2025年6月12日木曜日

金 米中貿易協議の合意を履行へ(条件付き)

11日のNY株式は小幅反落。在イラクの米大使館員に避難が報じられ中東地域の安全保障リスクが投資家心理を圧迫。しかし米5月CPIは市場予想を下回り、物価上昇への警戒が薄れ、後退していた米利下げ観測も再度強まり米長期金利も低下しました。米10年国債の入札も無事に終え、債券市場にも安堵感が広がったようです。NYダウが前日比1.10ドル安の42865.77ドル、ナスダックが前日比99.113ポイント安の19615.876、S&P500は前日比16.57ポイント安の6022.24。米トランプ大統領は中国との貿易協議について「取引が成立した」と発言。中国は米自動車メーカーへのレアアースの輸出規制を緩和することを認め、米国はジェットエンジンの中国向け販売規制を緩和することで合意したと米WSJ紙が報じましたが、中国のレアアース供給が6か月の期限付きであることで、不透明感が拭えない内容。

【ドル円 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】

11日のNY金8月限セツルメントは前日比0.3ドル高の3343.7ドルでほぼ横ばい。米5月CPIの発表を受けて9月の利下げ観測が浮上、また中東リスクの高まりも背景に堅調な動きとなっています。12日本日のOSE金標準先物4月限は前日比18円高の15694円と小幅な値動き。今晩は米30年国債の入札を控えます。前月も長期債入札が不調で「米国売り」の流れが強まったこともあり、入札不調となればドル売りの可能性も…。

【NY白金 日足】

【OSE白金標準先物 日足】
12日本日のOSE白金標準先物4月限は前日比89円安の5441円で取引を終えました。中国のレアアース輸出規制は緩和されるものの期限付きの条件もあり不透明感が残っています。NY白金の中心限月は現在7月限ですが、今月後半には中心限月が10月限に移行していきます。国内OSE白金でも現在当限6月限が今月納会を迎えるため、受け渡しをしない建玉の決済が強いられますが、NYでも同じく限月移行していかなければならなくなります。ショートカバー(買戻し)を強いられる因果玉はまだ残っている状態(10日時点の7月限の取組高は総取組高99,722枚のうち63,884枚)とみられます。

 

 

 

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7/6(東京) 講師:YEN蔵

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