル買い円売りのポジションはここ一年で最小のポジションになっています。金融政策の方向性からドル買いは不変ですが、ドルに対して売られる通貨が問題。ここ数ヶ月はギリシャ問題でユーロが売り対象通貨としてドル買いユーロ売りポジションが膨らんでいましたが、ドル/ユーロも1.1182ユーロ/ドルまで下落していますので下値余地が限られてきたのか、再び売り対象通貨として円が選好されてきたのかもしれません。ファンドポジションだけを見れば売られる余地は大きいと判断できます。

【NY金 日足】
米金利上昇にアタマを抑えられています。1200ドル以下はヒゲ線が続きましたが、上値もまたヒゲ線続きの持ち合いです。

【東京金 日足】
転換線を抜けて一押し場面。臆することなく「買い」方針で見ています。

【東京白金 日足】
こちらも目先は安値をつけたと考えています。ユーロの売られ余地が少ない以上、過剰に売られる局面は過ぎ去ったように思います。円安の恩恵を受けるのは「金」よりもこちらかも。

【東京原油 日足】
証拠金も引きあがり少し動きが鈍くなってきたでしょうか。急騰していくような動きではありませんが、今のところは買い方優勢。押し目買い方針。

【東京とうもろこし 日足】
 シカゴに大きな動きなく様子見。