北朝鮮非核化も米株影響なし

おはようございます。

昨日は歴史的な日として刻まれることになるのか。韓国と北朝鮮の南北首脳会談で朝鮮半島の完全非核化を共同目標にすることを明言。また年内に休戦状態となっている朝鮮戦争の終戦を宣言して平和協定に転換すると「板門店宣言」で明記。

【CFTC建玉明細　2018/04/24現在】

	ロング	ショート	ネット	総取組高
CMEドル円	59,253	58,670	583	155,237
米10年国債	606,022	1,068,155	-462,133	3,784,711
NY金	225,804	89,158	136,646	506,410
NY銀	67,802	55,835	11,967	201,707
NY白金	46,015	28,183	17,832	76,044
NY原油	838,898	126,475	712,423	2,574,820
シカゴコーン	580,604	247,188	333,416	1,797,330

「ドル円」は円売りポジション増加。「米国債」は過去最大水準に売り越しポジションが拡大。「金」はショートが増加し買い越し枚数縮小。「銀」は買い越しに転じ、「白金」「パラジウム」はほぼ変化なし。「原油」は若干買い越し縮小。「コーン」も若干買い越しが縮小していますが、ごくわずか。

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注目される北朝鮮

おはようございます。

長期金利上昇が一服して米株価は続伸。NYダウは前日比238.51ドル高の24322.34ドル。大きな手がかり材料にも乏しくドル円も小動き。米10年国債利回りは2.98％に低下。

訪朝し金正恩と会談をしたポンペオCIA長官が正式に国務長官に就任しました。

外遊予定も公表され、NATO（北大西洋条約機構）外相理事会に参加後、来週は中東各国を歴訪します。イラン制裁解除の期限が迫る1週間前での行動。何を意味するのでしょうか？

本日はいよいよ南北首脳会談です。

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原油 イラン核合意決断迫られる

【BRENT原油　日足】

【WTI原油　日足】

EIA(米エネルギー情報局）発表の週間原油在庫は前週比220万バレル増の4億2970万バレルでした。前日API（米石油協会）発表でも前週比で増加していましたのでインパクトは薄かったようです。仏マクロン大統領と米仏首脳会談がおこなわれて、明日には独メルケル首相との米独首脳会談が控えています。米国に先んじてイラン市場に入り込んでいる欧州勢としては米国のイラン制裁再開を何とか阻止したいところですが、米トランプ大統領としてはオバマ政権で合意された核合意には批判的であり、中間選挙を睨みイスラエルに対する政策で支持層を掴みたい狙いもあります。5/12に期限が迫るイラン核合意の制裁解除が延長されるか再開されるか・・・？

【東京ドバイ原油　日足】

 高値更新中、トレンドに乗り上値を追っています。

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米金利上昇観測 さらに強まる

おはようございます。

米株式は長期金利上昇が上値を抑えるなか、企業の好業績が株価を押し上げました。NYダウは前日比59.70ドル高の24083.83ドル。ダウ構成銘柄中心の上昇でハイテク株中心のナスダックは下落。ドル円は長期金利上昇で引き続きドル高の流れで109円台。米長期金利は金利上昇観測が強まり、米10年国債利回りは3.03％。

FEDウォッチでは6月の1.75-2.00％への利上げ予想が95％から88％に低下。しかしこれは、その先を行く2.00-2.25％への上昇観測が強まったかたち。

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東京金 上抜けに期待

先日、お客様のお宅に伺った際、こんなお話しがありました。

「今はあの時とよく似てる・・・」

（中部電力のページからお借りしました。）

1973年の第一次オイルショックです。
この前、当時のニクソン大統領は米国への日本の安い綿製品に対して「安価な日本製品の増加により、国内産業が衰退し雇用が減少しているため」と日本の対米輸出自主規制を突きつけそれを日本側は受け入れました。その数年後オイルショックが引き起こされています。

現在、米トランプ大統領は同じような理由で中国に対し鉄鋼・アルミニウムなどで中国側に圧力をかけています。このことで鉄鋼などの価格は上昇しています。と同時に原油高もタイミングを同じくしています。

背景など厳密には異なりますが、実際に当時オイルショックを証券業界で経験されたお客様です。同じようなイメージをお持ちの投資家も少なくないかもしれません。

オイルショックはその後イラン革命による第二次（1979年）に続き、リーマンショック前に第三次（2004～2008年）と引き起こされています。特に第三次では産油国事情による供給不安ではなく、投機資金流入による先物買いが主導したと言われています。

当然今後引き起こされるこういった現象は先物市場がけん引する可能性は高いかもしれません。


【NY金　日足】

長期金利上昇、ドル高により下落しているなかでインフレ懸念もやや意識されているのか？直近安値1,306ドル（3/20）は長期金利が2.90％に上昇した時の安値。米ムニューチン財務相が訪中することも米中貿易戦争の緊張緩和につながっていますが、北朝鮮との水面下の交渉にもまだ不安定要因もあり下値は支持されている様子。総取組高の増減は大きくありません。予想レンジは1,360～1,320ドル。

【東京ドル円　日足】

【東京金　日足】

本日からシンポ4月限発会。直近高値4,672円（4/12）から9営業日目。国内はNY金安でドル高円安による動き。持ち合いからの上抜けに期待です。予想レンジは4,670～4,625円。

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