2020年11月5日木曜日

金 米大統領選 法廷闘争も視野に

 おはようございます。

米株式は3日続伸。米大統領選の開票作業が進むなかで開票が始まるとバイデン氏有力の見方でリスクオンが広がり、その後トランプ氏の勢いが出てくると反落するといった動きに。ただ終盤にバイデン氏がミシガン州を制したことが伝わるとバイデン氏勝利の可能性が高まり市場には安心感が広がったようです。ただ同時におこなわれている米上院の改選では共和党が奮闘しており、このまま共和党が上院での過半数を維持すると、米大統領・上院・下院がバラバラで「ねじれ議会」の可能性が出てきました。しかし株式市場は「ねじれ議会」で 民主党の大型財政出動は減額されるものの、バイデン氏の増税案も「ねじれ議会」により上院共和党に否決されるといった解釈をし好感しているようです。選挙選後どのようなシナリオでも株式市場にはポジティブな志向がみられます。
現在確定していないウィスコンシン州(選挙人10)では投票結果は12/1に認定すると発表。またトランプ、バイデン両陣営は法的措置も検討しているようで、選挙結果は法廷闘争に持ち込まれる懸念も出てきています。


【NY金 日足】

中心限月12月限は1900ドルを挟む横這いレンジの動き。高値・安値ともに日本時間につけ選挙戦開票前に1917.9ドル(9:12)まで上伸後、開票が始まる瞬間に1881.8ドル(10:00)まで下落。その後は開票状況を見守りながら上下高値・安値を抜くことはなく1900ドルを挟んだ動きになっています。ただもし選挙戦が法廷闘争に持ち込まれると政治的空白も生まれ株式市場にリスク回避の動きが広がる懸念も…。混戦の大統領選の状況下で4-5日で米FOMCが開かれています。大統領決定前にFRBが動くことができるのか不透明ではありますが、もしFRBが動けば「金」にとってはインパクトがある可能性もあります。FRBも来月12月まで動けないとなると大統領が決定するまでは上値が重い展開が続くか…?

 

【金標準先物 日足】

バイデン大統領・上院民主党・下院民主党
トランプ大統領・上院民主党・下院民主党
トランプ大統領・上院共和党・下院民主党
バイデン大統領・上院共和党・下院民主党
当初①の「ブルーウェーブ」予想が大方の見方でしたが、実際選挙選の状況は混戦。現在の開票状況では④の可能性が強まっています。このまま大統領選の結果が決まらないと市場はリスク回避の動きが高まるとの見方が一般的。リスク回避は『ドル高』『円高』の動きに繋がるので円建ての金にとっては売り要因になるとみられます。ただ株式市場は織り込み済みなのか、楽観的に捉えられているようで堅調な動きが続いており悲壮感が感じられず。年末商戦を控えているため株式はポジティブに動きたいような印象。ただ金はまだ目先、方向感が掴めない動きが続くのか…?



 

 

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