2016年6月6日月曜日

再び円買いドル売り

おはようございます。
今週からいよいよ梅雨入りしそうです。

土曜日は東京支店ではセミナーでした。多くの方にご参加いただきありがとうございました。

さて、週末の米5月雇用統計はサプライズな内容。大方の予想を覆し大幅な円高に見舞われています。非農業部門雇用者数の増減が3万8000人と市場予想を大きく下回っていましたが、一企業のストライキの影響もあり、失業者扱いの数字となることからびっくりする数字となったわけですが、市場はそれよりも前月、前々月の就業者数の下方修正を嫌ったようです。6月見送りとの意見も台頭してきそうですが、来週の米FOMCまでは利上げ観測がなくなってしまっているわけではありません。

【今週の予定】
6月6日(月) <海外>
イエレンFRB議長講演(フィラデルフィア)
イスラム教・ラマダン入り(~7/6)
6月7日(火) <国内>
4月景気動向指数(14:00)
30年国債入札
<海外>
豪州準備銀行理事会
インド準備銀行金融政策決定会合
独4月鉱工業生産(15:00)
米3年国債入札
米大統領選挙予備選集中日
6月8日(水) <国内>
1-3月期GDP【改定値】(8:50)
4月国際収支(8:50)
5月景気ウォッチャー調査
<海外>
中国5月貿易統計
米10年国債入札
6月9日(木) <国内>
4月機械受注(8:50)
5月マネーストック(8:50)
5月都心オフィス空室率(11:00)
5年国債入札
<海外>
中国5月消費者物価【CPI】(10:30)
中国5月生産者物価(10:30)
米新規失業保険申請件数(21:30)
米30年国債入札
香港、中国市場休場
6月10日(金) <国内>
メジャーSQ
<海外>
米6月ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】(23:00)
米5月財政収支(11日 3:00)
中国市場休場

今週中国は端午節になります。今晩早々に米イエレン議長の発言の機会があり注目されます。






CFTC建玉明細 2016/5/31現在】

ロング
ショート
ネット
総取組高
CMEドル円
46,964
32,127
14,837
156,499
NY
274,589
77,454
197,135
494,321
NY
89,815
28,184
61,631
198,118
NY白金
45,266
13,006
32,260
61,795
NYパラジウム
13,870
9,919
3,951
22,341
NY原油
522,661
175,659
347,002
1,709,540
シカゴコーン
439,640
190,792
248,848
1,411,252
シカゴ大豆
313,477
79,788
233,689
885,635
 

私も含め、多くの方々が今回の米5月雇用統計ではドル円の巻き戻し、もしくは追加利上げ観測の巻き戻しを予想していたように感じますが、5/31時点のこのポジションを見る限り「金」の買いはかなりしぶとい印象が残ります。「ドル円」は値動きに相応していたようですが、5/31時点ドル円110円台から再び円買いドル売りポジションが膨らんできていることが予想されます。
その他、顕著に映るのは「コーン」の買い越し拡大。


【NY金 週足】
 先週の予想は1260~1160ドルとしていました。実際は1200ドルをタッチした程度で下値は限られ週末の雇用統計発表後に反発。中心限月8月限は高値1247.4~1201.5ドル。日柄、時間的には一旦戻りを入れる展開かもしれません。予想レンジは1270~1195ドル。


【東京金 週足】
先週の予想は4370~4120円としていました。実際は高値4326~4211円。4200円割れを想定していましたが、一旦お預けのようです。フロアポジションは買い越し拡大中で、週末晩の動きは買い方にとってはホッと安心できた動き。しかし、米FOMCを経過しない限り、利上げ観測は消えず戻ればまだ売られる流れを予想します。今週の予想レンジは4350~4200円。


【東京白金 週足】
先週の予想は3590~3290円としていましたが、実際は高値3519~安値3338円の動き。年初に底打ちをしているのであれば、国内外ともにこのあたりで押し目としなければいけないところとチャート上では判断します。円高への流れは当然今後も続いていくだろうと予測されますので、問題はドル建て価格に。今週は一旦買い建てを増やす時間帯の考えています。予想レンジは3500~3350円。


【東京ドバイ原油 週足】
 きれいな上昇トレンドの中にあります。先週の予想レンジは34000~31000としていましたが、実際は33400~31440円でした。堅調な流れを予想します。予想レンジは34000~30800円。


【東京ゴム 週足】
先週期先11月限が発会値を下回るところまで下落しましたが、崩れるに至らず。オカメサヤが修正され若干順ザヤを形作ったところから急転直下の下落。積極的に売り込んできているわけでもなさそうですが、チャンスあらば・・・といった様子。売りまわしの考え。


【東京とうもろこし 週足】
作付もほぼ終わり、これからは7月の受粉期に向け作柄報告が注目されることになります。天候も重要です。










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