2022年10月27日木曜日

金 BOC利上げ幅を縮小

前日引け後に発表されたグーグルの親会社アルファベットの決算では広告収入が大幅に減少していることが明らかとなり、またマイクロソフトもドル高の影響で海外での収入が目減り。米長期金利が低下するなかでNYダウこそ辛うじて前日比プラスとなりましたが、IT大手の業績悪化は他のハイテク株にも影響しナスダックは大きく下げています。NYダウは前日比2.37ドル安の32839.11ドル、ナスダックは前日比228.123ポイント安の10970.992で4営業日ぶりに反落。S&P500も前日比28.51ポイント安の3830.60。
またカナダ中央銀行は(BOC)は予想に反し利上げ幅を0.50%としサプライズ。しかもBOCのマックレム総裁は「引き締め終了が近づきつつある」「高い金利が成長の重し」「インフレ率低下への有望な兆しがある」と利上げ幅縮小を理由づけています。これにより米国での利上げ幅縮小への観測が強まりました。

【金標準先物 日足】

NY金12月限は前日比11.2ドル高の1669.2ドルでの入電。米長期金利低下によるドル安の動きからNY金は買い戻され2営業日続伸。今朝OSE金標準先物は先限10月限が新甫発会し7808円でスタート。ただドル建て価格は1670ドルに迫る中で日本市場では短期筋のドル買い円売りポジションが持ち高調整され円高ドル安が進み、円建て金価格は軟調で全限月前日比100円安の動き。日銀金融政策決定会合が今日明日おこなわれており日銀の政策発表前でポジションを解消をしていると伝えられています。ドル円は今朝8:00の1ドル146.35円から145.10円(14:45)まで1円以上の円高ドル安で国内円建て価格はドル円の円高ドル安をそのまま反映。しかしドルは対主要通貨でもドル安傾向が強まっており、ドル安によるドル建て価格上昇の可能性は大きいとみられます。

【白金標準先物 日足】

OSE白金標準先限新甫発会の2023年10月限は4292円で発会。手前8月限とは13円の逆ザヤで発会しました。寄付きから金同様に円高ドル安の影響から軟調に推移し全体的には前日比40円高の動き。海外ではNY白金が前日比42.87ドル高と大幅に上昇してきました。以前から指摘している200日移動平均線を昨晩に上抜けし960ドル台に上伸。総取組増加を伴なった上昇は今年2~3月のロシア・ウクライナ危機の時と同様で新規買いが積み上がっているものと推測されます。ドル安を背景に2023年以降の供給不安が意識されての動きと捉えています。


 

 

 

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