ドル上昇が重し。米金利上昇に加え、イタリア政局不安がユーロ売りの要因。今週の欧州景況感が支える要因になり得るかどうか?
CFTC建玉明細では買い越し枚数は10万枚を下回り、投機筋の買いポジションは調整されています。しかし全体の総取組枚数には顕著な変化が見られず、短期売買筋によるドル買い金売りの売買が市場を圧迫していると思われます。まだベクトルは下向きで下値探り。予想レンジは1,295~1,275ドル。
【東京金 日足】
本日、一目均衡表の遅行線は日中終値が4593円となり実線(4616円)を下回りました。一旦の下値探りへの動きと思われます。ドル高円安の進捗が大きければ国内は下げ渋りますが、対ユーロや対新興国通貨でドルが強くなっておりどうしても重い展開。転換線で跳ね返され弱い動きです。予想レンジは4,600~4,560円。
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