2015年2月13日金曜日

米国連休前

おはようございます。
日の出の時間もだんだんと早くなってきました。

ドイツ、フランス、ロシア、ウクライナの4者会談では約16時間の時間をかけて停戦合意されました。ただ昨年9月にも一度停戦合意されてから戦闘が再燃しており、実効性が問われます。と同時にIMF(国際通貨基金)は経済力の弱まっているウクライナに対して175億ドルの追加金融支援を決定しました。
また、一方米国ではオバマ大統領が「イスラム国」に対し、地上部隊を派遣する新決議案を議会に提出。
世界的に経済混迷しているなか、各地での紛争が多発してきているように感じます。

昨日、夜間立会い序盤に日銀関係者についての報道からドル円が急落。120円台から118円 台まで急速に下落しました。日銀の緩和期待の後退やウクライナ停戦合意などの材料も重なり、ドル円はドル安円高方向への動きになっています。

NY株式は堅調、昨年末来の高値17972.38ドルで+110.24ドルの動き。18000ドル目の前まで上昇。

【NY金 日足】
ウクライナ停戦合意、株高などから上値が削られ前日とほぼ変わらず。チャート上では100日移動平均線が前日の1216ドルにあり、止まっています。下抜けか、抵抗して反発か、勝負の分かれ目。

【東京金 日足】
 昨晩の急速なドル安円高により週末の安値4700円を下抜け。チャートも悪化しており、遅行線が実線に近づいています。戻りもなく基準線を割り込んでから下げていますので、買い方は成すすべなく買い下がっている様子。本日で値洗いが動きますので取組内容が変化するか?本日のフロアポジションは新規買いが多く、『買い方針』維持。

【東京白金 日足】
 売り方買い方交錯状態。「金」にならい『買い方針』維持。

【東京原油 日足】
証拠金が引き上がったせいか、動きがおとなしくなっています。転換線から乖離もしており調整も想定しながら買い方針です。

【東京とうもろこし 日足】
実際、市場でのプレイヤーが限られているような気がしますが、26000円~27000円で売り買い交錯しています。どちらかに方向感を持てる動きではなく、新規売買は見送っています。海外、為替などの外的要因が占める部分も強く、もう少し推移をみていきたいところです。