金 イラン弾道ミサイル180発をイスラエルに報復

おはようございます。

昨晩イランがイスラエルに向けて弾道ミサイルを約180発発射。リスク回避として米長期金利が低下、国債、金、原油が主に買われました。中東情勢緊迫化を背景に米株式は反落しNYダウが4日ぶりの反落、前日比173.18ドル安の42156.97ドル。ナスダックは前日比278.812ﾎﾟｲﾝﾄ安の17910.358、S＆P500は前日比53.73ﾎﾟｲﾝﾄ安の5708.75。米8月雇用動態調査（JOLTS）では求人件数が804.0万件と前月から市場予想を上回る増加で労働市場の堅調さが示されましたが、米8月ISM製造業景況指数前月発表と横ばいの47.2で市場予想を下回っています。その中の雇用部門は低下していたこともあり、市場はまちまちの反応。 また、米国の東海岸とメキシコ湾に面したすべての主要港で港湾労働者がストライキ入りしたことを巡っても、コンテナ貨物の主要港で作業停止が長引けばそれだけ経済的損失も大きくなるため、懸念が広がっています。

【ドル円　日足】

【NY金12月限　日足】

【OSE金標準先物　日足】

NY金12月限は前日比30.9ドル高の2690.3ドル。中東情勢を受けてリスク回避として安全資産の金需要が高まり上昇。24日に56万枚台まで増えていた総取組高が前日30日に52万枚台まで減少していたため素直に押し目買いが入っている印象。円建てのOSE金標準先物8月限は11:00現在、前日比32円高の12346円と2日続伸。リスク回避による円買いも限定的でドル円は143.28円（01:33）で下支えられており、国内は堅調に推移しています。ドル建て価格が再び2700ドルを上抜けてくるか注目です。

【NY白金1月限　日足】

【OSE白金標準先物　日足】

NY白金1月限は前日比9.9ドル高の1001.0ドル。OSE白金標準先物8月限は11:00現在、前日比36円高の4604円と2日続伸。NY白金チャートでは一目均衡表の雲を上抜け上値を窺う気配。円建てOSE白金標準先物で4600円台が維持されてくると買い方優勢となります。

 

 

 

 

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