2023年3月7日火曜日

金 パウエル議会証言前で足踏み

 おはようございます。

米株式は今晩の米パウエルFRB議長の議会証言を控えて小動きの展開。NYダウは前日比40.47ドル高の33431.44ドル、ナスダックは前日比13.268ポイント安の11675.737、S&P500は前日比2.78ポイント高の4048.42。昨晩発表された経済指標では米1月製造業受注が前月比1.6%減と市場予想は上回りましたが、前月(1.8%増)からは大幅に低下。ただ相場への影響は少なかったようです。為替は欧州での利上げ観測が強くユーロ高ドル安の動きが強まりましたが、ドル円は一進一退で1ドル136円を挟んだ攻防。 

【金標準先物 日足】

NY金4月限セツルメントは前日と変わらずの1854.6ドル。パウエル議長の議会証言を見極めようと様子見姿勢。ただNY金は安値1810.8ドル(2/28)から切り返して以降、NY金の総取組高はわずかながら増加傾向を辿ってきており2月上旬からの下げは一巡したとみられます。ドル円は日銀が昨年12/20に金融政策決定会合で長期金利の変動許容幅上限を0.5%に引き上げて以降1ドル137円を超えておらず足踏み状態。今月22日の米FOMCでFRBのタカ派姿勢がどの程度なのか?そのヒントを探る今晩のパウエル議長の発言に注目が集まります。労働市場の環境、PCEデフレータ、景況感などを踏まえると利上げ姿勢を弱める可能性は低いとみられ、ドル高が進むきっかけとなる可能性がありそうです。欧州でも利上げ観測が強まっており、ドル、ユーロに後れを取る円の円安圧力が国内円建て金価格の下支え要因になるのでは?直近の終値ベース高値が8081円(1/26)であり、玉が動くのはこれを上抜けてからか…。

【白金標準先物 日足】

着実に下値を切り上げている展開。NY白金4月限は前日比0.8ドル安の978.6ドルでしたがNY日足では950ドルに位置する200日移動平均線下でW底で安値確認し反発してきています。こちらも1月からの売りは一巡したとみられ、1000ドルを試す展開に。国内円建ては4200円前後での抵抗帯に位置していますが、何らかのきっかけ待ちか?買戻しが出やすい取組内容になっていると考えます。

 

 

 

 

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