週末6日の米市場ではドル高円安が進み、一時1ドル145円台乗せ。米5月雇用統計では非農業部門雇用者数が13.9万人増と市場予想を上回る強さを見せ、ドルが買われました。ADP雇用報告では労働市場が落ち込み、米経済の先行きに不透明感が出ていただけに大きく反発しました。また9日に米中協議がおこなわれることも進展への期待が広がり株高につながったようです。NYダウは前日比443.13ドル高の42762.87ドル、ナスダックは前日比231.504ポイント高の19529.952、S&P500は前日比61.06ポイント高の6000.36。
【ドル円 日足】
<CFTC建玉明細 ドル円>ドル円は雇用統計を受けてドル買いが進みました。CFTC建玉明細では6/3集計で5週連続でドル買い円売りの手口が進んでいます。投機筋は大量にドル売り円買いポジションを抱えており、週末の雇用統計発表後も巻き戻しとみられるドル買い円売りの動きが続いています。利下げ観測後退によって6/17・18の米FOMCに向けてさらにポジション調整によるドル買い円売りの手口が出やすい環境になっているとみられます。【NY金 日足】<CFTC建玉明細 NY金>【OSE金標準先物 日足】6日のNY金8月限セツルメントは前日比28.5ドル安の3346.6ドルと2日続落。米雇用統計の内容を受けてドル買いが進み、ドル建て金価格は割高感から上値が押されました。CFTC建玉明細では6/3の集計で3週連続で投機筋の買いが増加。5月末から6月に入り買いポジションが幾分増加傾向でしたが、利下げ観測が後退したことでドル買い「金」売りの手口が見られます。一方、円建てのOSE金標準先物4月限は6日週末に15680円で週足ベースでの終値高値を更新しましたが、本日はNY金の下落を受けて反落しています。朝方は一時前日比264円安の15416円(11:13)まで下落するも、午後になってからは15500円まで回復。日足チャートでは一目均衡表転換線15500円、ボリンジャー中心線15400円、一目均衡表基準線15300円がマークポイントとなっています。今週は米国債(3年債・10年債・30年債)入札が予定されています。膨張する債務残高や財政赤字への懸念から債券を買い控えにより入札が低調となると、「悪い金利高」を招くおそれもあり、注目か?
【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】週末6日のNY白金7月限セツルメントは前日比31.6ドル高の1168.1ドル。ただ今日の日中アジア時間で1199ドルまで上昇してきており1200ドル到達目前です。OSE白金標準先物4月限も2024年10月の高値5188円を超えると上げ足が加速し、15:16現在前日比210円高の5325円と2024年7月以来の高値水準まで上昇しています。長期にわたって底練りしてきただけに突発的な上昇となっています。
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6/28 岡地セミナー(東京)
講師:水上紀行
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【2025年】
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
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