2016年8月1日月曜日

8月も波乱の月に

こんにちは。

8月がスタート。今年は夏後半の酷暑が予想されているようです。
新しい都知事が決まり、数か月空白のような都政も次回の東京五輪や初の女性知事ということで何か経済の起爆となればと期待しています。また同日、昭和の名力士、第58代横綱千代の富士が死去されました。子供のころ羨望のまなざしでTV見ていたのが思い出されます。ご冥福をお祈りいたします。


【今週の予定】
8月1日(月) <国内>
7月自動車販売台数(14:00)
<海外>
中国7月製造業PMI(10:00)
米7月ISM製造業景況指数(23:00)
米6月建設支出(23:00)
8月2日(火) <国内>
7月マネタリーベース(8:50)
7月消費動向調査
10年国債入札
政府が経済対策閣議決定予定
<海外>
豪州準備銀行政策金利発表
米6月個人所得・消費支出(21:30)
米7月新車販売台数
8月3日(水) <国内>
日銀金融政策決定会合議事要旨
内閣改造
<海外>
米7月ADP雇用統計(21:15)
米7月ISM非製造業景況指数(23:00)
8月4日(木) <国内>
10年物価連動国債入札
<海外>
BOE政策金利発表
米新規失業保険申請件数(21:30)
米6月製造業受注(23:00)
8月5日(金) <国内>
6月毎月勤労統計調査(9:00)
6月景気動向指数(14:00)
JPX日経400銘柄入替発表(入替実施は8月最終営業日)
<海外>
米7月雇用統計(21:30)
米6月貿易収支(21:30)
オリンピック開催(ブラジル・リオ ~21日)
 今週は安倍首相が表明していた経済対策が閣議決定される予定です。また、7月見送られた英中銀の金融緩和にも注目。週末からはオリンピックが開催となりますが、その前には米7月雇用統計と材料は目白押しです。



CFTC建玉明細 2016/7/26現在】

ロング
ショート
  ネット
総取組高
CMEドル円
74,074
39,116
34,958
159,869
NY
347,426
68,471
278,955
576,325
NY
123,737
27,660
96,077
218,299
NY白金
61,346
10,424
50,922
77,014
NYパラジウム
19,628
6,173
13,455
26,677
NY原油
539,345
266,046
273,299
1,718,306
シカゴコーン
342,462
216,175
126,287
1,309,528
シカゴ大豆
253,504
72,033
181,471
702,484


 これまで7月中は円買いドル売りのポジションが縮小されてきました。週末より円高ドル安の動きに転じてきましたが、8月が円高進行が進むのか・・・。「金」も英国民投票の混乱から早一ヵ月で総取組高が減少するなか、依然高い買い越し水準を維持しています。その他貴金属は買い越し幅を拡大。原油・穀物などは買い越しが縮小傾向。


本日から月替わりで、月足から現在の流れを確認(先月7月の見通し)。


【NY金 月足】
 BREXIT以後、値動きはおとなしくなりましたが、高値からの調整期間も一ヵ月ほど経過し、そろそろ変化が出てきそうな頃。日米で大きな金融政策の変更はなく現状を織り込む中で、次への相場へと着々と力をためてきているように感じます。今月中に雲に突入するかどうかはわかりませんが、現在ベクトルは上に向けて動いていると判断しています。予想レンジは1400~1280ドル。


【東京金 月足】

 下値切り上げ線を維持して7月水準が持ち上がってきています。ボリンジャーからも中心線上を試してくることが考えられ、月内上値を期待したいところ。4650~4270円。


【東京白金 月足】
 当ブログでは再三にわたり申し上げていますが、7月の立ち上がりにより大きな相場の流れの転換時期と判断しています。東京市場では取引所の取組高内訳で見る非当業者委託玉が売り越しに転じてしまい多くのファンド・一般投資家が売り越しにまわっている事実は明らかに昨年一年間に渡る下げ相場の影響で安値覚えになってしまってる市場参加者が多いことがうかがえます。NY市場でも取組高が増加してきており投機玉の買い越しも拡大中・・・となれば狙うは買い。予想レンジは4350~3500円。


【東京ドバイ原油 月足】
 二か月陰線が入り相場は下降の流れ。NY市場でも取組高増加が止まり勢いはありません。東京チャートは二番底確認への流れも否定できず、安易な買いは避けたいところです。予想レンジは30500~24500円。


【東京ゴム 月足】
 値位置を見ると安値圏と見れますが、半年限月の「ゴム」では買い下がって粘り切ることは困難。5月には生産国からの輸出制限措置が終了予定で現在のサヤはそれを物語っています。期近につられた先限の高値は恰好の売り場提供となり、やはりまだ相場は上を向いていないように感じます。


【東京とうもろこし 月足】
 8月はある意味穀物にとって大きく動く可能性のある月でもあります。天候被害で急騰する例もあれば、青田誉めで収穫前に安値を出し切ってしまう例もあります。
インデックスファンドを含まない従来のファンドポジションは売り越しに転じています。やはり青田誉めの展開は避けられずか・・・。



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