2022年12月1日木曜日

金 米パウエルFRB議長講演で12月利上げ幅縮小を示唆

 おはようございます。

米株式は取引開始序盤は軟調な動きでパウエルFRB議長の講演を控えて様子見ムード。ADP全米雇用報告では前月から大幅に減少し市場予想(+20.0万人)を下回る+12.7万人 となりましたが、JOLT求人件数は前月からは低下したものの市場予想は若干上回るなどで方向感出ず、米GDP改定値ではGDPや個人消費、コアPCEなどは上方修正されるなどで市場はまちまちの動き。しかし米パウエルFRB議長は講演で12月の利上げ幅縮小を示唆したことを市場は好感し米株式は大幅な続伸となりました。NYダウは前日比737.24ドル高の34589.77ドル、ナスダックは前日比484.216ポイント高の11467.995、S&P500は前日比122.48ポイント高の4080.11。

 【NY金2月限 日足】


【金標準先物 日足】
NY金セツルメントは前日比3.8ドル安の1759.9ドルでしたが、本セッション終了後パウエルFRB議長の講演での発言を受けて上伸。日本時間で10:50現在1790ドルを超える動きとなっています。ドル円相場でもパウエル発言でドル安に振れておりアジア時間開始直後1ドル138.00円付近だった水準も、10:00過ぎには136.50円まで円高ドル安が進んでいます。OSE金標準先物は8:45の寄付き7821円から円高の影響のほうが大きく11:00現在7805円での推移となっています。日足では横這い推移ながらも値下がりリスクである円高局面で7800円前後を維持。10月からのレンジ下限での動きであり下支えられている印象。ドル建て価格が1800ドルを抜けてくると投機的な動きが期待できると考えます。ドル円は行き過ぎの円高が警戒されますが、RSIなどの指標からは一旦のボトム近辺と考えています。

【NY白金1月限 日足】


【白金標準先物 日足】
NY白金は米株高・ドル安を受けて上伸。中心限月1月限は前日比30.7ドル高の1039.3ドル。日本時間では更に1050ドル台を覗いてきています。国内は円高ドル安が進んでいますが、200日移動平均線を上抜いているNY白金は投機買いが積み増されているとみられトレンドが強くなっています。4400円を割れる水準あたりまでの円高リスクはあるにせよ、MACDなどが再びゴールデンクロスしてくると勢いも出てきそうです。

 

 

 

 

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