2015年2月16日月曜日

中国は旧正月入り

こんにちは。
週末は天候は優れていましたが、とにかく風が強く体感は雪国を思わせました。

本日はプレジデントデーで米国市場は休場です。公式では「Washington’s Birthday」と、米国の『建国の父』、ジョージ・ワシントン大統領の生誕を記念する祝日ですが、現在は同じ2月生まれ(2/12)の第16代大統領、エイブラハム・リンカーンをともに祝うことになった経緯があるそうです。

【今週の予定】
2月16日(月) <国内>
10-12月期GDP【速報値】(8:50)
1月首都圏新規マンション販売(13:00)
<海外>
ユーロ圏財務相会合
米国市場休場「Washington's Birthday
2月17日(火) <国内>
日銀金融政策決定会合(~18日)
1月全国百貨店売上高(14:30)
20年国債入札
<海外>
独2月ZEW景況感調査(19:00)
米2月NY連銀製造業景気指数(22:30)
米2月NAHB住宅市場指数(18日0:00)
2月18日(水) <国内>
日銀政策金利発表
1月訪日外客数
黒田日銀総裁記者会見(15:30)
<海外>
米1月住宅着工件数(22:30)
米1月卸売物価(22:30)
米1月鉱工業生産(23:15)
FOMC議事録公表(1/27~28分)
中国市場休場(~24日 春節)
2月19日(木) <国内>
1月貿易統計(8:50)
<海外>
米新規失業保険申請件数(22:30)
米2月フィラデルフィア連銀景気指数(20日0:00)
米30年インフレ連動国債入札
中国春節(旧正月)
中国市場休場(~24日 春節)
2月20日(金) <国内>
1月コンビニ売上高(16:00)
<海外>
独1月製造業・サービス業PMI【速報値】(17:30)
ユーロ圏1月製造業・サービス業PMI【速報値】(18:00)
中国市場休場(~24日 春節)
今週は、先日物議を醸し出した『日銀』の金融政策決定会合とその後の黒田総裁の記者会見、また、ユーロ導入後初めてとなるECB理事会の議事録要旨の公開があります。どちらも金融政策の方向性を裏付けるものになり注目されます。
2/18からは中国、アジア圏で旧正月に入り大型連休となります。特に動き出したゴムへの影響も注目されます。



CFTC建玉明細 2015/02/10現在】

ロング
ショート
ネット
総取組高
CMEドル円
25,884
81,008
-55,124
204,193
NY
199,036
43,762
155,274
393,232
NY
62,034
15,170
46,864
168,146
NY白金
45,418
16,091
29,327
64,849
NYパラジウム
23,429
5,373
18,056
33,778
NY原油
478,989
207,462
271,527
1,717,593
シカゴコーン
376,836
210,764
166,072
1,358,550
シカゴ大豆
160,817
201,930
-41,113
726,768
 
「金」は2週連続で買い越しが低下。ロングの手仕舞いが確認できますが、ショートの新規建てが見られないのが、下げ幅の割りに反発局面がない理由かも知れません。他貴金属はややショートが増加しています。


【NY金 週足】
日足では100日移動平均線が1216ドルで下支えになっていますが、週足で見ると1月高値の1307ドルが100週移動平均線となり上値抵抗になっています。今週ではこれが1298ドルに下げており、上昇トレンドを形成するにはやはり1300ドル回復が必要なようです。

【東京金 週足】
 高値から今週で5本目。日柄的には反発が欲しいところですが、動きは軟調地合いが続いています。4600円以下までの調整が必要なのかどうか?大局買い優勢であり反転に期待。

【東京白金 週足】
 一目均衡表だけでなく、MACD、RSIなども持ち合いの様相。「金」ほどの上下がありません。ファンダメンタルズではやはりギリシャ問題からユーロ連動の側面が出ています。

【東京原油 週足】
ウクライナ問題については停戦合意なされましたが、今後はその実効力が問われます。ミーハーですが、個人的に今回の原油下落はロシアへの制裁のために意図的なものを感じています。停戦合意がまた破られてしまうと・・・。そんな憶測 も浮かびますが、チャート上は底を打っていると判断しています。

【東京とうもろこし 週足】
チャートが好転しているように見えますが、これは新甫限月が建ったため。どう捉えるべきか迷うところです。判断材料の決め手に欠ける相場ですが、困った時はアノマリーか・・・。