2026年9月4日金曜日

金 円急騰1日で4円

 米株式は大幅続伸。NYダウは前日比624.16ドル高の53686.11ドル、ナスダックは前日比366.233ポイント高の26584.060、S&P500は前日比81.11ポイント高の7747.71。昨晩の米市場ではウォラーFRB理事の発言が大きな影響を与えました。今のウォーシュFRB議長は市場への発信は消極的であり、ほかのFRB理事やFOMCメンバーの発言に対する注目度が高いなかで、ウォラー理事が「インフレ圧力が和らいでいることを示すデータが得られれば、FF金利の目標誘導レンジの据え置きを支持する」と表明したことが、市場の利上げ観測を後退させました。特にFOMCの常任メンバーである理事がこうした発言を発すること自体、利上げに傾いたとされたジャクソンホール会議後のFRBの姿勢を覆していると思えます。FEDウォッチでの9/16のFOMCにおいての金利予想は「0.25%利上げ」と「据え置き」はほぼ同確率。
またドル円為替市場では前日の米財務省によるレートチェックの憶測からのドル安の流れが、ウォラー理事の発言でさらにドル売りが進み、一時155.20円台までドル安円高が進みました。

【ドル円 日足】


【米労働関連指標】


【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】
NY金12月限は前日比125.3ドル高の4539.9ドルのセツルメントで2日大幅続伸。ドル安進行でドル建てでの割安感から急速に買い戻されています。ジャクソンホール会議後の1日に4300ドル台まで下落したものの、昨晩には4500ドルを回復。米10年国債利回りは4.7%台後半で高い水準を維持していますが、これは米財務省が公表した米債務残高が40兆ドルを超えていることに対する財政への懸念が尾を引いているとみられます。SPDR金ETF残高は1日の急落後、すぐに買いなおされ1056トンへと増加し、金相場の底堅さがうかがえます。4日本日のOSE金標準先物8月限は前日比58円高の23123円(12:11)の小幅高水準で推移。今晩、米8月雇用統計を控えて様子見ムードが広がっている様子ですが、相場ベクトルは株式同様に上向き方向に行きたがっている動きと考えます。ドル円での160円付近は介入警戒感が意識される水準ですが、現在の投機筋ポジションは介入が実施された7月の水準には程遠く、過度な投機的な動きとは言い難く、今は実際に介入に踏み切る大義名分はないと思われ、ファンダメンタルズとしてドル高円安傾向が強い状況とみられます。
 

 

 

 

 

 

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