2020年8月20日木曜日

金 FOMC議事録FRB金融政策への期待低下

 今週の17~19日夏休みをいただいていました。
本日より投稿を再開していきますのでよろしくお願いいたします。

今週に入り米株式は伸び悩んでいます。米議会は夏休みで休会となり概ね材料難の展開のようです。そのなかで市場の話題となったのがファンドの四半期報告。著名投資家の投資会社が米金融株の保有を削減していたことが明らかとなり株式相場の圧迫材料になったようです。しかしその中でもアップルなどのハイテク株は買われやすいようでナスダックは今週も史上最高値を更新しています。

昨日は7月FOMCの議事要旨が公表され積極的な金融緩和政策への糸口が得られなかったことで緩和相場への期待が低下したようです。NYダウは前日比85.19ドル安の27692.88ドルで3日続落。一方のハイテク株中心のナスダックも前日までは史上最高値を更新していましたが、昨晩は前日比64.38ポイント安の11146.46で引けています。


【NY金 日足】※画像アップロードできずコメントのみ。
週明け17日には半値戻りである1982ドル付近を上抜け翌日には2000ドル台へ上昇。アナリストらが伝えているように米投資会社バークシャー・ハサウェイが金融株保有を削減し、大手産金会社の金鉱株を購入していたことが明らかとなり「金」にとっては追い風になったようです。ドル安も進行し上昇を後押ししていましたが、昨晩の米7月FOMC議事要旨では金融緩和策の積極性にかける内容だったことから反落。ただ日足チャート上は8/11の2000ドル割れた下落時にテクニカル指標は陰転を示唆しており少なくても7月からの上昇の調整局面の時間帯に入っていると思われます。上昇するには時間経過が必要か?まだベクトルは8/12の1865ドルを意識した下値模索とみています。


【金標準先物 日足】※画像アップロードできずコメントのみ。
ドル建て価格の上昇で6800円台を回復し6842円では8/7~8/12の620円の下げ幅の69.3%の戻しで国内組では全値戻りも警戒した向きが多かったようです。ただ今回は再び105円台前半までの円高も重なり円建てでの上昇は限られました。8/19高値の6842円では8/5~8/11の日中立ち合いでのレンジは回復できておらず、ここまでの上昇は買戻し中心の買いと見られ優劣ではまだ買い方は劣勢と思われます。6800~6750円あたりまでの戻りは想定しておくべきとみますが、今週内の高値追いの動きには勢いがつきにくく6500円割れの下値模索の可能性が高いと考えます。


 

 

 

 

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