2022年7月7日木曜日

金 ドルインデックス107ポイント越え約20年ぶりのドル高

おはようございます。

米株式市場ではNYダウが反発、ナスダック、S&P500は共に3営業日続伸の動き。NYダウは前日比69.86ドル高の31037.68、ナスダックは前日比39.614ポイント高の11361.852、S&P500は前日比13.69ポイント高の3845.08。ISM6月非製造業景況指数は55.3と予想(54.3)を上回る内容となりましたが、FOMC議事録の公開を控え小動き。議事録公開後は新たな手掛かりもなく影響は限られ買いが優勢となった模様。債券市場では引き続き長期金利が短期金利以上に上昇率を高め逆イールドは拡大。2年債2.996%、10年債2.934%と長短金利の逆転が前日から続いており景気後退への警戒も残ります。中国をはじめ世界で再びコロナ感染者が広がる傾向にあり、景気減速が危ぶまれる現在の環境では供給へ不安ではなく需要減退への観測が強まりやすくなっています。原油や鋼材などの商品市場では需要減退の見方が強まり上値を抑えています。

【金標準先物 日足】

国内円建て価格のOSE金先物は前日に253円安となる7635円で終え出来高は5万枚を超える大商いとなりました。夜間取引スタートは37円高でスタートしました上値を取り戻すパワーなく、欧州通貨が軒並み安くなる中でドルインデックスが上昇。NY金は割高感から連日で大きく値下がりしています。NY8月限は年初来安値となる1730.7ドル(01:09)まで下落。国内もそのタイミングでつけた7523円(01:02)が夜間立ち合いの安値となっています。消費市場が値下がりする中で「金」も同調した下げとなっています。特にドルインデックスが107ポイント越えと上昇しておりドル買い・ユーロ売り・コモディティ売りへ短期マネー投機筋の動きが激しくなっているように思われます。目先は売り線継続ですが、新規ショートポジション拡大が一巡した後は自律反発の動きへ移る局面があると予想しています。昨日の値動きで証拠金見直しがあり、1枚当たり30000円アップとなっています。

【白金標準先物 日足】

原油・鋼材の値下がりでコモディティー価格の下落基調が続いていますが、白金価格は下げ渋り。NY市場ではすでに投機筋ポジションは売り越しとなっているため安値拾いの動きが一般からは出やすい環境とは言え、価格を押し上げるにはパワー不足。国内円建て市場も同じようなことが言えますが、NY市場では70000枚を超える水準まで総取組高が増加してきています。完全な売り込み型で新規ショート売り増加のパターンと予想されます。3600円台はボトム圏と判断しています。

 

 

 

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