2026年3月23日月曜日

金 急場をしのぐ投資マネー

本日23日連休明けの日本市場では、中東情勢緊迫化による原油高への警戒感が高まり、日経平均株価は大幅に続落しました。下げ幅は一時2600円を超える下げとなり、下落率が約5%となる場面もありましたが、前日比1857円04銭安(-3.48%)の51515円49銭で取引 を終えています。米トランプ大統領が日本時間22日08:44に「48時間以内にホルムズ海峡を開放しなければ、エネルギー施設を標的に攻撃を始める」とSNSに投稿。イラン革命防衛隊は米国が発電所への攻撃を実施した場合、ホルムズ海峡を「完全に」封鎖すると警告したことが、市場では投資家のリスク姿勢が強まりました。
市況では直近のインフレへの警戒が強まっています。週末に発表されている米CFTC建玉明細における投機筋の動向をみると、目先のインフレを警戒し債券売りが増加。特に2年債のショートポジションが増加しています。直近の金利上昇に備え短期債の売っていることが確認できます。逆に10年債のショートポジションを減らしています。つまり投機筋は米国債売りのポジションを長期から短期へとシフトしているのです。米国では、FRBがインフレ対策として利上げを余儀なくされるとの観測から、債券相場が3週連続で下落し、米国債利回りは数カ月ぶりの高水準まで上昇しています。インフレ抑制のため、市場では世界的に中銀の利上げ観測が拡大しており、債券が売られ、世界の債券の時価総額は今月2.5兆ドル(約399兆円)以上吹き飛んだ計算となるようです。またドル高が進んでいますが、これも国外へ広がっていた投資マネーが米国内に回帰しているために起きている現象とみられます。

20:10ごろ、トランプ米大統領はイランの発電所やエネルギー関連インフラに対する軍事攻撃を5日間延期するよう国防総省に指示したと伝えられ、原油価格が一時10ドル強急落。

【ドル円 日足】



【WTI原油 日足】


【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】
本日23日のOSE金標準先物2月限は前日比3278円安の22236円と大幅に下落し3営業日続落となりました。10%以上前日比で下落し、2回目のSCB(サーキットブレーカー)を発動発動させることとなりました。原油高への警戒が強まり、投機筋の目先の急場しのぎとみられる短期売買が主導する下げとなっている模様。一般投資家の買いポジションも巻き込まれ売らされてしまう状況に陥っています。

 [CFTC建玉明細 NY金]

しかし、実際NY金の投機筋ロングポジションは多少減少していることが予想されますが、大きな変化はみられません。これまでの傾向からしてもSPDR金ETFの保有残は減少していますが、おそらく逆に中国系投機筋による金ETFは増加していると推測されます。現在、株式市場、債券市場、コモディティ市場は投機筋による急場しのぎの動きに翻弄されています。確かに原油高が長期で維持されればインフレの警戒が強まります。しかし、市場は常に先取りの動きを取りますので、現在のインフレ警戒は本来の長期的なインフレもしくはスタグフレーションに対応するための動きではなく、目先の金利上昇、原油高に備え、ポジションをそちらに向けている短期筋の動きによるものと考えます。そのような投機マネーは元鞘に戻ってくるでしょう。

 

 

 

 

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