2022年9月13日火曜日

金 米CPI待ち。NY連銀調査ではインフレ低下

 米株式は4営業日続伸。NYダウは前日比229.63ドル高の32381.34ドル、ナスダックは前日比154.103ポイント高の12266.410、S&P500は前日比43.05ポイント高の4110.41。NY連銀の最新の調査でインフレ期待値が大幅に低下。これによって今晩発表される米8月消費者物価指数(CPI)も前月発表の前年比+8.5%から+8.1%にインフレが鈍化すると市場予想では見込まれています。FEDウォッチでは週末9/9には0.75%引き上げ予想が91.0%まで上昇していましたが、それでも現在は88.0%と市場の利上げ予想は0.75%に傾いています。米8月消費者物価指数(CPI)が予想以上のインフレを示せばさらに利上げ観測が強まりますが、すでに織り込みつつあるため強まる余地も限定的かもしれません。逆に予想以上にインフレが鈍化していた場合には大きく長期金利の低下やドル安の動きがみられる可能性があります。

【金標準先物 日足】

OSE金標準先物は夜間立ち合いで7908円(00:58)まで上昇。NY連銀のインフレ調査の結果を受けて利上げ観測が後退しNY金12月限が1746.4ドル(00:55)まで高値を伸ばしたタイミングで国内円建ても高値をつけています。今朝からの日中立ち合いでは朝からやや円高に振れており円建て金価格は反落し軟調な展開に。ドル建ては終値から10ドル弱安い1730ドル台前半での推移となっています。今晩の米CPI発表待ち…。

【白金標準先物 日足】

NY白金10月限が前日比27.3ドル高の904.2ドルと900ドル台まで上昇し6営業日続伸。総取組高はピーク78000枚台から73000枚台まで減少しながらの上昇となっており、売り込んだ投機筋のショートカバーが続いている模様。米株価が4連騰となっておりリスク回避ムードが和らいでいることも要因とみられます。本日日中立ち合い寄付きが3990円(8:45)でスタートしており国内でも売り方の法人玉からの買戻しが出ている模様。ただ寄付きからは高寄りで一般玉のヤレヤレ売りに圧されている模様。直近8月の戻り高値は4000円(8/15)、終値ベースでは3975円(8/12)が戻り高値。この水準を超えることで上昇のトリガーを引くことになりそうですが、今晩のCPI発表が待たれます。

 

 

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