17日の米株式は小幅に続伸。NYダウが前日比46.85ドル高の46993.26ドル、ナスダックが前日比105.350ポイント高の22479.527、S&P500は前日比16.71ポイント高の6716.09でした。中東情勢混沌の中ですが、米ハセット国家経済会議(NEC)委員長は石油輸送タンカーがホルムズ海峡を通過し始めたと述べ、市場の緊張が若干和らいだ様子。今晩のFOMCを控え米国債も買い戻され長期金利は低下。
【ドル円 週足】
[NYダウとNY金 2026年~][ナスダックとNY金 2026年~][S&P500とNY金 2026年~]
[SPDR金ETFフロー推移][アジア(主に中国本土)金ETFフロー推移]
【NY金 週足】【OSE金標準先物 週足】OSE金標準先物2月限は、本日、前日比202円安の26629円(11:38)で推移しており反落。レンジ下限での水準で原油高騰でのインフレ懸念、金利上昇が重荷となっていますが、今晩(日本時間19日午前03:00)の米政策金利発表があり、FOMCの結果を見極めようと積極的な商いは控えられているとみられます。昨日もお伝えしたように、今月3月に入り米国・イスラエルのイラン攻撃開始以降、原油が高騰し、金価格は高値から値下がりし、上値が抑制されている動きです。しかし年初スタートからは5000ドルでは約15%の上昇している状況。年初から値下がりしている米国株と比較しても金融商品としてのパフォーマンスは2026年も健在です。3月は世界全体の金ETF市場から資金流出の傾向が見られますが、米国系ETFが流出している一方で、中国系ETFには資金流入し、これまで同様に過去最大のフローを更新しています。
原油高騰局面を2022年2月のロシアウクライナ侵攻時と比較されますが、当時の原油高、サプライチェーンの停止によってインフレ観測が高まり、米FRBは2022年3月にFF金利誘導目標を0.25~0.50%とし、最低金利水準から引き上げました。その後2023年9月までで約1年半かけて5.00~5.50%まで利上げがおこなわれています。当然、「金」は利上げ過程の初段階は値下がりしています。
では、今回のイラン紛争が始まり原油が高騰していますが、米FRBは利上げをおこなうでしょうか?現在の米FF金利目標は3.50~3.75%です。例え、利上げに向かうにしても2022年のように5%近い利上げに向かっていく可能性は低いでしょう。むしろトランプ大統領は関税などで世界経済を混乱させつつ、新たにFRB議長も指名し、これまでFRBに対して利下げを要求する姿勢を、発言をおこなってきています。これに対し、FRBは政権の意向とは独立した姿勢を貫いているため、圧力に屈することなく、金融政策方針を決定しています。FRBは2021年のサプライチェーン停滞によるインフレを「一時的」として、利上げのタイミングが遅れ、2022年6月に米消費者物価指数が前年比9.1%まで高インフレを招いてしまった経緯があり、インフレ懸念が警戒される場面で、簡単に利下げを決定することはしません。労働市場の悪化で「雇用の最大化」が危ぶまれるなどの理由が必要となります。
3月のFOMCでは、2会合連続で政策金利は据え置きとなる見通しです。同時に公表される経済見通し(SEP)では、2026年の成長率(GDP)は下方修正、インフレ(PCE)は原油高によって上方修正、金利見通し(ドットチャート)では、前回同様に年内1回の利下げで据え置きされ、引き締め的な姿勢が継続すると予想されています。「インフレの高止まり」「雇用の下振れリスク」「原油価格の変動」「パウエル議長の会見」が注目点となります。パウエル議長は来月4月FOMCが議長として最後の参加となる予定です。
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