おはようございます。
米株式はダウが続伸。米中対立への懸念から取引開始直後に600ドルを超える下げ局面がありましたが、米銀の底堅い決算を好感した買いに支えられ反発。ただ上値では米中対立の懸念が用句性要因となっている模様。NYダウは前日比202.88ドル高の46270.46ドルで2日続伸。ナスダックは前日比172.907ポイント安の22521.700、S&P500は10.41ポイント安の6644.31と反落しました。パウエルFRB議長の全米企業エコノミスト協会(NABE)での講演では、FRBが数カ月以内にバランスシート縮小を停止する可能性があることを示唆。また労働市場の見通しは引き続き悪化しているとの認識を示し、想定よりもハト派な印象から10月FOMCにおいて利下げが実施される可能性は高まり、為替市場は緩やかなドル安の反応となっています。今朝の日本市場では1ドル152円台を割り込み、151.60円台で推移しています。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】[SPDR金ETF][中国ETF]【OSE金標準先物 日足】14日のNY金12月限は前日比30.4ドル高の4163.4ドルのセツルメントで3日続伸。昨日の日本時間中に付けた高値は4190.9ドル(14日14:18)。今週の上昇は米中貿易摩擦への懸念が大きく影響しているようです。米トランプ大統領は自らの発言をフォローはしましたが、実際に中国側が米国の対中調査に協力をした韓国造船会社の米国子会社に制裁を科すと発表、これに対し米国は米国に入港する中国船業者から巨額の手数料を徴収しています。この米中対立への懸念が解消されない限り、「金」への逃避買いが続く可能性がありそうです。OSE金標準先物8月限は前日比289円高の20666円で本日の日中取引をスタート。時間外のドル建て価格は昨日の高値4190.9ドルを超え4199.0ドル(10:07)まで上昇し、OSE金標準先物8月限は20712円(10:13)まで上昇。昨日もお伝えしました、これまで欧米が主だったETF増加が10月以降、アジア勢でも顕著にみられるようになってきています。今月の押し上げ要因の一つとなっていると言えます。
【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】 本日15日のOSE白金標準先物8月限は前日比88円高の7869円で日中取引寄り付きをスタート。高値水準での持ち合いが続いていますが、貴金属全体のリースレートが上昇しており上値をうかがう展開が続くとみられます。中国の白金輸入について米国との関係はなく、逆に米中対立は白金の国際価格が引き上げられる大きな要因になる可能性のほうが高いとみられます。
セミナー 今後の予定
10/18(東京) 講師:水上紀行
11/1(東京) 講師:三世一目山人(細田哲生)
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
9/20(東京) 講師:エミン・ユルマズ
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
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