2012年3月2日金曜日

ISDAの見解!

*ISDA、ギリシャ債は現時点では信用事由の対象にならない
金融派生商品の取引慣行を定めている国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)は、ギリシャ国債について、現時点では債務不履行に伴う信用事由の対象にならないとの見解を発表した。

ISDAが信用事由と判定すればCDSが決済されることになり、警戒を示す声もあった。ECBや欧州投資銀行(EIB)が保有するギリシャ債はヘアカットが実施されず、額面で新債券に交換さる優遇措置がとられたことから、事実上、民間が保有する債券は劣後債の処理となる。これが信用事由に該当するとの指摘も出ており、隠れリスクとなっていた。