金 米経済ソフトランディングへの期待

おはようございます。

米株式は続伸。NYダウは反発し前日比242.74ドル高の28049.13ドルで史上最高値を更新。ナスダックは前日比28.578ﾎﾟｲﾝﾄ高の15510.495で6営業日続伸、S＆P500は前日比25.61ﾎﾟｲﾝﾄ高の4894.16で6営業日続伸となり5営業日連続で史上最高値を更新しています。昨晩発表された米10-12GDP速報値は前回発表の4.9％からは低下していたものの市場予想の2.0％を大きく上回る3.3％に上振れしており、またPCEコアデフレータは2.0％で安定しインフレ圧力が抑えられていました。インフレを抑止しながらの米経済ソフトランディングが期待され株価は上昇し、米長期金利が低下しています。

【OSE金標準先物　日足】

ＮY金2月限は前日比1.8ドル高の2017.8ドルと小反発。ドル円は147円台中盤と持ち合っておりOSE金標準先物12月限は10:28現在前日比22円高の9603円で推移。この2週間9600円を挟む小幅な横這いレンジでの推移となっています。米早期利下げ観測が後退する中で3月におけるFEDの金利予想は利下げ（49.1％）:据え置き（50.9％）と見方が拮抗しています。来週のFOMCでの内容、パウエル議長の会見などから方向感を探ることになりますが、あくまで市場はまだ年6回の利下げを想定したまま…。

【OSE白金標準先物　日足】

NY白金4月限が前日比20.4ドル安の894.5ドルと大幅に下落し入電。前日の中国預金準備率の引き下げで株価や資源価格の上昇に繋がりましたが、中国不動産市況への不安は根強く景気浮揚策の効果にも中長期的には疑問視の見方…。

 

 

 

 

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金 中国預金準備率0.5ﾎﾟｲﾝﾄ引き下げ

おはようございます。

米株式はダウはが最高値をつけた22日から2日続落、前日比99.06ドル安の37806.39ドル、ただナスダック、S&P500は昨年からの高値更新の流れが続いており、ナスダックは前日比55.974ﾎﾟｲﾝﾄ高の15481.917で5日続伸、S＆P500も前日比3.95ﾎﾟｲﾝﾄ高の4868.55で5日続伸です。

昨日、中国人民銀行（中央銀行）の潘功勝総裁が2/5に預金準備率を0.5ポイント引き下げると発表しました。資金供給を増やし景気を下支えすることを目的とし、中国株式市場は大きく反応し上昇しています。米市場では米長期金利が上昇し対主要通貨でドルが買われています。昨日の米1月製造業・非製造業PMIが市場の予想を上回るなど米経済指標の好調が続き米経済の底堅さが示されています。年末には米早期利下げ観測が強まりましたが今月に入り利下げ観測は徐々に後退しておりFEDウォッチでは3月の利下げ予想が41.2％まで低下してきました。来週30・31日の米FOMCを前に再度ドル買い意欲が強まっている様子。本日はECB理事会、米GDP速報値の発表が控えます。

【OSE金標準先物　日足】

ＮY金2月限は前日比9.8ドル安の2016.0ドルで反落。米経済指標の好調が続き米長期金利がドル建て金価格の上値を圧迫しています。ただ2000ドルでの下支えも意識されており方向感を探りながらの横這い推移といった様子。国内OSE金標準先物12月限は10:33現在前日比57円安の9575円で推移。ドル円相場が148円台から146円台での往来相場になっており為替によって上下が繰り返されています。米利下げ観測の後退によって上昇の勢いが削がれていますが、イベント待ちの様子見ムードといった様子。FEDウォッチでは目先の早期利下げ観測が後退しているとはいえ、2024年には年6回の利下げが想定されていることに変化はなく基調に大きな変化は出ないと考えます。

【OSE白金標準先物　日足】

ＮY白金4月限は前日比9.4ドル高の914.9ドル。昨日の中国における市況へのテコ入れ（預金準備率の引き下げ）が功を奏し、中国株だけでなく銅などの資源価格も大幅に上昇しています。白金にもその影響から上昇圧力が加わっているとみられます。OSE白金標準先物12月限は10:41現在前日比6円安の4309円で4300円台を維持。NY白金では総取組高が投機的に売り込まれ79,000枚まで増加、またOSE白金標準でも昨日現在で44,000枚まで総取組高が増加しています。4300円台で細かく持ち合いが続いていますが、総取組高が増加しているため大きく放れる動きになる可能性がありそうです。

 

 

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金 1ドル148円台円安で年初来高値更新

 米株式は反発。NYダウは前日比201.94ドル高の37468.61ドル、ナスダックは前日比200.027ﾎﾟｲﾝﾄ高の15055.648、S＆P500は前日比41.73ﾎﾟｲﾝﾄ高の4780.94。前週の新規失業保険申請件数が市場予想を上回る改善を示し、労働市場の底堅さが確認され米利下げ観測は後退しました。反応したのは金利、為替でドル円は1ドル148.20円までドル高円安が進行。本日は来週の日銀金融政策決定会合で金融政策が維持されるとの思惑から日本時間で148.80円まで円安が進みました。

【OSE金標準先物　日足】

OSE金標準先物12月限は前日比106円高の9666円で本日の取引を終了。1/16の年初来高値9636円を上抜け終値ベースでも直近高値を更新。テクニカル上、遅行線が実線ローソク足の上に浮上。これにより市場では買い方優勢の構図となったとみています。来週の日銀金融政策決定会合での政策修正への警戒なくドル円はドル買い円売りが強まっています。NY金も中東地政学リスクで2000ドルを維持しており堅調地合いは続くとみています。

 

【OSE白金標準先物　日足】

OSE白金標準先物12月限は急反発し前日比114円高の4346円。遅行線も実線通りにボトムをつけたかたちとなりレンジ相場の中で下限から反転上昇の動きになってきています。白金のレンジ相場の傾向通りボトムでは総取組高が国内外で増加。1/18現在の国内総取組高は78,977枚で12月に終値でボトムをつけた12/7の78,466枚とほぼ同水準。目先ショートカバーが続くか？

 

 

 

 

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