2013年11月22日金曜日

米ゴールドマン・サックス 来年、金価格大幅下落見通し!!

11月21日ブルームバーグよると、米ゴールドマン・サックス・グループは、鉄鉱石や金、大豆、銅の価格が来年、少なくとも15%下落する可能性が高いとの見方を示した。米国の経済成長が加速しても商品市場の下落リスクが高まるためとしている。
ジェフリー・カリー氏らゴールドマンのアナリストは20日、同行の来年の市場テーマトップ10と題したリポートで、鉄鉱石価格の下落リスクが最も高く、供給の増加リスクも高いと予想。下押し圧力の大半は2014年後半に顕在化するとの見通しを示した。
ゴールドマンは、鉄鉱石や金、大豆、銅の価格について、大幅に下落すると予測。これにより、オーストラリア・ドルや南アフリカ共和国のランドなど生産国の通貨が軟化する可能性があると指摘した。
アナリストらは「当行は昨年、商品市場についての見方を継続的に変えてきたが、最終的に価格下落リスクを予想している。価格に極めて強い圧力がかかる局面に対して供給が反応する影響が続くだろう」と述べた。
リポートは金相場が来年末までに1オンス当たり1050ドルに下落すると予想。

さあ、年末です!

おはようございます。

昨日、東京市場では、株安どころか、株高で日経平均株価は+289.52円15365.60円
日銀の金融政策決定会合で現状の量的緩和を継続されることが確認されました。
ユーロ圏においても、ここ数日囁かれていたマイナス金利の導入については、ドラギ総裁が
講演で否定したものの、依然として景気回復は弱く、低金利を持続していく方針を明らかに
しています。
一方、米国市場では週間新規失業保険申請件数が市場予想よりも低水準となり、前日の
FOMC議事録でQE縮小の可能性が示唆された流れから、ドル高の動きになっています。
NYダウは16009.99ドルとなり史上最高値更新。
米国、ユーロ圏、日本(ドル、ユーロ、円)の金融政策の方向性の違いが顕著に為替の動きに
現れてきています。

NY金は続落して12月限1243.6ドルで引けました。安値も1235.8ドルまで下げており、
買い材料が乏しい外部環境なか売り人気が高まっているのか、相場が下落でも取り組み高が
増加しています。

株高の恩恵を受けるには、貴金属よりも現在はエネルギー相場のようです。
ただ、フロアポジションでは、石油三品は『売り越し』となっているので要注意。
金は夜間立会いでは若干利食い売り(戻り売り?)の手が出ていたようですが、それほど
大きな変化はありません。

日経平均株価と東京ガソリンの日足チャート が比較的同じような動きになっています。
日経平均で言えば5/23の高値15942.60円を年内超えることができるのか、そして超えた場合
エネルギーの相場は?
いずれにしても、株価が元気を出してくれると市況全体が活況となってくれます。


8:42現在
ドル円 101.31円
NY金 1244.40ドル 換算 +16円
NY白金 1391.20ドル 換算 +7円
BRENT 110.10ドル 換算 +1,960円
コーン(期近) 換算 +330円
大豆(期近) 換算 +770円