2015年2月19日木曜日

米利上げを匂わせ、やっぱり低金利政策維持

おはようございます。
快晴の空ですが、朝は冷え込み厳しく路面も所々凍っていました。

ユーロ・ギリシャの債務交渉は進展あり。とりあえずはギリシャが現在の金融支援の延長を申請する公算となり、市場には楽観論が広がりました。その後のFOMC議事録公開では、大多数が長期に渡って低金利を継続していく考えに傾いていることが明らかになり、早期利上げ観測が後退しました。

NYダウは18029.85ドルの-17.73ドル。ドル円は118円台へ下落。

【NY金 日足】
雲に突入してきましたが、今朝のFOMC議事録を受けて時間外で反発。反転に期待。今までも利上げを匂わせながら、結局は低金利持続へという流れできています。FRBとしては低金利長期継続で資産バブルにならないよう、うまく運営しているように感じます。

【東京金 日足】
NYと同じく反転の兆しが出てくるかに注目。強気方針堅持。

【東京白金 日足】
下値目標がN計算値で4484円。「金」同様にFOMC議事録受けて反発。ギリシャ支援延長も下支え要因と思います。

【東京原油 日足】
本日は慌てた買い方の利食い先行局面と考えます。押しを狙うならこの下げからの切り返し場面で。

【東京とうもろこし 日足】
ウクライナ軍の撤収、農家売りにより上値を圧迫。19、20日でOUTLOOK FORUM(農業展望会議)が開かれ、今春の作付面積予想に注目が集まります。いよいよ天候相場へと移行する時期になってきました。相場はレンジ相場、方向性が示されるかどうか注目です。