2010年10月27日水曜日

米追加金融緩和の行方

おはようございます。

本日は行き過ぎたドル安の反発。
来週11/2,3にFOMCが予定されています。ここで追加の
金融緩和がなされるとの見方が強く週明けからドル安に
ふれて始まりました。
しかし、G20で各国から反発を受けた米国は来週本当に
金融緩和に踏み切るでしょうか?そうなると、さらに
「ドル安への為替操作だ」という非難が出てきそうです。
ドル売りの投機ポジションもかなり膨らんでいる様子です
ので、過度のドル安・商品高への期待は禁物と考えます。

週末、米GDPの速報値が発表されますが、ここで景気の
減速が示されれば金融緩和への見方が強まりますが、
逆に改善の数字が出てくると、金融緩和の必要性が
低くなります。むしろ、その状態での金融緩和はドル安
誘導となり、米国にとっては恰好の非難材料になって
しまいます。

サプライズによるドル高の動きは相当大きくなってしまう
ため週末にかけてはあまり大きなポジションは避ける
ほうが無難です。

本日、とうもろこしは全て手仕舞い、金はそのまま。
白金を少々買いにいっています。

本日も、よろしくお願いします。