2015年1月30日金曜日

金 大幅調整

おはようございます。
今朝、日本橋では6:00頃から雪に変わっています。寒いはずです。

前日の米FOMC声明の見解は別に、米株式は上昇。米週間新規失業保険申請件数が大幅減少。良好な企業決算も追い風となり、NYダウは225.48ドル高の17416.85ドルと前日の年初来安値から反発しています。6月からと見られる利上げ時期について様々な憶測がたちますが、また今晩発表の米10-12月期GDP速報値も注目されます。
ドル円はチャート上でも118円中盤から117円中盤でがっぷり四つの状態です。

【NY金 日足】
前日の米FOMC声明で早期利上げ観測の浮上、ドル高、株高で前日比-31.3ドルの続落。
ようやく大きな調整となり目標だった1240~1260ドルへ入ってきました。昨晩のセツルメントは1254.6ドルで年初からの上昇の1/3の下げになっています。半値押しはだいたい基準線付近の1240ドル割れのところとなりますが、そこまでの可能性も強まっています。

【東京金 日足】
 12月と同じような足取りを辿っています。現時点で12月からの上昇の1/3の調整。欲しい水準は基準線4738円から1/2押しとなる4709円ですが、買い転換していくタイミングと考えています。

【東京白金 日足】
「白金」の場合は、「金」よりも押しが深く入っています。12月もそうでしたが、先行スパン、雲の上限まで押して反発しています。チャートから本日は買いを入れていく水準と考えます。しかし、「金」とは異なり12月からの高値更新振れ幅が小さかったため、その事は考慮しなければいけないと考えます。

【東京原油 日足】
 持ち合いが続いています。反発を狙う投資家の買いとリスク回避からポジションを取る生産業者の売りのせめぎ合いです。レンジを抜けるまでは大きくポジションは取れません。

【東京とうもろこし 日足】
 10月からの上昇の1/2押し、25500円付近を狙っています。シカゴ小麦が小反発ですが、ベクトルは下向きと判断しています。

2015年1月29日木曜日

米国にも世界経済の煽り

おはようございます。
今朝、家を出る時は氷点下。空気は痛さを感じる冷たさです。

昨晩は、米FOMC声明前は大きな指標発表もなく様子見ムード。声明発表後は利上げへの方向性に変化なしとして米株式は売られ、NYダウは-195.84ドルの17191.37ドルとなり今年一番の安値で終了。 ドル円はややドル安円高の動きで117円台後半。

FOMC声明では、低金利持続について「相当な期間」とされていた文言が削除され、利上げについて「辛抱強く」という表現がされています。6月、または9月と見られている利上げの時期については変更ないとの解釈がされる一方、国内景気については景気判断を引き上げましたが、利上げ時期を決定する上で、「国際情勢に関するデータ」を考慮する意向を明確にしてきています。これが、利上げ時期が先延ばしされるとの解釈もでき、結論からすると市場はどっちつかずの判断になっているようです。

【NY金 日足】
 日替わりで上げ下げを繰り返しています。上値はまだ重いと見ますが・・・。

【東京金 日足】
転換線が急上昇し4828円まで引きあがってきました。今までの押し目の目安基準線は4724円。このラインを待っていますが焦らされています。ここから急上昇してきた転換線4828円を下回ると、12月の下げ局面と同じようなパターンになるのですが・・・。

【東京白金 日足】
基準線付近近づいてきました。

【東京原油 日足】
上抜けず、下抜けず。37000~38500円抜けたほうへ(現在、斥候買い)。

【東京とうもろこし 日足】
 草葉の陰に隠れていますが、これが一番言うことを効いてきています。小麦に追随してシカゴでは1月の安値を下抜けています。26000円は通過点として本日『売り乗せ』。

2015年1月28日水曜日

ドル高偏重にもなりきれず

おはようございます。
今朝は少し冷え込みが緩んでいます。

米株式は米耐久財受注が予想を下回る内容や企業決算を嫌気してNYダウ-291.49ドルの17387.21ドルで引けています。まだ今年に入ってからの安値は維持。

ドル円は118円を挟み行ったり来たり。米FOMCの結果発表を控えてまちまちですが、ドル高一辺倒の動きにはなかなかなりません。
国内では銀行や生保など大手機関投資家に日本の国債離れの動きがあるようです。利回りが低下しているため、一部株式や外債に振り向けられています。これにより日本の長期金利が上昇し、日米金利差に開きが出てきていません。国内の長期金利の動向にも注意が必要です。

【NY金 日足】
 ウクライナ情勢の緊迫化で逃避買い。取組増加、SPDR保有金残高も増加していることから積み増しされている気配が窺えます。しかし、相場としてはまだ押しが浅いか。

【東京金 日足】
 高値持ち合い。昨日のTOCOM非当業者委託玉の内訳は67619売59592買でネット8027枚の売り越しに。11月、12月の高値時に匹敵する玉バランスになっています。まだ押し待ちスタンスで。

【東京白金 日足】
もう一声です。

【東京原油 日足】
レンジ内の攻防が続いています。米オバマ大統領とサウジのサルマン新国王の会談では原油安についての協議もされたと見られますが、対イスラム国の連携強化が中心だったのか市場は反応なし。国内は37000~38500円のレンジから抜け出せず。

【東京とうもろこし 日足】
少し水準を切り下げてきました。26000円割れを待ちたいところ。



2015年1月27日火曜日

ユーロ材料出尽くし

おはようございます。
夜中に続いた雨はもう上がっています。気温は下がるようですが・・・。

ギリシャの総選挙は急進左派連合の勝利。ツィプラス党首が首相に就任して、これからユーロとの緊縮財政策などを協議していくことになります。連立を組み、ユーロ離脱を主張していませんが、債務減免を交渉してくると思われ、まだ先行きは不透明です。しかしながら、一旦市場は材料出尽くし感が出てきているようです。

【NY金 日足】
 2日続落。終値ベースで見た場合の高値は1300.7ドル(1/22)。終値ベースの安値1173.5ドル(12/24)から19本。これは11月の終値ベース初押し1175.2ドル(11/28)から1173.5ドル(12/24)までの日柄と対等数値。
世界各国ではマイナス金利を導入してきている国もあります。マイナス金利ならなおさら金利のない「金」に資金に集まるのは至極当然の動きです。ですが、材料出尽くし感から目先1240~1260ドルの押しを待ちます。

【東京金 日足】
 なんとなく11月のアタマ、12月のアタマと雰囲気が似通っているような気がします。そのときも結局、基準線までの押しがしっかり入りました。ユーロの量的緩和は「金」にとって買い材料だと考えますが、現在は押しを待つ構えで売りスタンスです。

【東京白金 日足】
「金」と同じくしています。値幅は違えど、転換線まで下げてきましたのでもう一声がほしいところ。基準線は4730円にあります。

【東京原油 日足】
安値から9本目。そろそろ動きがほしいところです。ユーロ問題の材料が一服し、今週は市場の関心が再び米国に戻ります。また、国内大手商社が今回の資源・原油安で1600億円の減損損失に追い込まれています。そろそろ原油安も底値圏となるか・・・。

【東京とうもろこし 日足】
 現在スタンス変わらず。


2015年1月26日月曜日

NY金 投機玉買い越し大幅増加

おはようございます。
大寒は過ぎましたが、冷え込みが毎日続いています。特に朝は厳しい・・・。

量的緩和を実施した欧州のもうひとつの材料、ギリシャの総選挙の結果はツィプラス党首率いる野党・急進左派連合(SYRIZA)の勝利が確実視されているようです。今朝のアジア時間のスタートは、これを受けてリスクオフの流れで入電されています。
先週のECBによる量的緩和策で、為替市場の方向性もドル・ユーロ・円で鮮明になってきていますが、他国通貨のスイスフラン、カナダドル、デンマーククローネなどなど為替市場が非常に不安定になってきています。突発的な動きが今後も考えられるかもしれません。

【今週の予定】
1月26日(月) <国内>
12月貿易収支(8:50)
通常国会召集
<海外>
独1月Ifo景況感指数(18:00)
1月27日(火) <国内>
1月末権利取り最終売買日
<海外>
英10-12月期GDP速報値(18:30)
米12月耐久財受注(22:30)
米11月S&Pケースシラー住宅価格指数(23:00)
米12月新築住宅販売(28日 0:00)
米1月CB消費者信頼感指数(28日 0:00)
米FOMC(~28日)
米2年国債入札
1月28日(水) <海外>
米FOMC声明発表
米5年国債入札
1月29日(木) <国内>
12月商業販売統計(8:50)
2年国債入札
<海外>
米新規失業保険申請件数(22:30)
米12月中古住宅販売成約指数(30日 0:00)
米7年国債入札
1月30日(金) <国内>
12月家計調査(8:30)
12月失業率・有効求人倍率(8:30)
12月全国消費者物価【CPI】(8:30)
12月鉱工業生産(8:50)
<海外>
米10-12月期GDP【速報値】(22:30)
米1月シカゴPMI(23:45)
米1月ミシガン大学消費者信頼感指数【確報値】(23:55)



CFTC建玉明細 2015/01/20現在】

ロング
ショート
ネット
総取組高
CMEドル円
26,525
104,411
-77,886
215,413
NY
223,257
60,802
162,455
430,128
NY
62,203
15,929
46,274
159,904
NY白金
49,136
16,064
33,072
67,945
NYパラジウム
25,210
4,951
20,259
34,518
NY原油
480,508
199,239
281,269
1,591,022
シカゴコーン
416,365
186,286
230,079
1,301,166
シカゴ大豆
181,193
188,933
-7,740
648,949


目立つのは「金」の買い越し。5週連続の買い越し増加ですが、ネットで16万枚の買い越しは2012年の2月、3月以来になります。この時期は東京金が高値5081円(2/7)、NY金が1792.7ドル(2/28)をつけて、米国が金融緩和をQE1、QE2を終え、QE3に入る前。市場に資金供給がたんまりあった時期となります。これと同じ現象が再び起こる前触れの動きと思われます。


【NY金 週足】
先週1300ドルに到達して、先行スパンにぶつかっています。これを抜いてこの2年間の下げトレンドが転換していきます。今のスピードで一気に飛ぶか・・・。一押し待ちです。

【東京金 週足】
 先週強力な陽線を引き、2012年の5,000円越えが見えてきました。NY金での大幅なファンド買いが顕著になってきていますので、中長期で見るとECBの量的緩和策によりこの傾向が続いていくと思われます。このまま一気にいくと反動が大きくなると思うのですが・・・。押し目から先週で6本。

【東京白金 週足】
 雲からアタマ抜け出てきましたが、国内の因果玉整理が優先されもうひとつ伸びきれず。しばらくは主役の座は「金」です。

【東京原油 週足】
サウジアブドラ国王の死去で状況の変化が期待されましたが、それも一時的な動きにとどまっているようです。今朝でWTIが一時44ドル台まで下落。依然弱基調が続いています。方針は今のところ変わらず。この1~3月が供給過剰のピークと言われており、またECBの量的緩和の影響はいずれ出てくるのではないでしょうか。

【東京とうもろこし 週足】
大きな動きが出ず、小幅な値動きになっています。作付け直前までもう少し時間経過をしないと相場が動き出さないのか・・・。





2015年1月23日金曜日

大規模な量的緩和

おはようございます。
雨雲は消え去り、久しぶりに快晴の青空が広がっています。

ECB理事会では事前に伝えられていた通り、量的緩和に踏み切りました。月額600億ユーロの資産購入を3月から実施して2016年9月まで継続。総額1兆1000億ユーロ相当の大規模な量的緩和が既に緩和策を終了している米国に変わり行われることになります。

因みに、以前実施された米国の量的緩和政策は下記の通り。

量的緩和政策
QE1
200811月~20106月)
QE2
201011月~20116月)
米国債
3000億ドル
6000億ドル
MBS
12500億ドル
 
その他
1750億ドル
 
合計
17250億ドル
6000億ドル

ECBの量的緩和ではユーロ圏各国の中央銀行が自国の国債などを買い取るかたちで実施されます。ECBへの出資比率に応じて各国の購入額が決定されるため、最大出資国のドイツ国債の購入分が多くなる模様です。また、買い取った国債から発生する負担については、各国中銀が8割を負担し残り2割はECBが負担することになります。 ギリシャなどの財政再建中の国債買い取りについては特別に条件がつけられるようです。

異次元の金融緩和をおこなっている日本とこれで横並びとなり、ドル買い円売りユーロ売りの流れが今後も続いていくことになりそうです。投機資金はますます国債へ流れ、低金利の長期化となるのでしょうか。


【NY金 日足】
 米国の緩和策終了に向かいこの2年間続いてきた下降トレンドが大きく転換されることになりそうです。1300ドルがチャート上その節目となりそうですが、日足では上げがここ数日加速。1240~1260ドルあたりまでの下げを待ちたいところです。

【東京金 日足】
転換線、基準線から大きく乖離して高止まり。ECBの発表前後、一時高値から100円以上の下げ局面がありましたが、ドル建て1300ドル回復に加え、ドル円が118円台まで買い進まれ国内価格は一昨日の高値を越えました。2年前の5000円越えが視野に入り、長期的なトレンドが形成されてくる可能性がありますが、問題はどこでポジションをとっていくか。現在のところ、転換線(約1/3押し)が4772円、基準線(約1/2押し)は4705円にあり、この押しをしっかり待っていきます。

【東京白金 日足】
「金」に比べ、上昇も鈍いため、押しも浅いか・・・。しばらくは「金」と連動するかたち。

【東京原油 日足】
高値抜けることもなく、だからといって安値を下抜けるわけでもなく・・・。今朝、サウジのアブドラ国王が死去された報道を受けて、WTI時間外が反発しています。減産に反対していた国王が死去されたことにより、状況の変化への期待で買われたようですが、実際どう変化していくかについては現時点では判断できません。が、ECB量的緩和は当然この原油市場にも影響を与えることになると考えられますので、今までの方針のまま斥候買いで様子見です。

【東京とうもろこし 日足】
全くと言っていいほど『蚊帳の外』。方針に変化なしです。



2015年1月22日木曜日

一般投資家のポジション

おはようございます。
昨日に続き、雨雲が漂っています。

本日は注目のECB理事会です。昨晩のNY株式はECBの追加緩和期待から小幅高。NYダウ終値は+39.05ドルの17554.28ドル。
ドル円は日銀金融政策決定会合において追加緩和は見送られ円が買い戻される動き。

本日のECB理事会においてはドラギ総裁は最大1兆1000億ユーロ(約150兆円)で、2016年末まで月500億ユーロずつの資産購入を続ける量的緩和政策を提案していると当局関係者から明らかになっているようです。市場は大規模な量的緩和を織り込んできています。

【NY金 日足】
昨日、1300ドルを達成。本日ECB理事会での追加緩和期待、ギリシャ総選挙の世論調査で野党優勢、各国での利下げが相次いでいることから高値をつけています。しかし、既にECBの量的緩和については具体的な数字が出てしまっていることからも市場はかなり先行して材料を織り込んでしまっているのではないでしょうか。

【東京金 日足】
 今のところは、4460円(12/17)から26本目の昨日4938円が高値となって推移しています。ECBの動きについてはかなり材料が先行していると思われ、昨日より売りポジションを強めています。どうなるかについては今晩に注目が集まります。フロアポジションは売り越しに傾いており、買い:売りはだいたい1:2.5の比率になっています。

【東京白金 日足】
値幅は違えど、目先は「金」に連動するかたちになると考えています。

【東京原油 日足】
目先戻りを見て斥候買いです。

【東京とうもろこし 日足】
現在、安値から約1/3の戻りです。昨日買いポジションから売りポジションへと転換しています。27000円までは戻り売り方針でポジションをつくっていく考えでいます。安値目標は今のところ26000円割れです。


2015年1月21日水曜日

「金」上昇加速

おはようございます。
今日は東京でも霙が降ってきました。

IMF(国際通貨基金)が今年の経済成長見通しを発表しました。それによると・・・

世界全体  3.5%(-0.3ポイント) ※昨年10月時点予想との比較
米国     3.6%(+0.5ポイント)
ユーロ圏   1.2%(-0.2ポイント)
中国     6.8%(-0.3ポイント)
日本     0.6%(-0.2ポイント)

現在の為替市場に表われている結果となっていますが、特に中国経済の減速は著しいものがあります。昨日、中国国家統計局から発表された2014年GDPは7.4%で24年ぶりの低水準となり、今年は更に鈍化していく見通しとなります。現在の商品相場は需要大国である中国に需要の多くを依存していますので、影響は多大なものとなります。

【NY金 日足】
1130.4ドル(11/7)から11239.0ドル(12/9)までを一段目の上げとして、二段目の上げ幅の目安をつけるとN計算値で1275.9ドルとなります。これはほぼ前日の終値と並びますが本日越えてきています。この次の目安をE計算値でいくと1347.6ドルまでになります。ロケットが発射されたかたちですが、ECB理事会をどのようにとらえてくるでしょうか。

【東京金 日足】
国内も大きく上昇。「金」は今回の上昇してくる過程で、この一目均衡表の基準線が下支えのラインとして上昇してきています。本日は12月の上げ日柄と12月高値からの日柄が対等日柄となり、注目されている方も多いと思います。本日、フロアポジションは売り越しが大幅に増えています。

【東京白金 日足】
「金」に追い越されましたが、半年ぶりに再び5,000円トライとなってきました。

【東京原油 日足】
動きが止まってきています。IMFの経済成長見通しにも反応が薄いことから、やはり目先底打ちしているのでしょうか。

【東京とうもろこし 日足】
27000円手前で売りに転じようと考えています。




2015年1月19日月曜日

「金」「原油」取組増加

こんにちは。
晴れの日が続いていますが、週末はだいぶ風も強く風邪気味です。

先週のスイス中央銀行(SNB)の対ユーロ上限撤廃の影響が市場を驚かせ、まだ余波が残っているような感じです。今週は、ECB理事会で追加緩和が実施されるかどうか市場関係者は注目しています。
この週末、弊社がお世話になっている方の催しに参加し、相場の勉強をしてきました。熱気ある一般投資家の方も多く参加されており、とても有意義なものとなりました。

商品市場では「原油」相場が少し落ち着きを見せてきた矢先に「金」が高騰してきています。「金」相場が高騰するときは得てして経済、金融の変調の兆しとなります。今週も波乱な1週間になりそうです。

【今週の予定】
1月19日(月) <国内>
12月消費動向調査(14:00)
12月全国百貨店売上高(14:30)
<海外>
米国市場休場「キング牧師誕生日」
1月20日(火) <国内>
12月首都圏マンション販売(13:00)
12月コンビニ売上高(16:00)
日銀金融政策決定会合(~21日)  
12月・2014年訪日外国人数(政府観光局)
5年国債入札
<海外>
中国10-12月期GDP(11:00)
中国12月鉱工業生産(11:00)
中国12月小売売上高(11:00)
独1月ZEW景況感指数(19:00)
米1月NAHB住宅市場指数(21日 0:00)
オバマ大統領一般教書演説
1月21日(水) <国内>
日銀金融政策発表
日銀展望リポート中間評価
黒田日銀総裁記者会見(15:30)
<海外>
米12月住宅着工・建設許可件数(22:30)
世界経済フォーラム・ダボス会議(~24日)
1月22日(木) <国内>
20年国債入札
<海外>
中国1月HSBC製造業PMI【速報値】(10:45)
米新規失業保険申請件数(22:30)
ECB理事会
ドラギECB総裁会見
米10年インフレ連動国債入札
1月23日(金) <海外>
韓国10-12月期GDP(8:00)
独1月製造業・サービス業PMI【速報値】(17:30)
ユーロ圏1月製造業・サービス業PMI【速報値】(18:00)
米12月中古住宅販売(24日 0:00)
 今週はイベント目白押しですが、注目されるのは22日のECB理事会です。先般のSNBが取った行動はこの理事会でのユーロ金融政策に向けて取った行動だとも言われています。その前の日銀金融政策決定会合、オバマ大統領の演説も目が離せません。




CFTC建玉明細 2015/01/13現在】

ロング
ショート
ネット
総取組高
CMEドル円
25,872
120,497
-94,625
231,223
NY
192,959
62,733
130,226
402,108
NY
59,808
19,869
39,939
157,282
NY白金
46,360
17,828
28,532
66,358
NYパラジウム
25,060
3,870
21,190
33,826
NY原油
485,464
209,984
275,480
1,627,535
シカゴコーン
420,328
176,565
243,763
1,274,564
シカゴ大豆
184,724
171,578
13,146
618,995


「金」は4週連続の買い越し増加。総取組高は昨年売り込まれた11月の40万枚台越えとなってきました。また、「原油」も価格が下がるなか買い越しが増加。総取組高は162万枚を越え、100ドル台で推移していた総取組高を回復してきています。ということは・・・。


【NY金 週足】
 週間足で見ると、まだ長期下降トレンドからはまだ脱していません。が、今週次第では基準線と転換線がクロスしまだ上値への余波がありそうです。しかしながら1,300ドル近辺は抵抗が出てくることになりそうです。

【東京金 週足】
こちらは上昇トレンドが成長してきています。今週の勢いでは陽線が3本立ち、力強い足となります。本日は上げ幅が大きく売りを誘いますが、大勢はまだ上を向いているようです。

【東京白金 週足】
下げにくいですが、「金」に比べると上昇への道は苦難の道です。4,800円を本日達成してきていますので押しを入れて5,000円トライへの流れになりそうです。

【東京原油 週足】 
どこで歯止めがかかるか?個人的には目先底打ちしたと見て対応していくつもりです。今のところはまず斥候買いから。斥候買いは利が乗らないようなら粘るものではありません。下ブレの場合はすぐに見切りましょう。

【東京とうもろこし 週足】
まだ本格上昇には至らないと判断しています。上値抵抗はまだ26,800円近辺にあり、再度深押しも視野にいれておく必要があるように思います。




2015年1月15日木曜日

原油大幅切り返し

おはようございます。
今朝は雨がシトシト・・・。

米企業決算報告はまちまちの内容ですが、世界銀行の経済見通しが下方修正され先行き不安が広がり米株式はNYダウ-186.59ドルの17427.09ドルで引けています。道中安値からは100ドル以上の切り返し。
ドル円はリスクオフムードのなか、一時116円を割り込む手前までドル安円高が進みましたが、株価の戻しとともに下げ過ぎ感から117円台を回復。

【NY金 日足】
 ドル建てでは深押しに至らず。来週のECBやギリシャ総選挙を睨み、下げづらい展開。

【東京金 日足】
 昨日大きく陰線を引きましたが、夜間立会いから始まっている本日の足は今まで下値を支えている基準線4594円で安値をつけ切り返し、転換線のラインまで戻ってきています。ここは判断が分かれるところとなるかもしれません。個人的には、来週にかけて高値を試す可能性があると考えていますが、ここから転換線で上値を押さえられて基準線を割り込んでくることになると、昨日のとうもろこしと似たような展開も警戒しなければならないと思います。

【東京白金 日足】
 今年の安値を下回り、雲に差し掛かる手前で反発。ユーロ不安はありますが、期近限月では「金」とほぼ同値に近いところですので買い妙味が出てきていると考えます。買い方針。

【東京原油 日足】
アヤ戻しに入ってくるのかどうか。今年に入り国内外取組高が増えています。目先切り返しの可能性があると考えます。

【東京とうもろこし 日足】
目先の切り返しありと判断します。基準線26830円までの戻りありと見てポジションを買いに。