2010年8月18日水曜日

景気減速懸念一歩後退

おつかれさまです。

結局、上海総合指数は3ヶ月ぶりの上値更新はならず、
2660.30 で終了。NY市場引け際の下げを嫌ってか
欧州株は安寄りで始まっています。
今晩は経済指標の発表がないので動意薄ですが
昨日の上昇でNYダウは新値足が陽転しています。円高も
やはり85円割れまでは行けず膠着状態です。
週明け23日には菅首相と日銀総裁の会談が予定されて
いるため、円を買っている投機玉ポジションは週明けの
イベントリスクを嫌い、ポジション解消に向かって週末には
為替は円安に戻ると予想しています。

本日の内部要因では変化が見られたのが東京ゴム。
ファンド機関店が買い進み、割高とみた商社機関店が売り
向かっている恰好です。(当店は1148枚の売り越し)
260円台から始まった期先①月限で買い進んできている
ファンドの買い玉は高値更新で全てプラス計算となって
いるため勢い次第では参入も考えていくつもりです。

東京ガソリンは昨日と取組の変化はなし。
時間外では現在75.03ドル。APIの原油在庫は大幅増加と
なりましたが、今晩はEIA原油在庫の発表があります。
株が上向きになったとみて買い方針です。

東京金は動きもなく取組に変化もありません。
海外の1200ドル回復にもかかわらず円高で依然、頭を
抑えられてられている恰好ですが、この8月の円高の
反動が来月にかけてみられてくると考えています。
買い辛抱です。

東京とうもろこしも買い方針。しかし海外の大口投機玉
ポジションの膨らみと国内の買い因果玉の整理を考えると
イッキに上昇とはまだ行けず、買い玉はそのままで
沈む場面で買い増しを考えます。

全体としてはドル円が戻すことをベースに展開を予想
しています。まずは景気商品銘柄からでしょうか。

明日もよろしくお願いします。

上海総合指数

11:20現在 2678.40 で約0.2%の小幅上昇です。
8/3高値2681.79を超えると5月以来3ヶ月ぶりの上値更新
となります。
中国は昨日、国外の外資系銀行に中国国内での
人民元建て債券の運用を解禁する方針を示しました。
貿易決済で得た資金のみで投機資金の流入は防ぐとの
ことですが、現在世界中で国債市場に資金が流れている
環境を考えれば魅力的な市場とみられる可能性は高いと
考えられます。海外企業の中国進出を後押しする
結果となりそうです。

18日 入電換算

おはようございます。

ユーロZEW景況感調査が15.8と予想を上回り、
また米鉱工業生産、設備稼働率がそれぞれ予想を上回る
改善となりNYダウは+103.84と大きく上げました。

金    +16
銀    +0.4
白金   +15
原油   +280
コーン  +250
大豆   +480
コーヒー -310
粗糖   +1230
ドル円  85.68
NYダウ 10405.85 +103.84

昨日は政府関係者の為替に関する言動が多い一日
でした。国内主要企業は想定為替レートを85~90円と
しているため、85円を割り込む水準になると各方面から
対策をのぞむ声が高まります。為替はこの辺が底と
判断しています。

☆ 石油 白金 買い

API米原油在庫は減少が予想されていたものの、
586万6000バレルの増加となりましたが、下ブレの動き
にはなっておらず現在75.65ドルで推移。
国内ではガソリン、灯油で大きな売り込みが見られ、
安値取組となっています。国内内部要因からみれば
絶好の買い場水準と判断します。

今日もよろしくお願いします。