おはようございます。
昨晩発表された米7月雇用動態調査(JOLTS)では 求人数が718.1万人と市場予想の737.0万人を大幅に下回りました。前月分も下方修正され、労働市場の弱さが示されています。ドルは利下げが意識され1ドル148.60円台から147.80円台へとドル安円高の動きとなりましたが、トランプ政権による相互関税の「違法」への嫌疑や米財政悪化への懸念が根強く、株価への反応はまちまちに。NYダウは前日比24.58ドル安の45271.23ドルと3日続落。一方でハイテク株中心のナスダックは前日比218.096ポイント高の21497.726と金利低下もあり3日ぶりに買い戻されて反発。S&P500も前日比32.72ポイント高の6448.26と3日ぶりの反発となりました。
【ドル円 日足】
[SPDR金ETF保有高推移]
[NY金総取組高推移]
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】NY金12月限は6日続伸し前日比43.3ドル高の3635.5ドル。3営業日連続で過去最高値を更新しています。昨晩はJOLTSの発表を受けて米利下げ観測が強まり上伸。NY金総取組高は前日の2日時点で492,908枚とジャクソンホール会合後から約6万枚弱増加しており、「金」への投機資金流入の様子が確認できます。また長期保有目的が多くを占める金ETF市場においても今年に入って最大の保有高に増加。米利下げ観測、トランプ大統領のFRBに対する圧力でFRBの独立性が危ぶまれている点が「金」を買い進む要因になっています。本日の4日日本時間ではドル建て金価格は昨晩の高値から軟調な推移となっており3612ドル近辺と昨晩セツルメントから約20ドル値下がりしており、国内のOSE金標準先物8月限は寄付き17075円で寄り付き前日比マイナスの水準まで値下がりしてきています。10:36現在、前日比30円安の17022円。
【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】NY白金10月限は前日比42.9ドル高の1455.1ドルと4営業日続伸。NY白金の直近高値1511.4ドル(7/21)まではまだ到達していませんが、国内OSE白金標準先物8月限はつなぎ足で昨晩夜間取引中に直近高値を一時上抜けてました。6342円(23:28)が直近戻り高値となりますが、今朝は水準を下げており前日比では62円高ですが6233円と昨晩高値からは約100円値下がりした水準での推移となっています。NY白金の総取組高はやや増加の傾向ですが7月の戻り高値には届いていないため、まだ力強さは見られず。
セミナー 今後の予定
9/20(土)(東京)講師:エミン・ユルマズ
10/18(東京) 講師:水上紀行
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
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