2014年2月21日金曜日

「金」 売り買い錯綜

おはようございます。

ソチ五輪女子フィギュアで前日SPで16位と自己最悪の順位となっていた浅田真央選手が昨晩のFSで奮闘しました。FS単独では3位の自己最高得点を叩き出し、結果総合6位入賞しました。前日の失敗を挽回する見事な滑走です。前日の失敗で、昨晩の滑走を見なくなってしまっていた方も多かったと思います。まるで期待していた相場に失望し、見放していたら『やっぱり!』と相場に乗り遅れてしまったような気分ではないでしょうか。

米経済指標は概ね悪化している内容ではありましたが、FOMC議事録による緩和縮小継続、日銀の資金供給倍増などのドル高円安要素が根強く残っており、ドル円は102.30円台まで持ち直しています。NYダウは2日連続の下げから反発。
NY貴金属は引値ベースでは前日比続落とはなっていますが、FOMC議事録の利上げ言及により東京時間に1,307ドルまで下げたNY金4月限は1,320ドルまで反発。
穀物は引き続き地味に続伸しています。

4,300円を割り込み崩れたと見られた「東京金」は夜間立会いで再び反発。下に向きかけたMACDもこの動きでまた上を向いています。しかしながら、昨日も指摘したようにヒストグラムではまだトップアウトされている状態。このトップアウトを覆すには2/18の引値4,349円(あるいは高値4,366円)を越える動きが必要でしょうか。売り方買い方のせめぎ合い中です。4,350円を越えてくれば上げが加速するでしょうが、これを取りきれないようであればやはり調整局面、押し目を形成してきます。

貴金属に限らず、「株式」「ゴム」「石油」も押しに入ったかに見せかけて反発。本日週末は売り買い錯綜の一日となりそうです。
堅調なのは「とうもろこし」です・・・・。


0 件のコメント:

コメントを投稿