2023年2月2日木曜日

金 「ディスインフレの始まり」FOMC後会見パウエル議長

 おはようございます。

米FOMCを終えFRBは0.25%の利上げを決定しました。2会合連続で利上げ幅を縮小し通常ペースに戻しましたが、利上げ停止時期についてはまだ先であることを示唆しています。声明内容は概ね市場予想の範囲内で市場の反応は少なかったですが、終了後のパウエルFRB議長は「ディスインフレ(インフレ鈍化)のプロセスが始まった」と発言。会見序盤に「あと数回利上げを議論することになる」との発言で次会合3月で利上げ打ち止めとみていた市場の見方が覆され株価NYダウは一時500ドル安まで売られましたが、その後の会見内容がハト派的と捉えられ債券が買われ長期金利は低下、株価は反発しプラス圏に転じています。NYダウは前日比6.92ドル高の34092.96ドル、金利低下を受けたナスダックは前日比231.768ポイント高の11816.319と大きく上げ、S&P500は前日比42.61ポイント高の4119.21。

【NY金4月限一代足 日足】

【金標準先物 日足】
NY金は中心限月が4月限に移行、前日比2.5ドル安の1942.8ドル。NY金の日足をつなぎ足で見ると終値では上抜けに見えますが、限月のサヤ出世もあり、4月限一代で見ると高値持ち合いの状態。ただFOMC発表後にユーロなど対主要通貨でドル安が進みドルインデックスが低下していることでNY金も高値を更新しアジア時間でNY金4月限は1966.8ドル(9:30)まで水準を切り上げ、ドル円は128円台前半までの円高ドル安でOSE金標準先物12月限はマイナス圏で推移してましたが、円高も一巡しドル建て価格はそのまましっかり。8:45の寄付き8058円から一時間経過で8037円(9:42)と約20円ほどの下落から再び反発し本日の高値を更新(8068円)しています。今晩FCB理事会も控えておりこちらでは0.50%の利上げが見込まれているため利上げ幅を縮小したドルが売られユーロが買われやすい状態となっています。

【NY白金 日足】


【白金標準先物 日足】
NY白金はチャートが悪化。総取組高も減少が続いており投機買いがやや後退している様子。年末レンジの安値圏1000ドル近辺まで下落し、相対力指数(RSI)などが低下し安値圏を固める時間帯とみられます。国内OSE白金標準先物12月限も一代足では安値更新となるも4100円台は一般玉からの買い下支えが多く崩れ切れない様子。


 

 

 

 

 

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