FRBは15~16日に開いたFOMCでフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を0.25%ポイント引き上げ、3.75~4.00%とすると決定しました。決定は全会一致。利上げは2023年7月以来、3年2カ月ぶりとなります。 FRBの発表前に上昇していた米主要株価3指数はいずれも下落し、3日続落。NYダウが前日比631.21ドル安の51461.90ドル、ナスダックは前日比3.146ポイント安の25978.424、S&P500は前日比33.92ポイント安の7551.81。米10年国債利回りは5.02%に上昇、ドル円は1ドル156.40円台まで前日から約1円ドル高円安となりました。
サウジアラビアから紅海に至る東西パイプラインへの攻撃が世界の供給に与える影響が危惧され上昇していた原油価格は、サウジアラビアがオマーン経由で原油を追加供給しているとの報道により下落。WTI原油は前日比で3.40ドル安。
【ドル円 日足】
【WTI原油 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】 NY金中心限月12月限はFRBの政策金利引き上げの発表を受けて4273.3ドル(04:10)まで下落。今朝の日本時間開始時点では4300ドル付近を上下していましたが、10:00を過ぎた時点で4350ドルまで買い戻される動きを見せています。ドル円は1ドル156円台を維持しており、円建てのOSE金標準先物8月限は22009円(8:45)で寄り付いてから22241円(10:37)まで反発しています。米利上げについては事前に想定されていて、声明発表後は織り込み済みの反応。17,18日の日銀金融政策決定会合において、日銀も利上げを決定されることが想定されていますが、こちらについても市場はほぼ織り込んでいるとみられます。米国債の信用失墜における金利上昇、また原油価格高止まりによるインフレ圧力に対して、ヘッジとなる資産は『金』。金ETF残高の増加はそれを物語っています。
【SPDR金ETF残高】
【WGC発表 アジア地域ETF残高】
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